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ウマ娘4thライブ見てきた備忘録

みなさんこんにちは。
梅雨、祝日なし、気温差、地獄のような6月をお過ごしのことでしょう。嗚呼はやくこいこい夏休み。

さて、いきなりで恐縮ですが私は先月GW中に人生初めてのライブに行ってきました。その名も『ウマ娘4thイベントSPECIAL DREAMERS!!』。それの横浜公演@ぴあアリーナMMのDay2を現地で見て参りました。

『人生初めて』とは言っても何か生でパフォーマンスを見たことはあります。野球とかクラシックコンサートとか劇団四季のミュージカルとかエトセトラ。それに私自身中高では演劇部、現在は軽音サークルで活動しているわけですから演者としての経験も少なからずあるつもりです。つもりってなんだ。
しかし今回のように誰かに誘われたわけでもなく”ライブ”と呼ばれるイベントに足を運んだのはこれが最初だったんです。

そんなこんなで私の”初めて”がどんなだったのかゆるく書いていこうと思います。例の如く文体があっちこっち行くのはご容赦を。

あとこういう時中の人、声優さんの名前に敬称をつけるかどうか悩むんですが今回は全部さん呼びします。違和感あったらごめんなさい。
それとウマ娘のキャラも略称で呼びます。初心者置いてけぼり。

1.ライブってすげえや

ゲームがリリースされてからのウマ娘のライブ自体は何度か配信で観ていたんですが、やっぱり生は違う!!

そこには現地で肉眼で見るからこその気づき、感動、面白さがありました。
既に何度もライブや音楽フェスを体験している方にとっては「何を今さらw」と思うことばかりかもしれませんが、それをちょいちょい記していこうかなと思います。

①音質

一番目につく…というか耳につく部分はこれですよね。

専門家ではないのであまり玄人ぶった発言はできませんが、重低音の響きがかなり強く感じました。UNLIMITED IMPACTとかBLOW MY GALEなどのアップテンポな曲は聴いてるこっちの全身がしびれて、まさに空間が震えて「圧」を一身に受けた感覚になりました。

いやでも生演奏じゃないからそう変わらんやん?といえば返答に窮するのですがやっぱ広い場所でドでかいスピーカーから、音割れ寸前の爆音で最高音質で曲を聴けるというのは他に代えがたい非日常的体験です。流れてくるのはもはや別の曲といってもいい。

それに曲だけじゃなく歌声も違って聞こえます。
生歌だからどうのこうのという話ではなく、We are DREAMERS!!などの全体曲でキャスト全員の声が重なると物凄いパワーが溢れ出てる。
なんというか、普通なら鮮明に届くはずのない人一人の小さな歌声が機械を通すことによって何倍にも増幅して、ものすごい質量を伴って会場を支配する。
聞こえてるのは人の声なのに、でも人外じみた存在感がそこにはある。
一種の魔法みたいだなぁ、と。

そんな感じで目の前、いや耳の前?にリアルに立ち上がってくる音の凄さを改めて感じました。

②視点

目がいくつあっても足りねぇよ!?

真っ先に思ったのはコレ。ソロ曲ならともかく総勢20人超に同時にステージに立たれるとまあどこ見たらいいかわかんない。情報量が多すぎる。

配信ライブとの一番大きな違いはこれでしょうか。
ネット配信は見るものが指定されている、決められている。人数が多ければ万遍なく各キャストを映すし、曲間のMCでは喋っている人に焦点を当てる。要するにしっかりとした誘導があるからスムーズに鑑賞できるんです。

けどライブはそうもいかない。
座ってる場所によりけりだけど、なんかもう「ちゃんと自身の記憶に残すことは不可能」っていう前提がある。絶対どこかは見逃す。配信スタッフの方がやってくれた取捨選択を自分でしないといけないから圧倒的に負担がかかる。そもそも遠い席なら推しの顔が物理的に見えづらいことだってある。配信ほど近くに寄って見れないし(一応会場にモニターはあるけどラグが気になりすぎてあんま見れなかった)。

自由だからこそある意味不自由、窮屈。

しかし全体を俯瞰的に見れるからこその面白さもあるわけです。
複数人で歌う曲なら振りつけの揃い具合がはっきりと見える。逆に同じ振りつけでも各々のちょっとしたアレンジ(個人差)がわかる。ステージのきらびやかな飾りや照明の演出、後ろで流れてる映像と曲のシンクロを一度に把握できる。

