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ドライブインにもDX化が浸透

イメージ(本文とは関係ありません。)

有限会社福山サービスセンターイトウ
代表取締役 伊藤匡

コロナ以前は、ほぼ100%のドライブイン(大型食事&土産施設)が、「団体用メニュー表」を「紙ベース」で作成していました。

「紙ベース」を作らなければならなかった理由は3点。

  1. 旅行業者が、パッと見る時に見やすい。(旅行業者が楽)

  2. Webサイトを開いてもらうには、ハードルが高い(旅行業者に手間が掛かる)

  3. 旅行業者が「下駄履き」がしやすい(旅行業者への配慮?)

すべて、「旅行業者」への配慮から派生したものです。
ところが、コロナ禍の3年間で団体が消滅したこともあり、「もう、そろそろ(そこまで配慮しなくても)いいでしょ!?」という流れが起きました。

更に大きな問題がありました。「物価高騰」です。原油高からくる全ての仕入れ商材が値上がりしています。ほぼ全てのドライブインも2~3割の値上げを開始しました。「開始」という表現をしているのは、「今回の値上げだけでは終わらない」ためです。
この先も、物価高騰は続きます。その度に値上げをする事になるでしょう。

そこで、「紙ベース」のメニュー表だと問題が起きます。値上げの度に「紙」を刷り直す必要があります。

では、「Web」で完結させよう!という流れが一気に起きました。

旅行業者への下駄履き配慮のためか、旅行業者用ページにはIDとパスワードが必要なところも多くあります。これはこれで1つの策だと思います。

私の個人的な感想は、「当然、DX化を進めるべき!」です。
今後は、ドライブインだけでなく、旅館やホテルも企画チラシは「紙ベース」でなく、「Webベース」が主流になると思うし、そうすべきと考えています。


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