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欲しい能力5選

どうも皆さんこんにちは。昼夜の寒暖差が激しくなり、花が色づき、新たな門出へとぶち込まれる季節ですね。私も残された余生(大学生活)を謳歌せねばと思うばかりでございやんす。

さて、今回は私が思う「欲しい特殊能力」を紹介したいと思います。
ここでいう”能力”というのはコミュ力やエクセルというそういう現実的なものではなく、瞬間移動だとか透明化だとかファンタジーチックなものですね。要するに中二病の妄想の産物です。

例の如く痛々しい文章ですので、そういうのが苦手な方はブラウザバック推奨です。

1.高速移動系

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ド定番。足が速いは正義って小学生の時嫌でも教えられましたね。憧れもきっとそこから来ているのでしょう。そうでなくてもシンプルにフィジカルが強いというのはもはや全生命が本能的に求めるところと言っても過言ではないのです。

もちろん一口に高速移動といっても色々あります。
シンプルに最高速度がやばいパターン。
脚力というより、風や電気の力で加速できるパターン。
異なる時間の流れにいて、外からは高速移動に”見える”パターン。仮面ライダーカブトの”クロックアップ”はこの類ずれにせよ万能に活躍することは間違いないでしょう。

超能力って仮に持ってたら普通は周囲に隠すと思うんですけど、そんな中でも足速かったら何気ない時に一瞬だけ見せびらかしたくなりません?体育のバスケの試合中、他の人が見ていない間にほんの少しだけ使って「あれ、今お前めっちゃ動かんかった?」「ん?いや気のせいやろ」みたいな会話してぇ~

ちなみに何故瞬間移動じゃなくて高速移動なんだ?と思ったそこのあなた。確かにパッと見瞬間移動の方が上位互換っぽい感じしますよね知らんけど。でも僕は高速移動のがカッコイイと思うんですよね、なんででしょう。
もちろん能力の詳細次第ではあるんですけど、やっぱり身一つで駆け抜ける姿がスタイリッシュに見えるんでしょうか。瞬間移動だと化け物すぎるけどそれよりかは比較的地に着いたかっこよさというかなんというか。知らんけど。

ちなみに!
加速できる力があるけど過去のあるトラウマを引きずって心が停滞している――そんな心身にギャップのある設定大好きですいかがでしょうか。

2.全知系

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急にチート。
要するにあれですね、未来のことを見通したりあらゆる情報を収集できる能力です。これもまあ色んなパターンがありますけど、僕は大きめの本を召喚してそこに全てが書かれているみたいなやつが好きです。ぜんちぜんのーのしょってやつです。

ん?お前それ欲しいとかどんな悪事考えてんねん?
なるほど確かに万事を知れる力はあまりにも凶悪でしょう。住所、暗証番号、国家機密、この世の成り立ち、窓際の席で退屈そうに外を眺めている君が考えていることエトセトラなんでもござれ。わざわざ突撃しなくたってお隣さんの晩ごはんのメニューまでわかっちゃう。ある意味「指先から無制限にミサイル飛ばす」とかよりよっぽどえぐいでしょう。

しかし情報というのは扱いが難しいものです。
仮に個人情報を入手したとてこれ幸いと雑に悪事を働けばお縄、国家機密なんて知ったところで言いふらすのが関の山。人の心象など知った暁には人間不信になっちゃいそう。晩ごはんのメニューは…まあだからなんやねんって話ですよね。
要するに値千金のものを獲得したとしても、上手く活用して発展させる方法が限られているんですよね。
例えばカードゲーム絶対勝てるから無双できんじゃん!というのはそうなんですけどそれは本来の面白み無くなってしまうし、結局は知った情報を自分の中に留めてニチャニチャすることしかできなさそうだよなぁと思っています。
でも欲しい、そんな強すぎる能力でした。

3.武器展開系

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これ嫌いな人いる??って感じの能力。
様々な種類の剣や銃を自身の周りに衛星のように広げ、それらを己の意志で動かしたり次々と持ち替えたりする能力ですね。見栄え◎!

