1から手作りチョコ作ったよ
こんにちは、みのみのです
2/14は聖ウァレンティウスが処刑された日ですね
黙祷！
まぁ私はクリスチャンじゃないので関係ないんですけどね
じゃあなんで触れたんだろうね
チョコが食べたいんだ私は
だってこんなにチョコ選び放題なイベント無いじゃん
甘いやつ、かわいいやつ、義理のやつ、なんか似た色した皮の財布……
とにかくこの時期はいろいろあるわけです
チョコからチョコじゃないものまで
しかし、バレンタインに便乗して私は自分だけチョコを買って満足するのは少しおかしい身分にあるわけです
fumaさんとは恋人関係なのだから
日本では一般的に女が男にチョコを渡すイベント
それがバレンタインなのです
そしてそのおこぼれをおねだりする日でもあります
しかしプレゼントするにあたり私は考えました
普通のチョコをfumaさんにプレゼントするのは普通過ぎる
しかし、高級チョコレートを初年度に上げると来年度以降のハードルがどんどん上がってしまう
じゃあ手作りチョコ？
否、元スイーツ部のfumaさんが作った方が美味しいに決まってる
愛情はかけられるけどクオリティで勝てる気がしない
相手が強過ぎる
etc………
となると、普通じゃないチョコが作りたくなるわけです
渡されてびっくりするようなやつを
でも普通じゃないやつってなんだろう
変な市販品って中々ないよね
じゃあ手作り？
となるとチョコを溶かして……
…………
チョコの原材料って……
楽天カードﾏｱｱｱｱｱﾝ!!!!!!
いきなりですが！
今カードを申し込むとその勢いでカカオ豆を買う気力をプレゼント！
いいんでしょうか！
さらに一緒にチョコを作る相手の気力も一部プレゼント！
いいんでしょうか！
いいんです！！！
てなわけで、たまたまクレカを契約したばかりの私はその勢いでカカオ豆を買う事が出来ました
こんなにネットショッピングの勢いついてる時って中々ないぜうへへ
fumaさんも流石にカカオからはチョコ作った事無いと思うんです
多分
多分
あっ
待ってすり鉢ってえっ
みの家、カカオをチョコにする必要な設備がありませんでした
一人暮らしの家にすり鉢がある方がおかしいと思いませんか…?
つらい……
てなわけで
兄弟たくさん両親完備のfumaさん実家にきました
(みの実家も兄弟たくさん両親完備だけどね)
手土産のさつまいもが焼き芋にされています
いい匂いするぜ…( ˘ω˘ )
さて、fumaさんのお母さんがすり鉢等諸々の設備を用意してくれたので
カカオ豆を美味しくする会、始動！
まずは:豆を洗う
カカオ豆は発酵させてから外で乾かし、海を越えてくるため色んなものを纏っているわけです
それを落とす作業らしい
米研ぎの要領で表面を洗っていきます
多分精米技術が未発達な時代の米研ぎに近い感覚な気がする
それにしてもカカオ豆、めちゃくちゃいい匂いがします
ワインみたいな…🍷
でもカカオはカカオだな…🍫
いい匂いだ…
次に:焙煎する
ゴムベラで焙煎してたらゴムベラが溶けました
みんなは木べらを使ってね
深く考えないマンとのお約束だよ
焙煎していると、深く考えないマンレジェンドのfumaさんがちょっと考え始めました
F「これ、コーヒー豆と流れ一緒？」
その約10分後、別室でくつろいでいたfumaさんのお母さんも同じ事を言い始めました(fumaさんの声は届いていない)
F母「いい匂い、チョコのコーヒー淹れてるみたい」
しかし、チョコを作る分のカカオ豆しかないのでカカオ豆でコーヒーは入れられません
でも気になるよね、味
……
味見って大事ですからね！！！！！
大事なことなら！！！！
しなければいけませんね！！！！！
味見！！！！！
うめぇ、チョコだこれ！！！！！
焙煎したカカオ豆は、カカオ100%のチョコでした
食感は炒った豆って感じだけどそれ以外はほぼチョコ
こんなの…
砕いたらもっとチョコになりますよね……
砕くぞー！
しかし、ここからが地獄の始まりだった
やり方を完全に間違えていたのだ
豆が粉々になるように
ゴマをすりゴマにするように
それではダメだったのだ
我々はカカオに優しくしすぎた
収穫後ののカカオに優しさを向けてはいけないのだ
fumaさんが左利きで私が右利き
棒の向きで誰が作業してたかわかりやすいね
もっと押し潰すように
底にこびりつかせるように
そんな感じでやるべきだった
F母「fumaは昔から喋らなくてねぇ」
F母「でも飽きてるのはわかりやすいよね」
み「明らかに顔が疲れてますよね」
芋が焼けてしまった
美味しい
そして6時間後
やっと粉末状になりました
これを湯煎して溶かします
しかし深く考えないマン、またやらかしました
ボウルで湯煎するのは
既にチョコのチョコだけなんすよ
これはまだ粉々のカカオなんです
それはそれとして見てください
お湯で温めたら縁の方の粉末が色変わってるんです
すぐに油分が溶けてるんです
これはすぐに溶けてくれそう！
と期待したのも束の間
全然溶けません
溶け損ねみたいな粒がたくさんありますが、食べてみるとザラザラ食感のカカオです
チョコではないです
そしてこの状態で数時間混ぜて気付きました
こうだ
レシピには
・すり鉢のまま
・ドライヤーを当てつつ
・湯煎
と書いていました
鍋を常に加熱し続ける事で常に熱湯で湯煎が出来るぞ！
いやーすごいね
全てが模範的になってからはもう早かったよ
というわけでもなく
ここからもめっちゃ時間かかりました
聞いてくださいよ
作り始めたの午前10時なんですよ
今、午後8時なう
10時間かかってますよ
どうして…
ご飯いっぱい食べてたからかな……
しかし、手を動かしていればいずれ終わりが来ます
砂糖を入れつつ、溶かしつつ型に入れました！
しかし、まだまだ液体感は薄く手でこねたらギリ成形できそうなレベル
しかし、成形後の美しさと今この状態の写真映えのために液体っぽくしました
やり方は簡単、型をトントンするだけです
地震の液状化現象と一緒
揺らすと固形物が下にいって液体がその分上に浮くのです
そして数時間後
…ではなく数十分後
北海道は寒いからすぐ固まっちゃう
玄関が極寒の地だもん
チョコ、完成〜！！！！！
長かったぜ！
もう…夜遅くなっちゃったから朝食べるぜ！
zzz…
zzz……
ちなみに使ったすり鉢は…
洗う前に牛乳を注いで湯煎すると…
めちゃくちゃ美味しいホットチョコレートできるよ…
想像の100倍…美味しいよ……
zzz…
翌朝
fumaさんが嬉々としてコーヒーを淹れていました
f「このチョコさ」
f「めっちゃコーヒーに合うと思うんだ」
f「チョコめっちゃ美味いし」
f「ザクザクしてるの、なんかいい」
喜んでもらえたようです
やったね！！！！！
ただの手作りチョコよりも手間とオリジナリティを加えやすい、そんなカカオから作るチョコ
皆さんもいかがでしょうか
私は…来年石臼買おうかな…( ˘ω˘ )
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