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現在も活用すること(MBA/その2)

今回はE-MBA修了者のひとり言、その2です。単位取得を進めていくうえで本当に科目が多岐にわたり、進行スピードも速いので、仕事しながら奮闘中の方も多いと思います

必ず、実践で役立つことがある!

他の経営大学院のカリキュラムや取得制度をほぼ知らないので、以下の内容は、一例としていただくのですが、私の大学院では、当初の学期は【データ分析+統計解析】と【ネゴシエーション】からスタートしましたよ

これらを一気に書くことはできないので、悩みましたが、掲題の通り、実践で数多く役立つことを中心に、すすめます

バトナ と ゾーパ っていう考え方

大学院のいいところの一つに、ヒトの考え方や経緯に触れることがあると思います この考え方は、交渉術の王道モデルとされるもので、ご存知の方も多いと思います が、個々で、私なりの整理をしますと、『なんとなくでも、皆、普段から実践の中で取り入れてきているのでは?』との感覚で当初は受け止めました

交渉は妥協点の模索作業かも

私の見解ですが、〔BATONA〕は自分と相手の各々の設定許容領域のこと〔ZOPA〕はその双方の領域同士の重なりの広さのこと と認識することにしています。交渉の経緯や親密度の変化により恐らくBATONAの上限や下限が微調整されたり、解放されると、結果的にその重なりであるZOPA領域は広くなりますよね・・・・・つまり、普段の行動パターンの可視化です

詳細は、偉い人の検索していただくか、作図を参考にしてくださいね

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サイトからお借りしました。(レポや論文ならネタ元を書きますが、省略)

さて、私のこの考え方の利用方法は、一言で言いますと、『結局ZOPAを推し量りつつ、そこを広げる作業』が、交渉となるのですよね です

私の大学院で、初回から、これをガンガンヤッタのですが、非常に緊張感のあるある種の戦いを実践していきます ここで、興味深いのは、実は!

プレゼンも交渉と一体の作業である!!

この考え方、皆さん、どう感じますか?私は、一般的にいうプレゼンテーションって、シーンにもよるのでしょうが、 いわゆる意見発表 ではなくって、商品を競合より優位にするためのプレゼンであれば、結局は、その目的とは聴衆側の有効選択領域を自社製品向けに拡大させることでもあるわけですよね  その過程において、(正確には、プレゼンまでの期間で)設定されるBATONAの領域を推測し、情報取集して、補正したプレゼンを行うでしょうし、自社の領域の下限も認識しますよね

そのうえで、当日の実践以降は、ZOPAの確認や、競合の動向把握でしょうかね

以上、どうでしょうか?物売りは辛いね!の(その2)になってしまったようですが、これがまた結構楽しい過程なのかもしれないですね(ポジティブな人はこれを醍醐味なんて言うのかも)

修学内容は思考の整理に繋がり、自分なりの受け止め方に変化させ、そのうえで、実践へアジャストしていく と感じている、今回の内容でした。

よろしければ、いろんなご意見や感想をお待ちしています

では