特に面白いなと思ったのはMCとかで喋っていない人のリアクションが見れることですね。話に対して大きくうなずいたり、その間もこまめに観客に手を振っていたり、そういった十人十色の立ち振る舞いは配信ではふるい落とされてしまうので新鮮に感じました。歌っているとき自分のパートじゃないところでも軽く口ずさんだり踊ったりするところとかも見所。

ただ一人推しが決まっている人とかは、その人だけを追いかけられるからこういう現地観戦の方が良いんでしょうかね……確実に顔をしっかり見れるのは配信の方なのでそこは一長一短なんでしょうが。
いずれにせよ見てて"忙しさ"を感じるのが現地の面白いところなんでしょうね。100人いれば100通りの景色がある。

③雰囲気

すごい一体感を感じる。今までにない何か熱い一体感を。

いわゆる「熱気」とかそういう類いのもの。ライブの根底を成す重要なファクター。

全員がウマ娘のことを愛している。
チケットの当選の知らせに喜んで、今日という日を楽しみにして、今か今かと待ちわびながら列に並んで、始まれば全力ではしゃぐ。
これだけ同志が同じ場所に集うというのが、どれだけ素晴らしいことか。

ペンライトを振るということも私にとって初体験だったのですが、全員で色をそろえて曲の盛り上げに一役買うあの一体感、うねりは病みつきになりました。そりゃスポーツの応援団があんだけ湧き上がるわけですわ。

右も左も仲間ばっかり。
開場前は各々の推しのグッズを身にまとい列に並び、開演前は会場内に流れてるBGMでペンライトや手拍子の練習をし、心を揃えて楽しんだ後は駅までゾロゾロと引き上げる…
今までこういった「同じ趣味を持つ人」を間近に感じたことが無かったので、ああ私の居場所はここにあったのかとさえ思わせる1日でした。

④キャストの存在

ウマ娘は、実在したんだ…

私が座った場所はステージまでそこそこ距離があってなんとなくしかキャストさんを識別できなかったのですが、それでも伝わる、圧倒的現実リアル…!
いつも画面越しに見てる人がそこにいる。
息をして、動いて、笑って、無機質じゃない生命の輝きをこれでもかと放っている。人の魅力を”華”と表現するのならばまさにあの場所は楽園のようなお花畑だった。

私自身別に声優ガチオタクというわけでもないのですが、「ヒェェこの方がいつもキャラに命を吹き込んでらっしゃるのか…!ありがたやぁ」と手を合わせたくなるぐらい神秘的な何かを感じずにはいられませんでした。

なんというかね、超精巧な立体映像(ホログラム)を見ているような感じで私は本当に今日直接ライブを見てきたのかと思うくらい浮遊感に包まれていました。あれは夢だったのでは…?ライブの途中トロッコで近づいてきてくれて手を振ってくれたのはあれは一体…?

ダンスのキレとかキャスト間の身長差・体格差とかがより鮮明にわかるのもいいところですよね。ゴルシの人でけぇなぁ…

(ここから少し脱線。読み飛ばしてください)
ちなみに近年、声優がアイドルやタレントの如く顔出しして活動するのについて賛否があります。出しゃばりすぎだとか痛々しいとか、中の人のイメージが混ざるとキャラが崩れて幻滅するとかの意見は確かにその通りでしょう。

ですが私は全然アリ、むしろもっとやっちゃえNISSANと思う立場です。
第一に、そもそも声優という職に就く人はマルチタスクをこなす人が多いということ。要するに「専業としての声優」ってあるのか?ということです。それこそアニメ文化の初期は歌手や俳優の人が副業みたく片手間にやっていたわけで、私はアニメのアフレコだけやっているぜ(それだけで生活している)みたいな人なんてよっぽどの売れっ子でもなきゃありえない。
小説家は執筆と出版しかしていないのかと言われたらそんなはずないのと同じです。何か他の仕事と兼業することが大半でしょう。
なので今に始まったことじゃない、本業の傍ら歌って踊る人もそりゃいるでしょうよというのが率直な感想です。

