ランダム小噺「PDCAサイクル」
ランダム小噺の第一回目だ。
何事も第一回目が重要で、今後を決定すると言われている。少年漫画も第一回目の連載がその後の人気に直結すると言われているし。
というわけで、記念すべき1回目を引いてみた。
引き直したい…。
PDCAサイクル、TwitterやFacebookでマナー講師っぽいビジネスマンの人が新卒へのアドバイスとして呟いたり、逆に新卒の意識高い子が自分に言い聞かせる形で「PDCAサイクルしっかり回すぞ!」って言ってるイメージ、いや知らんけど。
そもそもPDCAが何の略だったのか完璧に覚えてないんだよね、というわけで調べてみた。
Plan(計画), Do(実行), Check(評価), Act(改善)のことらしい、へぇー。
Act が”改善”の意味ということが妙にピンと来ない。”実行”の匂いがするぞ、お前。
この考えが提唱されたのは第二次世界大戦後の日本で、日本独自の品質管理システムだとか。今ではやや古臭い考え方に思われているが、考え方自体は非常に真面目で好感が持てる。
中国のアリババ製品なんて見てるとCheck (品質評価)の部分は消費者に委ねられているのかすら思うもの。その分彼らは改善のAct が日本よりも早いような気がする。
私自身仕事や勉強でPDCAサイクルを回したことはないのだが、何となく受験勉強で先生が言っていることに似ているなぁと思った。
数学の問題を解く時は闇雲に計算するのではなく、まず落ち着いて問題の意図を見抜く(Plan)
意図を掴んできたら計算して答えを求める(Do)
計算した答えが合っているのか再度チェック(Check)
採点されて返ってきた答案を見て復習(Act)
もっとも、私は数学が大の苦手だったのでそもそも一番目のPlanを実行することが出来なかった。Plan が立たないので計算に移れない、チェックもできない、返ってきた答案は点数が酷くて復習する気も起きない。
こうして書くと酷いな、サイクルを回すことを完全に放棄していた。
ただ、こういうのは向き不向きありますよ、私の場合Do は何よりも早いからずっとDo だけやっていたい。サイクルの他の部分は他の人が回しといて欲しいな。
ちなみに最近はPDCAサイクルネタが多くネットで散見されるようになった。
【爆笑】みんなの「PDCAサイクル」ネタが面白すぎる|こぐま速報
こういう大喜利が面白く出てきたら良いよね、私も何か思いつきたい。
発表スライドを作る私のPDCAサイクル
Pray (発表がうまく行くように祈る)
Depressed (スライドを作っている最中に気持ちが落ち込む)
Cheer (落ち込む自分を励まして鼓舞する)
Act (なりふり構わず発表)
…あんま上手くないや。単に躁鬱の激しい人のPDCAサイクルになってしまった。
最後に現代のマニ車こと、PDCAサイクルを簡単に回せるサイトを紹介して終わろう。
「一生回してろ」
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