武器を選べない!どれも使いたい!という人にピッタリなお子様ランチともいうべきこの力。そのかっこよさはどこにあるのでしょうか。

1つはこの能力が念動力の要素も含んでいるということ。無から物体を生み出すだけでなくそれを宙に浮かして自在に操るわけですから、その全能感に憧れないわけがない。何事も「手を使わない」というのはそれだけでカッコよく見えるものです。
そしてもう1つはこれだけ多種多様な得物を使えるということの万能感に惹かれたりすると思います。スポーツでいえばバスケもサッカーもテニスもできるスーパープレイヤー。バンドでいえばベースもギターもドラムもできちゃうオールラウンダー。色んなものを引き連れ従える王様のような振る舞いができるからより映えて見えるのかもしれませんね。(まあ楽器に限ってはどれでも弾けますよみたいな人はゴロゴロいますけど…)

ですが。僕は敢えてその逆の部分に魅力を感じています。
逆というか万能・全能ではなく器用貧乏な泥臭さがあるのではと思っています。武器一つでは戦えない、だから文字通り手を変え品を変え必死に物量でカバーする——そういった勝つためになりふり構わず全力を尽くすような姿も見て取れるような気がします。

もし戦闘以外に使うとしたら何になるんでしょう…?
筆箱いらずで文房具を展開するとか?でもそれだと只の倉庫代わりにしかなっていませんよねこの能力。いやそれでも十分便利なんだけど…難しい。

4.異形召喚系

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これも創作物ではお馴染み。悪魔とか化け物とかと契約して自身の内に宿し、戦いの際には召喚して共に戦う。現在放送中の”仮面ライダーリバイス”はこの典型ですね。

召喚する際、その異形をそのまま具現化するもよし、自身の体の一部が禍々しく変化するもよし。何ともロマンのある能力です。

中二病の典型的なセリフといえば「俺の右腕には○○が~」が真っ先に思い浮かびますが、何にせよ普段の見かけは普通の人間だけどでも心の奥底には獣を飼っているというのは誰もが一度は通る妄想でしょう。通りますよね?

特別な力を手に入れるというのはつまり人外になると同義ですが、この能力はそれを端的に表していると思います。人と人ならざる者との間を行ったり来たりするその特別感は最高だと思いませんか?

最初は周りに隠してたんだけどある日大切な人を助けた直後、その人に半分化け物となった自分を見られ、恐怖の色を浮かべた顔をされながら「あっ…ありがとう…」って言われて小走りで走っていくのを見送りたい。

悲劇の主人公にはいつだって憧れるものです。ドМじゃなくてもね。

5.幻像系

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幻を映し出す能力。カッコイイ能力というのは必ずしも直接戦闘に使えるものだけじゃないよねということです。

昔こんな妄想をしたことがあります。
火を吹く龍を召喚し、巨大な魔方陣を出現させ、空からは無数の雷が降り注ぐ。誰もが認める偉大な魔法使い。しかしその魔術の全ては幻、虚像にすぎずただ矮小な自分をハッタリで演出していただけにすぎない。能力名は『オズの魔法使い』——みたいなの。

あるいはこういうのもいいですよね。
勇者を夢の空間に閉じ込め、その人が本当に欲しかった風景を見せる。それは暖かな家庭だったり死んだはずの恋人との生活だったり千差万別だけれども、閉じ込められた人はそれを振り切って現実へと戻ってくる。それならば僕も倒されても本望というものです。

さて長々としょうもないことを喋ってまいりました。
明日から新学期、私ももう3年生だというのに未だにこんな中二病チックな妄想にふけっております。でもいいんです、人間だものみつを。
皆さんも欲しい超能力やそれに付随するシチュエーションがあれば教えてくださいまし。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
よろしければ「スキ」押していただけると幸いです。

ではまたどこかで。
新年度も盛り上がって参りましょう!

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