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話は短くすっきりと

「声の道案内人」ボイスナビゲーターの橘さゆりです。

このブログでは「声・ことば・話し方」について綴っています。

「話しは短くすっきりと」

力説のあまり、つい話が長くなる方がいらっしゃいます。

思いがたくさんあり、あれも、これもと多く伝えたくなると思いますが、実は、話が長いと、ポイントがつかみにくくなります。

[伝わる]ことが目的なら、話しは短くすっきりした方がより伝わります。


では、短くすっきりと話すポイントをお伝えします。

・重要なことから話す
簡潔に重要なことから話します。必要のない話しは思い切って削ることも肝心です。話をスリム化するよう意識してください。

「A社の会議に出ようとゆとりを持って会社を出たのですが、途中で資料が足りないことに気づいてコンビニに寄ったら、あいにくコピー機を使っている人がいて、その人の終わるのを待っていたら遅くなり、結果会議に遅れてしまいました。」

「A社の会議に遅れてしまいました。向かう途中、資料が足りないことに気づいて、コンビニに寄って資料を追加したのが原因です」


・5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)を確認する
大切なことが抜けていないか。省略はしていないか。
5W1Hを確認しながらわかりやすく具体的に話を進めます。

「今日午前10時(いつ)にA会議室(どこで)で各部署の担当者(誰)による報告会(何)がおこなわれました。会議の結果、営業1課の売上が伸びていることがわかった(なぜ)ので、各部署で検証しその方法を取り入れてみる(どのように)ことが決まりました」


・文章は短く
主語述語はなるべく近づけて話します。
一つの文章にいくつも主語と述語を盛り込まず、また、修飾語句をいくつもつなげたりすることも話が長くなります。(太字:美しい 大きな 赤い 花が咲いた )
「~で、~で、~ですが、~ですが、~して」など、接続助詞で文をつづけないようにしましょう。


「今年の春、学生の頃から調理師免許の取得をしたいと思っていましたが、なかなか実現できなかったのですが、念願が叶って調理師学校に通うことになりました。」

「今年の春、調理師学校に通うことになりました。学生の頃から調理師免許の取得をしたいと思っていましたが、なかなか実現できなかったのです。やっと念願が叶いました。」


はじめは「短く話すこと」に違和感を感じることもあると思いますが、録音して聞いてみると、案外すっきりして聞きやすいです。


「すっきり」を意識することで、業務効率が上がったり、成約率が30%から70~80%アップした事例もあります。


フルボイスでは「人前で話す話し方トレーニング」を行っています。個人のトレーニング、社内研修などご要望がありましたら、お気軽にWebサイトからご相談ください。


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