第二に、シンプルに「顔出しして何が悪い?」ということ。
私は仮面ライダーやスーパー戦隊などの特撮を少々かじっているのですが、あれも実際にスーツを着て戦っている人は当然イケメン俳優本人じゃなくスーツアクターと呼ばれる方ですよね?二人一役。
なんだ結局ヒーローは虚構じゃないか、(敢えて失礼な言い方をしますが)中身はただのおっさんじゃないかと子供心に思ったものです。でもスーツアクターの方々が露出したっていいじゃないですか。

裏ではこんな人が精一杯演じてくれるんだ、意外とお茶目な人なんだ、あの演技はこの人にしかできないんだろうな、とか。私たちが日頃触れているコンテンツを支えている人の存在をしっかりと確かめ、その人に愛着をわかせることは物凄く大事で(オタク的な意味抜きに)尊いことなのではないかなと思います。
めっちゃ雑に言うと野菜のパッケージに育てた人の顔写真が載るようなアレです。

2.セトリ(プチ感想つき)

ここからはセトリを振り返りつつ当たり障りのない感想を書こうと思います。
なんだかんだ観覧日から一か月以上経っているわけで私の鳥頭ではかなりあやふやな記憶となりかけているのですが頑張って記します。人選とかセリフの中身とか立ち位置とか間違ってたらすみません。

先に、この横浜公演Day2のセトリを再現したSpotifyの公開プレイリストを貼っておきます。いちいちおまえの感想読んでられねえよ!と思う方はこれ聴いて楽しんでくださいまし。
語彙力ないので同じようなことばっか書いてます、すみません。

⑴We are DREAMERS!!

一曲目!!の前に。

まさかの細江純子さんがゲスト…!

細江純子さんは元騎手で現在はホース・コラボレーターとして競馬の評論家したり広報活動的なことしたりしている人です。

要するに別に元々ウマ娘側の人間じゃないガチの競馬関係者が来てくださったということなんですよ…!やばくないですか!?

会場は基本発声禁止なんですけどこの時ばかりは細江さんが登場した瞬間ざわめきが出ましたね…
本人も解説とかトークに慣れていらっしゃるからか司会進行も場回しもお手の物でしたね。本当にありがとうございました。

そんなわけで初っ端はウマ娘のアプリ一周年記念ソングのWe are DREAMERS!!

君(トレーナー)と共に夢を追いかけてここまできたよ!といった歌詞がまあ涙腺にくる。今日この場にライブを見に来たお客さん全員への「ありがとう」かのような曲でした。ありがとうはこっちのセリフだバカヤロー
ラスサビ前の『思い出が増えていくほど~』のところはウマ娘の曲の中でもトップクラスに好きです。

先ほども言いましたがキャスト全員の声が揃って聞こえることでより迫力を増して受け取ることができた曲でした。よくあんなにピッタリ合うなあ。
曲の最初のファンファーレが会場に大きく流れると本当に祝福のようでオープニングから涙ボロボロになりかける私でした。泣いてないけど。

最後に全員で小指を立てるポーズを取るところも好き。
これからも共に歩もうという、ウマ娘たちと交わす”約束”なんだよあれは…‼

(2)奇跡を信じて!

原曲はグラスワンダー、タイキシャトル、ヒシアマゾンの三人によるユニットソング。その名の通りキラキラ輝く未来を待ちわびるかのような明るい曲で、ゲーム内のチーム競技場のBGMにも採用されています。「あっあれかぁ!」となるシリーズ。

今回はヒシアマ姐さんの代わりにナリタブライアン役の衣川里佳さんを加えて歌唱。ブライアンは普段クールなキャラなんだけどこの曲を歌う時は可愛さ満点、でも間奏の掛け声の時はまた低音イケボになるそのギャップがまた良い……
メンバーが比較的ベテラン多めだからか安心して見れました。元気溌剌とした感じで会場が良い感じに温まったと思います。

次は是非フルメンバーで見たいですね。

(3)ぴょいっと♪はれるや!

