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持続可能な地域づくり+愛と共感の教育

 久しぶりの投稿となります。文章表現が微妙な点があるかもしれませんが,ご了承ください。

 私の大学生活が残り5ヶ月を迎えてきた。あっという間の感覚でもあり,私自身,今後の持続可能な地域づくりを目指していく中で必要なものは何かに悩まされていました。毎日,ニュースを見たりなど社会問題を考えたり,学生同士で,Zoomでの交流づくりや当事者交流会,子ども食堂への学生ネットワーク活動を現在展開している。これまでにも個人的に社会福祉施設とのボランティア活動で学生を連れて,福祉現場のリアルを学ぶこと,他様々な福祉施設とつながりづくり,相模原事件によるNHKの取材や社会問題をいかに過去そして今を通して,未来あるものとして切り拓いていくのかを考えてきました。こうした取り組みにこそがソーシャルワークの知識だけでなく,すべての人において考えていく必要があるのではないかと思っています。

 こうした中で,地域を通して交流づくりを通していくことは,様々な人たちとの出会いによって,意識が変化していく可能性があると感じたのが大学3年生からでした。つまりは,人と人とがかかわることで,一人の人間として見ていくことです。ある本では,共感的なものが含まれている要素に述べられており,私はこの意見に賛同し,この考えは社会福祉の本質として重要な意味があるかもしれないと感じていました。そこで,私は自分の過去を振り返ってみました。 私が今ここで生きているのは,3つの事柄が今につながっているかもしれないと。それは,①保育園時代に,児童発達支援に週1で通所していた時に出会った仲間たち,②親が勤務していた精神科病院で出会った患者さんたち,③いじめを経験し,そんな中で私に寄り添ってくれた仲間たち,によって今この自分がいること,そして自分が社会的な存在の立ち位置であったことでした。中学校時代から障害者差別を身近にした私は基本的人権の尊重の在り方や障害者でも一人の人間として見ることが必要なのではないかという疑問もあった。高校時代には,福祉施設でのボランティア活動,地域貢献活動をしていました。ここで知り合いのソーシャルワーカーさんから,糸賀一雄の思想が私の考え方に合っている可能性があるとのことで,糸賀一雄の思想にふれた。ここで最近になって,私たちは人間と社会を見ていく福祉としての在り方を通していくことがようやく見つかったのです。それは糸賀一雄の思想から与えてくれた”愛と共感の教育”でした。愛というもの,そして共感ということ,その育みが必要だということでした。その可能性から今,持続可能な地域づくりを目指していく中で加わったものが,”持続可能な地域づくりにおける愛と共感の教育による実践”だということでした。抽象的かもしれませんが,人と人がかかわり合うもの,博愛や友愛。そこから得て感じ取ること共感していくもの,これが自然に育んでいく。それが地域づくりにもつながっていく可能性を込めて考えました。

 このように,糸賀一雄の思想を受け入れていく愛と共感の教育によるもの,それが私たち社会福祉の本質をつくりあげていくものだと思います。さらには,こうした過程によって,様々な人々とかかわることで一人の人間として受け入れていく,その場が地域でもあり,差別と偏見を軽減していく。それが誰一人取り残さないものであって,誰もが社会の一員となる。それこそが”持続可能な地域づくりにおける愛と共感の教育による実践”でした。社会福祉の思想家の本から学べることはたくさんあります。しかし,それをいかに地域で貢献し,それが形づくられていくのかが今後,問われてくるでしょう。

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