積み立てNISA、半年の運用実績とわかったこと。貯金ができない人へ。

僕は現状、僕にとって一番の貯金方法が積み立てNISAだと思っています。

それは、投資口座にお金を毎月一定額預けないといけないという行為が定期的に貯金をする行為に似てるなあと思えるからです。


ここでは、積み立てNISAって儲かるの?お金ないけど投資なんてできるの?というような、積み立てNISAについてよくわからないけど懐疑的だという人に向けて、運用実績とその結果わかったことを書いていきます。


積み立てNISAについての詳しい内容は他の方にお譲りして、ある程度積み立てNISAについて知っているけど、よくわからないという人は、これを読むと少し頭の雲が晴れるかもしれません。貯金がしたいという人は、ちょっと立ち止まって、この記事を読んでみてほしいです。


まず、貯金と投資は違うとおっしゃられるかもしれません。ですが上述した通り、お金を半強制的に投資口座に入れるということが、貯金そのものではないかと思えて仕方がないのです。

もちろん、投資ですからリスクがあります。投資におけるリスクとは、失う可能性だけでなく、増えることもリスクと呼びます。要は上下の値動きの幅の大小をリスクと呼んでいるわけです。


そして、積み立てNISAには元本保証がありません。つまり、元本割れしても保証はしてくれません。暴落したらせっかく積み立てた資産がマイナスになる可能性があるのです。

ですが僕は、それでもお金がない、という人に向けて積み立てNISAを、最強の貯金方法としてお勧めしたいです。


その前に、いい加減運用実績について発表しましょう。


銘柄は「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」一本です。

昨年12月中旬ごろにはじめた積み立て額は現在、9.67%の含み益を含めて114060円となっています。実に1万円の利益が出ています。

普通のインデックス投資ならこの1万円を利確した時に、20.315%の税金がかかるわけですが、積み立てNISAなら買った時点から20年間は税金がかかりません。

僕の場合、週に4000円ずつ買っているので、この4000円は20年後まで、利確したとしても課税されません。その1週間後に4000円、さらにその1週間後に4000円・・・といった具合に買って、その都度20年間の税制優遇を受けているわけです。1週間ずつ、20年後まで非課税の投資枠が出来ます。これを20年間続けることができる、というのが積み立てNISAの強みです。

つまりは20年後に買い付けたものも20年後まで非課税ですので、総合して40年後までの勝負となります。


また、積み立てNISAはイデコと違って途中で降ろせる(積み立ての税制優遇枠年間40万円は降ろした額については増えないので要注意)ので、生活に困ったときには引き出すことができます。


ここまで書いてきて、ピンときた方もいらっしゃるかもしれません。

要するに、積み立てNISAと貯金は相性がいいのです。そのメリットは以下の通り。

毎日・毎週・毎月単位で、決まった額を好きに投資できる(年間40万円以下の範囲で)

投資口座にお金を突っ込めば、半強制的に貯金をしているのと同じことになる(定期的に一定額、設定した金額がインデックスファンドに投資される)

貯金ならほぼ増えないところ、景気や株価・指数の変動によって増える可能性がある(もちろん減る可能性もある)


僕はこの、投資口座にお金を突っ込めば半強制的に投資される、というところが強いと思っていて。

貯金って、鉄の意思がないとできないわけです。

数多ある誘惑や出費をかいくぐって貯金までたどり着いたとしても、車検や引っ越しといったイベントで、貯金をすり減らすこともしばしば。


そこで、日常使う口座とは別に投資口座(積み立てNISAを始めるにあたって証券口座に投資専用の口座を開く必要がある)を開いて、一切タッチしないようにすれば、そこに純度100%の貯金空間が広がる、というわけです。


もちろん生活に困ったら引き出せばいいです。積み立てNISAの性質上(年間40万円の税制優遇枠は復活しない点)、よっぽどの緊急を要する場面でなければやらないほうがいいのですが・・・。


以上、詳しい説明などはすっ飛ばしたのでわからない部分は検索しながら読んでほしいのですが、積み立てNISAと貯金が相性がいい理由がお判りいただけたでしょうか。


僕はこの方法で10万4千円を積み立てて、なおかつ1万の含み益を得ることができました。あくまで含み益ですので明日アメリカ経済が吹っ飛んだら一気にマイナスってことも考えられますが、そうなったら文明自体崩壊してお金そのものが使えなくなるだろうと割り切っているので、あんまり心配はしてないです。イモ植えて焚火を焚いて暮らす生活に逆戻りするまでです。米を買うには物々交換です。

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