セイウンスカイ除く黄金世代とマヤノトップガンを加えたこれまたキャピキャピした可愛い曲。ライブではすっかり定番。

オリメンが揃わないから誰か別の人を入れるというのは珍しくもないことですが、マヤノの声は曲の雰囲気的にもピッタリ合いますね。皆でワイワイ楽しく歌っているのがこちらも見ててにっこりしました。
それにしてもサビの『たったかつったかぴょいっと』の語呂の良さと歌唱時の難しさよ…基本的に早口になるところが多い曲ですがそれもしっかりこなしてて流石でした。焦りが全く見えん。

(4)WINnin'5 -ウイニング☆ファイブ-

後から知ったのですがWIN5って競馬用語なんですね。5レース全て的中(一着馬を全部当てる)させたら超高額の払い戻しが来るよという馬券の種類のことだとか。

ウマ娘のゲーム内では育成シナリオ『アオハル杯』のウィニングライブソングのタイトルとなっていて、団体戦に臨む5人一組のチームの絆を歌った曲になっています。元ネタとの絡め方が絶妙。

今回のライブでの歌唱メンバーはフクキタル、タイキ、ハヤヒデ、オペラオー、チヨノオーの5人。原曲にボイスが実装されているのはフクキタルとタイキだけですがそれでもしっかりとまとまっていて、また新鮮な『ウィニング☆ファイブ』を聴くことができました。
センターのマチカネフクキタル役の新田ひよりさんが可愛かった。振りつけの一つ一つが(いい意味で)わちゃわちゃしていて、ガムシャラにパフォーマンスしているのが凄く見て取れました。キレがあるというより”全力”って感じで、喜怒哀楽の激しいフクキタルのキャラにピッタリでした。(東京公演のソロ曲の時すごかったなあ…)

(5)RUN×RUN!

知る人ぞ知る一曲。
ご存じない方もいるかもしれませんが、実は『ウマ娘』はアプリこそリリースしたのは去年のことですが、そのプロジェクト自体は5年以上前から存在していました。その初期段階でお出しされたライブ曲がこの『RUN×RUN』、しかしアプリリリースが延期して半ば頓挫状態になった(というよりコンテンツの中身がほぼ作り直しになった)ためこの曲も奥底に封じられた——

と思いきや最近になってまたCDに収録されたため、古参にとっては忘れられない歓喜の一曲となっているのです。ちな私は知らんかった。

メンバーも原曲歌唱実装組のマヤノ、ファルコを始めジョーダンスぺちゃんマチタンタイシンと(ゲームで)小柄で可愛い子を揃えてより曲が華やかに感じられました。いやタイシンはこれまたクールなキャラなんだけどだからこそこういう曲を歌っているところが似合う。

どこか懐かしさのあるような、定番のアイドル曲らしいポップ。サビのところの走るポーズがシンプルながらもめちゃ癒されました。これからのライブでも是非見たいです。

(6)グロウアップ・シャイン

そんなこんなで続けざまに流れてきたのはアニメ1期のED『グロウアップ・シャイン』。EDにピッタリなにぎやかで清涼感のあるこの一曲を歌い上げたのはダスカ、ウォッカ、キング、ヤエノ、タイキ、チゲゾーの6人。これまた新鮮なメンバー。

そしてついにやってきましたトロッコパフォーマンス!
アリーナの中央を横断するように、キャストさんを乗せた2台のトロッコが(人力で)進んでいきます。当然観客席との距離は近くなるわけで、えぇそれはとてもご尊顔をよりしっかりと拝見できましたとも!この目で!!

ちょっと自分の座席の位置が微妙だったのかドンピシャで目が合った!なんてことはなかったのですが、それでも歌唱の合間に懸命に手を振り目線を配り愛嬌をこれでもかと振りまくお姿がはっきり見えて「あぁこの人たちも”今”を楽しんでいるんだなあ」と思いました。
いつかもっと近くでトロッコを見たい…

曲間の応援合戦、もとい各トロッコでの掛け合いも最高でした。生ウオダスてぇてぇ。

(7)武名疾走!

