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サトシ、ピカチュウ。26年間ありがとう!

「ポケモン!ゲットだぜ!」

少年の元気な声を合図に、今週もポケモン世界へと旅立つ。


◆サトシ&ピカチュウとの出会い

1997年4月1日。
アニメ「ポケットモンスター」の放送が始まりました。
主人公は、ポケモンマスターを目指す10歳の少年、サトシ。
そして、相棒のねずみポケモン・ピカチュウ。

26年前、私はこのアニメをきっかけにポケモン世界へと足を踏み入れました。
テレビの中に広がっていたのは、ポケモンと人が共存し、互いに助け合い、のびのびと生きる世界。
毎週、個性豊かなポケモン達に出会えるのが1番のワクワクでした。

↑私(当時6歳)が描いた最古のポケモンイラスト。
↑「めざせポケモンマスター」の歌詞を、覚えたての文字で一生懸命書いています。
↑私(当時6歳)が描いた最古のサトシ(?)


幼稚園、小学生、中学高校、社会人…26年経った今もサトシとピカチュウの冒険を追い続け、一緒に成長してきました。

そして、2022年。
ついにサトシが、世界チャンピオンに!
いつの間にか、そんなに大きく成長していたんだね。
今では私の方がウンと年上なのに、サトシからはいつも学んでばかり。
ずっと変わらず、私を引っ張ってくれる存在・・・


そんな彼らとも、ついにお別れの時が来てしまいました。
2023年3月24日。
サトシとピカチュウの物語、最終回。

今回はこの最終回「虹とポケモンマスター!」の感想を中心に、サトシ達への想いを綴りたいと思います。


◆最終回「虹とポケモンマスター!」感想


カスミ「みんなと一緒に旅ができて楽しかった!」

タケシ「またな!サトシ…!」

仕事から帰ってきて急いで付けたテレビ。
映し出されたのは、夕暮れ。旅仲間とのお別れシーンでした。
2人のこの言葉…サトシの旅を見守ってきた人みんなの気持ちですよね…この一言に、溢れるほどの想いが込められているのを感じました。

サトシとピカチュウの物語・最終章と銘打った「めざせポケモンマスター」全11話。
最初の旅メンバーであるカスミやタケシと旅をしたり、懐かしい仲間と再会したり。26年間見続けてきた私は懐かしさと喜びでいっぱいでした。
サトシとピカチュウの最終章…ということは、カスミやタケシともお別れなわけで。彼らとお別れして、OP「めざせポケモンマスター」が流れた時…26年間の思い出が一気に蘇り、涙が込み上げてきました。

* * *

サトシとピカチュウは、故郷・マサラタウンに到着。
サトシだけじゃない…全ポケモントレーナーの心の故郷、マサラタウン。
だって、いつも温かい気持ちになるもん。

息子の久々のご帰還に、ハナコママも張り切ってお料理!
サトシの大好物であるコロッケに…
ポテトサラダ!フライドポテト!ジャガイモごろごろシチュー!
ジャガイモ好きの私、よだれたれまくりメニューでございます…!(サトシもジャガイモが好物なのか…!?)
でも、大好物より先に、ママに話したい事がた~っくさんあるサトシ!
チャンピオンになってもサトシはサトシ。ポケモンが大好きな少年なんだなあと、思わず笑顔になるシーンでした。

* * *

ここからは、怒涛の懐かしシーン!
ドードリオで迎える朝!
サトシのお寝坊!
ニョロモ型えんぴつ削り!
「パジャマはジャマ」(懐かしすぎる~~~)

お寝坊ダッシュで研究所に向かうと、かつての旅仲間・ケンジの姿が!
ケンジくん、今はオーキド博士の助手をしていてたびたび姿が映るのですが…最後に喋ったの、いつ?ってくらい喋る機会には恵まれていませんでした。
…でも!でもついに!!

ケンジ「お!サトシ!ピカチュウ!」

け、ケンジがしゃべった~~~っ!!!(大歓喜)
どうやら16年以上ぶりに喋ったようです…!
ケンジとも本当の意味で再会できて、嬉しいなあ……!
ケンジの渋かっこいいストライクとモルフォン!(に進化してる!)も久しぶり~~!うわぁ…懐かしい…!


さらには、生涯のライバル・シゲルとも再会!
「優勝おめでとう」と言われて、少し照れ臭そうに「あぁ…ありがとう」って言うのも、幼馴染だな~って感じるし。
「チャンピオンになったキミは、どこまでポケモンマスターに近づけたのかな?」
という新たな道しるべをくれたのがシゲル、というのも、なんだかすごくいい関係だな~と思いますね。


サトシの冒険といえば、忘れちゃいけないのが…

ムサシ「何するんだ!?と聞かれたら」
コジロウ「答えてあげるが世の情け」
ニャース「にゃ~んてな!」

これまでの人生で何度聞いたでしょう。
ロケット団のムサシ、コジロウ、ニャース!
彼らもプロフェッショナル。最終回もしっかりピカチュウを狙ってきます。
しかし、ピカチュウ以外のポケモンを連れていなかったサトシ!大ピンチ!

