親しい人が自死してしまったひとへ
9月に私の妹が自死しました。
もう3ヶ月も経ちます。
でもまだまだ気持ちの整理がつかず、妹の死が頭から離れることはありません。
今年は新型コロナウイルスの流行で、生活が激変したという方が多いと思います。その中で、自ら死を選ぶ方が増えているというニュースも、頻繁に耳にするようになった気がします。気になってしまうのは、自分が当事者になり、余計にそのことに敏感になっているからかもしれません。
そのニュースを聞くと、ああ、私のような気持ちになっている人が、あのニュースの向こう側にはきっとたくさんいるんだろうな、、と想像します。そのたびにまた妹の死を思い、なんとも言えない気持ちになります。
9月に妹が亡くなったときは、まず自分はどうすればいいのかが全く分かりませんでした。葬儀もとっくに終わっているのに、未だに嘘だと思えて、朝になるたび、昨夜の夢だったらいいのにと思っています。
夜中にふと目覚めて、妹が死んでしまう直前にあった出来事を反芻し、勝手に辛くなり、一人布団の中で泣いてしまいます。
こんな状態でも今日という日まで過ごせているのは、普段どおりに生きている家族がいるから。
私が落ち込んでいても、時間は進む。
「お腹減ったよ」
「遊ぼうよ」
そう言って来てくれる息子の姿を見ると、とにかく今までどおりの、普通の生活をするしかないと思いました。
悲しみにくれながらも、まるで何もなかったように、いつもどおりの生活をしました。
朝起きたら朝食の準備をし、息子を起こし、洗濯機を回す。
保育園の準備をして、行ってきますと声に出してドアを開ける。
丁寧に丁寧に、いつもとなんら変わらない日常を送ることしかできません。今もそうです。
ただ最近、一つだけ変化がありました。
それは文字にして残したい、と感じたこと。だからnoteを書いています。
整理はしきれていないので、書きながらゆっくり言葉を選んでいるような感じ。だけど私にとっては、これが一番いい向き合い方だと思っています。
タイトルに戻りますが、この記事を読んでくれている方の中には、私と同じような立場の人がいるかもしれません。
まだ現実だと思えないし、
何もする気が起きないし、
どうしたらいいのか分からない。
私も同じです。
自死ということで周りに相談するのも、ためらわれるかもしれません。
そうなると自分ひとりで抱えてしまうと思います。
私も同じです。
一体どうしたら気持ちが落ち着くんでしょうかね。
私もまだ答えは見つかりません。
ただ私が伝えたいのは、私もあなたと同じ気持ちです、ということです。
ありきたりな言葉ですが、あなたはひとりじゃありません。
コメントを残してくれても構いません。
どうしたらいいのか分からない、つらいと文字にするだけでも、きっと意味があると私は思います。