出ました個人的本日のMVP。

今年3月に発売された『WINNING LIVE04』に収録されたヤエノムテキのキャラソン。ゲームでは礼節を重んじ、武道に励む和風チックなウマ娘ですね。それが曲にも現れていて、力強く疾走感のあるカッコイイ曲になっています。会場にイントロが流れた瞬間「キタキタキタ…!」ってなる、ライブ映えする圧がありました。

もうね、ヤエノムテキ役の日原あゆみさんに惜しみない拍手を送りたいしなんならファンになった。
日原さんはこの横浜公演の一か月前の東京公演にも出走(ウマ娘界隈ではライブに出演することを出走と言います)されていて、その時から「あれ?なんかこの人歌上手いな」と実力の片鱗を見せていたのですがそれが今回爆発しました。
もちろんシンプルに歌唱力が高いのは言うに及ばず、一番良いなと思ったのはその堂々とした佇まい!ヤエノムテキがそういうキャラだからというのもありますが、緊張の色を見せないような凛とした表情。己のパフォーマンスに何も不安や迷いを感じていない、芯の通った声と立ち姿。
あなた本当に新人なの…?と言いたくなるほどのポテンシャルを感じさせる圧倒的なステージでした。

ちなみに歌い終わった後、キャラとしてのキリッとした顔が崩れて肩で息をしながら日原さんが「やりきった!」って感じの笑顔をしたとき僕の心臓はぶち壊れた。
こういうキャラと中の人の切り替わりが見えるのっていいよね。舞台演劇のカーテンコールとかでもよくありますが、演技のオンオフの境界が曖昧になる瞬間はまた違った楽しさがあります。

(8)winning the soul

続いてはこちらもまたウマ娘ライブの定番winnig the soul。通称『雑草』。メンバーはウォッカ、チヨノオー、フクキタル、キタサン、ハヤヒデのクラシック戦線で活躍した(3冠のうちどれかを取った)キャラたち。

いつもだとテイオーがいるイメージですがこの日は居なかったのでまたまた新鮮なメンバー。その時その時で色んなキャラのユニットが見れるのがこういったライブの魅力の1つですよね。
1,2人で回すこともできるこの曲、しかし5人の熱意がしっかりと揃うことでまた凄いパワーをぶつけられました。
どんな困難が待ち受けていたとしてもレースに挑むという気迫、それは決して特定の誰かだけじゃなく、ウマ娘ならば誰もが持っている感情なのだというのが良く伝わります。みんなが主人公。

安定して楽しそうに伸び伸びと歌うウォッカ、低音が全体のいいアクセントになるハヤヒデ辺りが見どころ。

(9)NEXT FRONTIER

ゴルシ、ブライアン、ヤエノムテキの皐月賞バ組でお送りするNEXT FRONTIER。

3人ともかっこいいボイスをお持ちだからまあバシッと決まるのなんの、僕はペンライトを振るのを忘れ見惚れる瞬間がいくつもありました。
さっきのwinning the soulが皆を巻き込む赤く滾る炎だとするなら、こっちは内に静かにけれど確かに灯る蒼い炎。

渇望、葛藤、情熱、覇気…色んな感情があってそれぞれに十色の表現の仕方がある。お三方の低音がドラマチックな曲と合わさって会場全体を魅了していました。

…というかヤエノ一曲挟んでまた歌ってるのすごいな。いや他のキャストさんも割とそうなんだけど、皆さんのバイタリティーの高さに脱帽するばかりです。

(10)Never Looking Back

0.5周年(ハーフアニバーサリー)で追加された一曲。略称NLB。winnig the soulと同じくステージの高台にずらりと並んでの歌唱でこれまた圧巻。
お送りするのはマチタン、キング、ファルコ、フクキタル、ジョーダン。さっきとは逆にゲームではほんわかしたキャラたちが揃いましたね。

これさっきから何百回も言っていることなんですが可愛い子がカッコイイ曲を歌ったり、カッコイイ子が可愛い曲を歌うのって最高すぎるんすよ…

普段フンギャロとかえいえいむんとかしゃいっ☆とか言う子が、目を鋭くさせて前を見据え、衣装をなびかせキレよく舞う。
嗚呼、これほど脳が破壊されることがあるだろうか。

古来の哲学者は言った。
「『ギャップ萌え』は、全てのキャラの魅力に通ず」と——

「雨」を意識した真っ青なライトアップも見てて壮観でしたね。上で述べた通り会場全体の景色が良く見えるのも現地のいいところです。

(11)BLOW MY GALE

まだまだカッコイイ曲が続きます。

ライブ版のイントロクッソかっこえ~!!!こういう曲と曲の間の繋ぎの演出が見れるのがライブのいいところ。いきなりステージが真っ赤に染まって、炎(特効?)がバッと吹き上がりもはや「プリティーダービー」の「プリティー」のカケラもない。今更か。

