「FUKUYAの、いま」#10【新入社員対談 山本×渡邊】(後編)新入社員のふたりに聞く「ジョブローテーション、どうだった?」
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新入社員のふたりに聞く「ジョブローテーション、どうだった?」
【新入社員対談 山本×渡邊】(後編)では、新入社員研修の一環として行われたジョブローテーションの話を中心に、配属後の仕事内容、憧れの先輩や目標などあれこれ聞いていきます。
ージョブローテーション中の「実習日記」拝見しました。初日から社長のフクヤイズムの講習があったのですね。印象に残っているお話しはありますか?
渡邊:
「若い時の努力が大切」というお話が、とても印象に残っています!
山本:
それぼくも同じです。社長の、努力を貯金に置きかえた“たとえ話”が分かりやすかったよね。若いうちからコツコツ少額の貯金をしていた弟と、弟と比べるとずっと後から高額の貯金をはじめた姉の貯金額を比較して話してくれたのですが、若いうちからコツコツ積みあげる大切さを実感できました。
渡邊:それ凄く分かりやすくて、私も「今のうちに努力しよう!」と思えました。
―社長のお話し、とても分かりやすいですよね。その他、社長にはどのような印象を持ちましたか?
渡邊:
入社してみて、社長との距離が近いことには驚きました。
山本:
たしかに。工務課の定例会にも毎週参加されているので、顔を合わせる回数は予想していたより多いなと感じます。
渡邊:
そうですよね。エレベーターで一緒になったときにも「今は、どんな仕事しゆうが?」と声をかけてくれたり。社員のことをよく気にかけてくれているのを感じます。
ーたしかに。そういった心づかいはうれしいですよね。
話は戻りますが、1ヶ月のジョブローテーションで一番楽しかった事業部はどこでしたか?
渡邊:わたしは、リノベ設計がたのしかったです。実際にスタッフの自宅マンションをリノベーションする想定で、ヒアリングから、間取りの検討や素材選び、プレゼンテーションまでを体験させてもらいました。
お客さま(スタッフ)の要望から想像して、素材や照明を選んでいく過程が特にワクワクしましたね。
山本:
ぼくは、反対にかなり大変に感じました。床材とか、選ぼうにも全部一緒に見えてしまって(笑)
渡邊:
その気持ちも分かる。まだ知識がない分感覚で選びましたが、いつか知識をしっかりつけて、お客さまの要望にぴったりの提案ができるようになりたいなと思いました。
山本:
そうだね。ぼくたちが迷っているときにもらった先輩がたのアドバイスは、どれも目からウロコで、特に設計の田中さんから教えてもらった「畳の目の方向を変えることで、光の加減や見る方向によって畳の色が変わる」と教えていただいたときは、驚きましたね。設計って奥が深いんだな・・って。
―山本くんが楽しかった事業部は?
山本:ぼくは人事課のペーパータワーが楽しかったです!A4用紙を使ってできるだけ高いタワーを作るというワークですが、「昨年の記録を超えよう!」とチームで団結して頑張りました。
渡邊:
みんな本気でやってたよね!
山本:
そうそう。はじめは全然上手くいかなかったんですが、チームで解決策を相談し合いしながら、最終的に目標通り昨年の記録を超えることができて、とても嬉しかったです。チームワークの大切さや、ひとつのことをグループで取り組む楽しさも感じられましたね。
渡邊:
分かる!それに、人事課のスタッフとは就職活動時から関りがあったので、緊張することなく全力で楽しめました。
ーうんうん。どの部署のジョブローテーションも、スタッフの楽しく学べる工夫がいいですね。ジョブローテーションを終えたときは、どんな気持ちでしたか?
山本:
本当にあっというで「え?もう明日には配属?」と信じられない気持ちでした。
渡邊:
ほんと、あっという間で寂しい気持ちになったよね。
山本:
たしかに。研修中は、いつも社員食堂でふたりで一緒に昼食をとっていたのですが、配属後はぼくは現場がメインになるので「今日で、一緒に昼食を食べるもの最後やね」と話しながら昼食を食べたよね。
渡邊:
うん、なんだかしんみりしてたよね。
ー配属されて1ヶ月と少し経つと思いますが、入社前とのギャップを感じる部分などはありましたか?
渡邊:
印象は、入社前のままですね。やさしい先輩がたのおかげで安心して働けています。年齢による上下関係もほとんど感じず、驚いています。
山本:
分かる。建築の会社だけど、体育会系な職場ではないよね。
渡邊:
うん。女性の割合が多いからかな?とても居心地がいいなと感じています。
ーそれは良かったです。いまは実際にどんな仕事をしているんですか?
渡邊:
敷地調査や、確認申請がメインですね。まだ理解が浅いので、役所のかたに質問をするにも、難しくて・・毎日勉強です。
山本:
それは難しそう。ぼくは、現場で監督の補助をしています。工事中の記録写真を撮ったり、最近では簡単な業者さんとの打ち合わせは任せてくれています。
渡邊:すごいね!
山本:いやいや。ぼくも次々と新しく覚えることが増えて、毎日頭がパンクしそうになってる。でも、職人さんたちがやさしいかたばかりで、毎日楽しく働けています。ただ、キーボード打ちが遅くて事務作業に時間がかかってしまうのは課題です・・。
―憧れの先輩はいますか?
渡邊:
沢山いますが、一番は浅野さんですね。教育担当をしてくれているのですが、資料つくってくれたり、話しかけやすい雰囲気をつくってくれたり。
「自分も先輩になったときに浅野さんみたいに振舞いたいな」といつも思っています。
山本:
ぼくは、濱田さんですね。ぼくの目指している資格(一級建築士・一級施工管理技士)を2つとも持っていることや、自分で設計施工した自邸に住んでいるところも憧れます。それに、往復2時間かけて通勤されていて、早起きの苦手なぼくからすると本当に尊敬です・・
現場に来られるのも早いので「何時に起きてるんだろう?」と思っています。
ーこれから、叶えたい目標や挑戦してみたいことなどはありますか?
渡邊:
今は、まずプランナーになれるように頑張ろうと思っています。社内検査のときなどは、細かい所までしっかりみるように意識しています。
山本:
ぼくは、自分の設計・監督で自邸を建てるのが夢ですね。35歳までに建てたいなぁ・・。
渡邊:
具体的だね。でも、もっと早く建てられそうだけど。
山本:
ローンを組みたくないので、35歳が限界かなと思ってる。
渡邊:
ええ。それはすごい!意外に堅実なタイプなんだね!
ー今日は、ふたりで話してみてどうでしたか?
山本:
研修が終わって配属されてからは、なかなかこうして話せていなかったので、同期の頑張りが知れてよかったです。
渡邊:
わたしもです。すっかり作業着姿も板についていて、わたしも頑張らなきゃなと思えました。同期の存在は大きいなと思います。
山本:ほんとだね。これからもお互いがんばろう!
素直でコツコツ、努力家な印象のふたり。ジョブローテーションのおかげもあって、部署の垣根を超えたコミュニケーションも円滑になり、安定感のあるスタートをきれているなと感じます。
まだまだ慣れない環境で、覚えることも沢山あり大変だと思いますが、ふたりの謙虚な姿勢に、わたしも初心にかえることができました。ふたりのこれからの成長がたのしみです!
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