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旅行業界の現状

アフターコロナの旅行業界の現状は、セールス活動をしているとよく分かる。

結論は、空前の「人手不足」。

受入施設(宿泊、昼食、観光関連)はもちろんのこと、送り出し機関である旅行業者、バス業者も同様。

旅行業者もコロナ禍で大幅にリストラをしたツケが来ている。今まで3~4人でやっていた仕事量を1人でやらざるを得ない状況。
(3~4倍になった)既存顧客の対応で手一杯。時間がなく、新規顧客を開拓するなど夢の話。

お客様からは「(行程表や見積もりは)まだですか?」と催促がくる。
当然、この事に対してフラストレーションを感じたお客様は離れていく。

業界全体で考えると、コロナ前「100の仕事を10人」でやっていたのをコロナ後「100の仕事を6人」でやる事になり、実際には顧客離れが生じ「80の仕事を6人」でしている状態である。

もともと、国内市場規模が縮小する状況で、更に市場が萎んでいる。

人が元に戻ることはかなり難しい。となると、我々がすべき事は、新規市場を開拓するしかない。

それは、既存圏外の営業エリアなのか、インバウンドなのか。各社により方針は変わるだろう。
しかし、やるべき事は「新規市場開拓」。
これしかない。

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