ウマ娘のカッコイイ曲の中でも更に頭一つ抜けて鳥肌製造機なカッコよさを誇るこの一曲。各キャラにソロパートもしっかり用意されていて見どころも沢山。しかし現地で生で聴いてみると決してそれだけでなく、どこか切なさや悲哀を感じさせる奥行きがあるように思われました。

歌唱したのはスぺちゃん、グラス、オペラオー、タイシン、ブライアン、ダスカ。ちょっとクールで小悪魔気味な一面を見せてくれたスぺちゃんも「盛り上がっていくぞ!」と熱気あふれる煽りを入れてくれたブライアンも良かったのですが、個人的に推したいのはナリタタイシン(役の渡部恵子さん)。

2番最初の『わけもなく立ち止まってる~』のところの力の入れ具合がすごい!ハンデを背負っても壁が高くても、闘争心むき出しにあがき続けるタイシンの感情がこれでもかと乗せられていて解釈一致というか、しっかりとした役の作り込みを感じました…
なんで原曲にはタイシンの歌唱入ってないんだ教えはどうなってんだ教えは。

(12)UNLIMITED IMPACT

やめて!観客のライフはもうゼロよ!カッコイイ曲ばっかりじゃない!

ということでお次はUNLIMITED IMPACT。アプリゲーム内だと主にダート主軸のウマ娘がウィニングライブで歌ったりしてますね。
こちらもまたライブ毎にメンバーが変わって中々乙なのですが今回のメンバーはオグリ、ヤエノ、シチー、エル、タイキ。今までのライブでは3人編成で歌うことの多かった曲ですがこの日は5人。豪華でやんすね。

みんな良かったし音響設備も相まってさらに曲の魅力が引き出されていましたが、やっぱりもう何度もこの曲をセンターで歌っているからかオグリキャップ役の高柳知葉さんの安定感が素晴らしかったです。オグリのほんわかしつつも芯のある声好き。
ユニット曲だけど「この人が一番似合う!」っていうポジションになれるのは本当にすごいですね…(一応オグリの持ち曲ではあるけど)

(13)オペラ劇場「嗚呼それが我が宿命」

ちょっと休憩…というか毎度恒例の茶番枠。
もとはウマ娘のスピンオフの日常系アニメ『うまよん』に登場した一曲…というか挿入歌。いつかやってほしいと思いましたがまさかここで挟んでくるとは。

自信に満ち溢れ常に芝居がかった言動をするオペラオーが主人公の一幕。それにファルコやキングたちが巻き込まれるという感じなのですが、とにもかくにもテイエムオペラオー役の徳井青空さんアッパレです。
優雅かつ力強い所作や口上に加え時にはちょっと大げさにビブラートを入れるところまで、「キャラに成り切っている」というより「キャラと一緒に楽しむ」という言葉がピッタリなくらいノリノリで演じられているのが印象的でした。見ててこっちも楽しくなる感じが素敵です。

これもまたいつかオリジナルメンバーでやってほしい…

(14)GIRLS' LEGEND U

『うまぴょい伝説』に並ぶウマ娘のもう一つの定番曲。ファンファーレで始まり「やっとみんな会えたね~♪」でいきなり涙腺ぶち壊してくる、ファン人気もかなり高い一曲です。

イベントではライブ初出走のキャストさんがメインになって歌うことの多いこの曲。今回はウマ娘のナンバリングイベントとしては初めてのステージとなるマンハッタンカフェをセンターに、ジョーダン、チゲゾー、マチタン、タイシン、シチーで展開していきました。
マンハッタンカフェ役の小倉唯さんの存在感がやばかったのが印象的でしたが、これはまた後で詳しく書きます。

『うまぴょい伝説』と同じようにかなりテンポが早く忙しい曲だと思うんですが各々のキャラ声をしっかり保ったまま、まさに駆け抜けていったと思います。「勝ちたい 君と勝ちたい!」のところは問答無用でむせび泣ける。泣いてないけど。

上手にいたトーセンジョーダン役の鈴木絵理さんは他のキャストさんに比べてもかなり小柄な方なのですがそれでも機敏に動いていて一際目立って見えたのが印象的でした。というかこの曲よく見たら結構振りつけ激しいのよ…すごいわ…

(15)Make debut!

