キーキャプの型取りから自作キャップまで

 普段使いで使用しているHHKBが東プレ軸なので、自作キーキャップの型がなく作れないでいた。なので、今回は東プレ軸の型作りから始めて、HHKBにハマるであろうキーキャップを作製していこうと思う。

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 と言うわけで購入してきたのがこちら。お湯で柔らかくなる粘土である。これで東プレ軸の型を取ろうと思う。

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 沸騰させたお湯に粘土を沈め、数分茹でる。茹でると柔らかくなるので、そこにHHKBのキーキャップを詰めていき冷やして硬化させる。私は待ちきれないので室温ではなく冷凍庫に入れて冷やした。

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 こちらが硬化後の粘土になる。ここでもんだが発生した。硬すぎてキャップが取れなくなっていたのだ。薄々取りにくいかなとは思っていたのだが、硬化具合を舐めていた。

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 無理やり鉤爪型のキャップ抜きで抜いたため、キーキャップ側面に傷がついてしまい、大変凹んだ。

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 これからは無理に引き抜くことはやめておこう…。やすりで削ったのだが、側面印字が荒れるくらいで、効果的なカモフラージュにはならなかった。

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 個別で見ると傷が隠れた雰囲気はあるが、キーボードにはめると周りのキーとの違いが明確になっている。傷を補完するのは諦めることにした。

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 レジンを流してみたところ、割れ目から漏れ出した。

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 漏れているままUVライトを当てて無理やり固めることにした。失敗の予感が高まったが、案の定軸部分が折れて使い物にならなくなった。型が取り出しにくいのだと思い、軸は綺麗に流せるように少し改良を施す。

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 軸ははっきりとレジンで型取り出来たのだが、側面のレジン部が薄すぎて破れてしまった。東プレ軸はCherry MX軸に比べて側面領域が薄いのだと感じる。プラスチックであれば問題はないのだが、レジンだとそうもいかない。

 結局今回は二つともうまくいかず失敗作となってしまった(おまけにキャップまで傷ついた)。側面レジンが薄いのが目下のところ問題なので、どうにかして側面を分厚くする必要がある。失敗が続くと気持ちは上がらないが、まぁ気軽に作っていこう。

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