【5G対応】ゲーミングスマホ4選

 2020年初頭から最新の通信規格「5G」に対応したスマホが数多く出てきているが、この記事ではそのスマホの中でもゲーミング性能に特化した4機種を紹介する。

Xiaomi Black Shark 3 Pro(日本未発売)

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 中国に本社があるXiaomi(シャオミ)は、昨年から日本のスマホ市場に参入している。日本ではMi Note 10Redmi Note 9S,Mi Note 10 Lite などがSIMフリーとキャリアにて発売されているが、初めて日本に正式に発売されたのが、Xiaomiが出資するBlack Shark社のBlack Shark 2である。

 Black Shark 3 Proの特徴は、

65W高速充電対応5000mAhバッテリー

直列充電用と並列放電用で、別々のバッテリーを使用するデュアルバッテリーシステムを搭載している。充電時間は12分で50%、38分で満充電の速さを実現する。

7.1インチディスプレイ&270Hzタッチサンプリングレート

 ゲーミングスマホの中でも最大級の7.1インチの有機ELディスプレイを搭載し、解像度が3120 x 1440の2K解像度の高画質を実現。タッチサンプリングレート(一秒間のタッチ感度)が最速クラスの270Hz駆動で、タッチの反応速度も24msで世界最速値を達成している。

LPDDR5メモリ + UFS 3.0ストレージ

LPDDR5 メモリとUFS 3.0ストレージを搭載し、旧規格のLPDDR4Xと比較して50%の高速化になっており、アプリのインストールやロードの時間短縮が可能になる。

 その他に、ゲーム専用の機械式トリガー「Master Triggers」、チップの両側にヒートパイプを設置し、冷却面積100%拡大、冷却効率を50%向上させた液冷システム「Sandwich Liquid Cooling System」、18W充電可能のマグネット式充電ポートを備えている。

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ZTE Nubia Red Magic 5G(日本発売予定

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 中国のZTE社は、日本で主にモバイルWiFiルーターやSIMフリースマホなどを展開しており、最近ではZTE A1, ZTE Axon 10 Pro 5Gが発売された。

 Red Magic 5Gの特徴は、

144Hz駆動リフレッシュレートディスプレイ

 リフレッシュレート(一秒間の更新回数)は、ゲーミングスマホの中で最速クラスの144Hzに達する。

液体冷却ヒートパイプ+ターボ空冷ファン

 液冷+空冷ファンの組み合わせでCPUの温度を18度も低下可能になり、ターボファンは最高16000RPMで駆動し、先代モデルより30%最大風量が増加した。

8K動画撮影可能

 ソニーのカメラセンサー「IMX686」の搭載により、8K解像度(7680x4320)の動画撮影可能。

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残りの2機種はメーカーからは発表されていないが、SoCメーカーのQualcommのプレスリリースにて、Snapdragon 865を搭載するスマホとして近日中に発表されるリストに記載されている。

ASUS ROG Phone 3

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 台湾に本社を置くASUS(エイスース)から発表される予定のゲーミングスマホであり、初代モデルのROG Phone(ZS600KL)から日本で販売されているので、今回も日本で発売されるだろう。

 中国の認証機関TENAAにて、ROG Phone 3と思わしき機種(ASUS_I003DD)が通過しており、ページの中に一部スペックの記載があった。

 Snapdragon 865のカスタムバージョンを搭載し、クロックアップによって最大約3GHzで動作する。最大16GBのRAMと512GBのストレージを搭載する。

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Legion Gaming Phone

 香港に本社を置く、Lenovo(レノボ)のゲーミングブランドLegionから初のスマートフォンLegion Gaming Phoneが発表予定だ。

 現在公表されているスペックは特に無いが、Lenovoの公式WeiboにてUFS3.1のストレージが搭載されることが公表されている。

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