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フルコンタクト空手を始めて1年のふりかえり

2022年10月に入門しましたので、今月でフルコン歴はちょうど1年となりますので、ちょっと振り返ってみます。


実績

黄帯になりました

9月の審査で白帯から黄帯に昇級しました(黄帯が中級レベルを意味する流派も多いようですが、自分が所属している白蓮会館は、白→黄→青→緑→茶→黒)。

審査項目は突きや蹴りの基本技と、型、受け身が少々。創始者である杉原宗氏に指導いただきながらの審査で、結果は自分も含め受験者4名全員合格でした。

翌週の稽古でみんなの前で黄帯を授与されたのが、なんだか少し誇らしかったですw

大会に参加しました

結果は一回戦敗退でしたが、試合で勝つという具体的な目標と、それに対する現在地点がなんとなくわかったので、それまで以上に空手が楽しくなりました。

継続的に稽古に参加できました

稽古はほぼ毎週1-2回参加できました。1度も行かなかった週はおそらく2回か3回。理由はケガあるいは家庭の事情でした。1年間でおそらく70-80回は参加できたと思います。

技術

基本技

稽古に継続的に参加して、空手の技術に関する本やYouTubeなども結構見ている方だと思いますので、理論的なところはそれなりに理解しつつあるつもりです。

しかしながら、いざ実践するとなると、意識しなければならないことが多く、一つ意識するとほかが疎かになる、という感じで、自分なりにでもさまざまな「コツ」を統合して一つの技を出せるようになるまでは、まだまだ鍛錬が必要と感じます。

そもそも、体(特に股関節?)が硬くて、上段蹴りがまともに蹴れません。家でも地道にストレッチは続けていますが、道のりはまだまだ遠いです。

なお、(得意かどうかはさておき)最近好きな技は、
・やや遠間から飛び込んでの中段突き(たぶん剣道やってた名残りw)
・相手の打ち終わりを狙ってのカウンター気味の下段突き
・正中線を外しての胸パンで崩してローキック
・上段廻し蹴りを振っておいてからの上段フェイント中段廻し蹴り
あたりです。

コンビネーション

基本技が上記のような体たらくですので、いわんやコンビネーションは、という感じです。

なんとなく、これは試合でも使えるかな、と思えるコンビネーションは上でも書いた「正中線を外しての胸パンで崩してローキック」くらいですかね、、、

とはいえ、試合で使えるコンビネーションをまずは一つ身につけることが大切だと思うので、色々手を出さずに、いったんこれだけでも十分な気はします。

組手

最初のころは、とにかく適当に技を出すばかりで、今からするとひどい有様でした。間合いを考えずに前蹴りを出した結果、強目に金的してしまったこともありいまだに思い出しては申し訳ない気持ちになっています。

最近は、組手慣れしてきたり、技術的な知識が溜まってきたこともあってか、「自分なりに考えて動く」ということがようやく少しずつできるようになってきた気がします。

一方、まだまだ全然できてないなと思うのは、「相手を見る」ということです。相手の動きをみてそれに対処する、自分の行動に対する相手の反応をみて、それを次の行動に活かす、ということがなぜだか全くできません。この点は次の課題です。

ケガ

「打撲って、ケガなんだっけ?」で有名なフルコンタクト空手ですが、実際のところどんなものなのかの一例として、この1年をケガの観点から振り返ってみます。

結論としては、病院不可避のような大きなケガはありませんでしたが、
・治りが悪く病院に行こうと思ったけど結局行かなかったダメージが1回
・一応病院に行ったダメージが1回
でした。

前者は、組手中にボディを効かされてグロッキーに → その後2, 3人連続で棒立ちのところにいい胸パンをもらってしまい、なんだか胸骨のあたりが痛い。
くしゃみをしたりすると思わず声が出るくらい痛い、という状態が1週間くらい、その後も1週間ほど、患部を押すと結構痛い、という状態でした。
結局病院には行きませんでしたが、稽古に復帰後も1週間ほど念のため胸サポーターをつけておくなど、自分の中ではいわゆる「ケガ」といってよいレベルでした。

もう1件の方は、前蹴り自爆で足の親指を突き指、という空手あるあるです。
これは痛みの程度は小さいのですが、1ヶ月ほど経っても痛みが抜けないので形成外科に行きました。
レントゲンを撮ってもらいましたが骨には異常なし、ということでその後特に措置はしていませんが、実は2ヶ月程度経った今でも痛みが完全には抜けていません。

以上2件が、自分の中で「ケガ」としてカウントしているものです。
それ以外の、ローキック効かされて1-2日足を引きずるなどの打撲系のダメージはほぼ毎週ですが、これらはノーカウントです。

とはいえ、最近は足を引きずるレベルで効かされることは、心持ち減ってきたような気もします。打たれ強さのステータスが上がってきたかもしれません。

家庭

奥さん

最初の頃は若干冷ややかな空気を醸していた気がするうちの奥さんですが、試合を見にきてくれたのをきっかけにやけに態度が軟化したように感じます。自分が真剣に取り組んでいるのが伝わったんでしょうか。

とはいえ、奥さんの負担(主に育児)の元に稽古に行かせてもらっていることを忘れると、いつかよくないことが起きる気がしますので、稽古にいく日はできるだけ在宅勤務にして夕飯担当を買って出る、という方針で対応しています。

その甲斐あってか、引き続き、気持ちよく最大週2回の稽古に送り出してくれています。

こども(4歳)

元々、空手はこどもの習い事として検討していて、一緒にやろうと思って始めたという面もあります。当時はこどもが3歳で、うちの道場は4歳から入門可なので、先行して自分が入門したという形です。

奥さんと一緒に試合も見にきてくれたので、パパがやってるのがなんなのかはおそらく理解してはいますが、4歳になった今も全く興味を示しません。戦隊モノが好きな子なんかは、格闘技を好むという話がありますが、うちの子の興味の方向性は「いきもの」や「ブロック」なので、空手はあんまり相性がよくなさそうです(まあ自分もそうだったので、納得感はあります)。

ただ、最近は Skibidi Toilet にはまっており「戦いごっこ」をよく自分に挑んでくるので、よい兆候な気はします。

道場の壮年部の方はこどもと一緒にやられている方が多く、正直羨ましいですw

総括

始めた頃には想像できなかったほどフルコンタクト空手にはまっています。

最近は会社の飲み会と稽古が被った場合には、原則として稽古を優先することにしていますw

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