今も、もの書きしている
「今も、もの書きしてるん?」上司が声をかけてきた。
「はい、してますよ〜。最近はカメラもやってます。」
もの書きをしているのに、カメラもしていることに上司は驚いていた。
「いや〜カメラをやっていると文章に奥行きが出るとお聞きしたので……」理由はそんなものだ。
ライティングのおかげか知らないが、
不思議と人に何かを話すときに、自分のペースに話を持っていけるようになったのは確かだ。書いたら書いた分だけ、説明する力も上がるのだと思う。
勝手な想像だけど、これが頭を使うことの本質なんではないかな。
今の職場は、ぶっちゃけていうと文章が書けなくたって、仕事に関係はない。それでも、文章とは写真などのクリエイティブなことを趣味にしているのは、会社でも珍しがられる。中途採用の同期のSEの人がいて、雑談をしたときだった。
「今の製造現場の仕事が単純作業に近いから、週末にクリエイティブなことをしてバランスをとるみたいな……」
腑に落ちることを言っていた。
まったく違うことをしているからこそ、脳にいい影響を与えれているのかもしれない。年末のときほどではないが、書けないという気持ちが減った。「書けないから写真を撮るか……」と気分転換のように写真を撮る。すると、ネタが降りてくる。
何かずっと集中することが苦手なだけなのか、脳がストレスを感じて、他のことをやってくれというメッセージだったのかもしれない。
そんなときだ。ふと、天狼院メディアグランプリをみてみると、スタッフの記事がどんどん上がっているではないか。
川代さん
永井さん
山中さん
この週に至っては、ベスト5は天狼院スタッフで占められている。
こちらより↓
「やっぱり、天狼院スタッフってスゴいな〜」と思ったけど、もう一つ抱いた感情があった。「スタッフたちと一度ライティングで勝負してみたい……」と、思ってしまった。タイミング的に合わなかったとはいえ、歯痒い気持ちになった。
多分、自分が浜松に行ってまで、ライティングの講座を受ける理由は、
いつもお世話になっているからこそ、戦ってみたいという気持ちからだ。
好戦的なのか、はたまた喧嘩(殴る蹴るとかではない)売りに行くのが好きなのかわからないのだけれど、受講生の中で、スタッフに勝ちたいという人も実はいるんではないかと思っている。
クリエイティブに勝ち負けは関係はないのだけれど、
一度、熱中すると止まらなくなるのが自分だ。
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