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戯曲『牛乳とハチミツ、ゆれて三日月を喰みる』

TPAMフリンジ2018参加
第6回せんだい短編戯曲賞 最終選考作品

日程:2018年2月16日-18日
会場:貞昌院

フライヤーより
山に、ファスナーがついている。とした場合。私とかはね、それをゆっくり、ジーっと、おろす。中から綺麗なものがたくさん出てきてしまって、ふつうに輝いてしまっている。

現在か、少し未来の話です。日本の家族と、日本の家具について考えます。家具も人も、そこにある(あるいは居る)だけで良いと思っています。あるものが「存在」することで、気配が立ち上がります。周囲と溶け合い、もしくは反発をしながら空間は作られます。家の中において存在するもののうち、生物が家族で、無生物が家具、という考えをすることが出来ます。燃やすと、家具も家族も、有機物であることが分かりやすくなります。

あらすじ
突然、父親は一週間前にやってきました。
家族は現在4人。父親と母親と娘。それと、母親の母。つまり娘のおばあちゃん。
この4人は駅前でカフェを経営しています。
おばあちゃんは具合が悪くて、ここ数日は母の妹夫婦が来ています。
ある日、お客さんがやって来て、自分も父親だと言いました。
家族は戸惑います。一週間前に来た父親はすでに家族の中で父親になっています。
お客さんとして来た父親と、一週間前に来た父親は話し合い、二人でどこかへ向かっていきました。

​出演​
小見朋生  宮ヶ原萌  天野莉世
河﨑正太郎  河尻みづき  新藤みなみ
徳永伸光  中村康太郎  三河美優

​スタッフ
脚本・演出・宣伝美術/三橋亮太
照明/黒岩玲音
音響/松崎瑠美
字幕/小市知宏 髙山拓海
翻訳/牛島青 藤江露沙
舞台監督/中塚ゆい
舞台美術/折田彰平
演出助手/小市知宏 髙山拓海
制作/大川あやの 長谷部利器


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