と、そこに!!!

「ピジョットォォォォォォォ!!!!!」

ぴ、ピジョットォォォォォォォ!!!!!
ピジョットだぁ…ピジョットが来てくれたよぉ……(涙)
ピジョットはサトシが2番目にゲットしたポケモン(当時はピジョン)。
故郷・トキワの森の仲間達を守るため、サトシとお別れしたピジョットでしたが…20年以上の時を経て、ついに再会!!
仲間のポッポやピジョン達もすっかり成長し、ピジョットはサトシの元へと戻ることに…なりました……!!うわぁ~~~ッ(胸熱)
あのね…思ってたんです。ゼニガメやラプラスとも再会して、「次はピジョットとも…!」と。でも叶わぬまま最終回を迎えたわけです。
まさか、まさか最終回で再会できるなんて…!もうほんと、ありがとうの一言です…。ピジョット、元気でよかった…!随分とたくましくなった…!私がキッズの頃に声真似したポケモンNo.1ですよ……!また会えて、いい感じーーー!!!

「みんなで目指せ、いい感じィィィーーー!!!」

ロケット団も、最後は笑顔でいい感じーーー!!!
悪役だけど、どこか憎めないロケット団。大好きでした。

* * *

そして、
「チャンピオンになったキミは、どこまでポケモンマスターに近づけたのかな?」
この問いに対する、サトシの答え。

「チャンピオンはゴールじゃない。オレは、まだチャレンジャーなんだって思ってる。オレ、世界中全部のポケモンと友達になりたい。それがきっと、ポケモンマスターってことなんだ。」

WBC(野球の世界大会)を見た直後だからかな、すごく響きました。
世界を代表するあの大谷選手も、WBCでは少年のように目を輝かせながら野球をしてた。周りの選手を尊敬し、学ぼうという姿勢。世界一になった今も、彼はチャレンジャーとして高みを目指し続けている。
サトシもおんなじ。
ポケモンが好きで好きでたまらない少年!
ポケモンという広い世界がある限り、サトシはずっとチャレンジャーなんだ。
元王者・ダンデだって、今はチャレンジャー!
チャンピオンの座を譲っても、サトシとの最高のバトルに笑顔だったよね。
仲間と高め合い、支え合い、笑いあう…
チャレンジャーであり続ける限り、彼らの世界はこれからも広がり続ける。
人生という冒険は、ずっとずっと続いていくんだ。

そして、ポケモンマスターの定義が、ついに言葉にされました。
「世界中全部のポケモンと友達になる、それがポケモンマスター」
でっかい夢、サトシらしいじゃないですか。
ラティオスとも、次は友達になれるといいね!


たくさんの場所を旅してきたサトシ。
足元はボロボロぐつ…
なんだか、あの歌を思い出すじゃないか…
と、思っていたら!流れたのが「タイプ:ワイルド」
20年以上前の曲だけど、今が一番心に響いています。
サトシのこれまでの旅、そしてこれからの旅を凝縮したような1曲。
サトシならきっと、そう言える日が来るよ。

「ピカチュウ。いつかオレがポケモンマスターになったとき、そこにいてくれよな」

* * *

ピカピカの靴に履き替えて、
サトシはピカチュウと共に新たな冒険へ!


私たちが見守れるのは、ここまでだけど。
これからもサトシは、色んなポケモンや人と出会って、たくさん笑って、大きく大きく成長していくんだろうな。

「毎日起こる事全部、1つも無駄な事なんてない。」

いつかまた、会えるよね。
その時まで、私も自分の冒険を精一杯楽しもう!!


サトシ、ピカチュウ。
辛い時も、楽しい時も、いつもそこにいてくれてありがとう。
これからも、キミたちとの冒険を胸に、前に進むよ。
うまく言葉にできないけど…

本当に、心から「ありがとう!」



※個人の好み丸出しの追記

私、最愛ポケモンが何匹かおりまして…
その代表格がポッポとニョロモなんですが…
空に、森に、ポッポいっぱい!癒しだった…。
ニョロモの背泳ぎも、可愛すぎた…。
マンキーも大好き…木に登ってご満悦な表情、可愛すぎた…。

そしてなにより、
ポケモン達がのびのびと生きる姿が大好きです。
そんな世界に惹かれて、私はポケモンを好きになりました。

素敵な世界を見せてくれて、ありがとう!

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