自分だけが正しい世界は存在しない
他人の批判ばかりする人がいる。
「普通はこんなことしない」
「私ならこんなふうには考えない」
と言って相手を攻撃する。
親しい人たちの間で共感しながら話すのは良いとして
誰と一緒にいてもどんな時でも批判から入る人は
人生をとても損しているなぁと感じる。
どんなに素敵に思える言葉でも
善意に受け止める人と
悪意に受け止める人がいる。
その時の状況や健康状態などでも
受け止め方は変化していく。
自分は人の悪口も言わないし
誰も傷つけていない。
という人がいたとしても
そんな人であったとしても誰かを傷つけているのが
世の中の仕組みだったりする。
いい人だから傷つけないのではなく
全ては受け止める側の感想で決まっていくのだ。
批判からは何も生まれない。
そしてある人からこんなことを聞いた。
「自分の声で発する言葉は自分の耳を通して
骨を伝わり脳に1番強い形で響くので
それが他人に向けられた悪い言葉だったとしても
自分に向けられた言葉だと脳が勘違いして
自分自身がその言葉を浴びた分
醜くなっていく」
というもの。
恐ろしい・・・
でもなんかわかる。
簡単に人を否定してはいけない。
いろいろな事情があって
その結果に至るまでに
仕方のない部分もあったかもしれないのだ。
他人を批判する暇があったら
誰かにありがとうと感謝したい。
自分が正しいという思い込みは捨てた方がいい。
自分も間違っているかもしれない。
そう思う事が人間関係をほんの少し緩やかにしていくように思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?