日記 2024年9月4日

日がな水煙草を吸ってぼんやりすごしている。思考もまるで煙のようにはかなく霞んでいる。淀んだ思考が澱のようになって――部屋の空気を入れ替えると夏特有の世界を蒸したような暑さが這入ってくるのでうんざりした。

久しぶりに文章を書くと、流体のようにするすると文章が出てくる。最近よくしゃべっているのがひとつ、潔く削ることが出来るようになったのがひとつ。あとは詩作が効いた。

小説を書こう書こうと思っているが、そろそろ基礎のアイデアは纏まったので文章にする頃合いだと思う。かなりストイックな近未来SFということになるのだろうな。転職活動なんてやっていられるか。創作しかしたくない。本当に創作しかしたくないのだ。なぜそれがかなわないのか謎で仕方ない。小説を書くのは腰が重いから、まずは文章を書いてリズムを整えようとしている。いや、すでに文章自体は書き始めてはいるのだけど、思想が変わったので大幅に書き換える必要がありそうだ。

九月に入ってから起きた目覚ましい出来事としては、誕生日があった。歳を一つ重ねてしまった。このごろは自分の会社を離脱したり、就職したり退職したり、また就職したりとせわしない。今は転職活動中の身だが、あまりにもやる気が起きないので、このまま時の中で溺れるように死んでしまいたいと思っている。

Twitter歴十二年、あり得なすぎる。

みなさんはいかがおすごしでしょうか。

夏も終わりですね。

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