ウマ娘のアニメ1期のOPにして、ゲームでは育成においてデビュー戦勝利した時に見れる楽曲。実際の競馬でも新馬戦(競走馬としての最初のレース)のことをメイクデビューと言うのでそのまんまですね。

こちらもさっきのGIRLS' LEGEND Uと同じく、ウマ娘のライブの初めて出演されるキャストさんが中心になることが鉄板なのですがまたしてもこの日はちょっと特殊でスぺエルグラスキングの黄金世代にオグリというよく見る組み合わせになりました。

これもトロッコで周ってきてくれたのですが、やっぱオーラがちげぇ…
特にこの歌唱メンバーの方たちは今まで何度もウマ娘のイベントやライブで拝見してきたからこそ、いざ生で近くで見ると自分が虚構の世界に飛び込んだみたいで言葉が詰まりました。本物やぁ…(N回目)

(16)Goal To My SHIP

ゴルシのソロうおおおおおおおおおお!

東京公演ではダスカとウォッカのソロがあったからもしかしたら今回は…?と思ってひそかに期待していたのでイントロ流れてきた瞬間に興奮のあまり脳が爆発しました。

ゴルシのフリーダム(?)な性格に合わせた、可愛げがありつつも聞く人を振り回すようなアップテンポな曲。これもレスポンスありならもっと盛り上がっただろうな…それぐらいかなりライブ映えするキャラソンです。
もはやキャラと一心同体レベルの上田瞳さんによる、ついペンライトを
全力で振らずにはいられないパフォーマンスに加え、後ろのモニターに流れていた映像も秀逸でした。ボカロのMVみたいにこじゃれていて曲の盛り上げに一役買っていたと思います。

これあと10回ぐらい同じこと言うと思うけどやっぱり振付がカワイイ!特にBメロの「いつだって移り気Girl's heart」のところの全身でハートを作るポーズ。普通にやったら奇妙に見えるだけですが比較的長身な上田さんだからこそより綺麗に決まって魅力が増していたと思います。ゴルシが上田さんでよかった本当に…(他のキャラもそうだけど)

(17)ひたむきマイノート

チヨノオーソロうおおおおおおおおおお!

いや、あの、もう本当に全てがカワイイ!(M回目)
後ろや周りで踊っているバックダンサーとは違い、マイク持ちながら歌っている人ができる動きってそれなりに限られているはずなんだけど、なぜだかこの曲の振付はかなり印象に残りました。それだけ凝っているというのもそうなんですが、それプラスサクラチヨノオー役の野口瑠璃子さんの魅せる力が本当に卓越しているんだと思います。

素の声はかなりチヨノオーとは違うはずなんですがそれでもキャラ声をしっかりと保ちつつ、振りつけもスムーズにこなすだけでなくちゃんと「そのキャラの動き」に昇華させ、しかも裏で流してるコーラスやセリフ(ライブでは歌わない部分)もきちんと把握し口ずさみ、アドリブに見えるくらい自然に動きをつけるという余裕っぷり。
『武名疾走!』の日原さんもすごかったですがまた一人、ウマ娘に関わるキャストさんのポテンシャルの高さを見ることができたような気がします。

生の「ですっ!」ありがとうございます…本物がおる…(N+1回目)

(18)ユメヲカケル!

ウマ娘のアニメ2期OP、こちらも文句なしの名曲。
今までのライブではチームスピカ(アニメで主人公が属するチーム)やアニメ2期の主人公であるテイオー中心に歌唱されることが多かったのですが、この日はこれまた一転、キタサンオグリハヤヒデゴルシフクキタルダスカマヤノという新鮮なメンツ。大所帯!

全員で「友達以上 仲間でライバル」って言うのもいいですね。いつかマヤノとブライアンの2人でこのパート歌ってくれんかな…

ちょっと立ち位置まではハッキリと覚えていないので間違っていたらすみませんが、すっかりキタちゃんも存在感が増していました。Day1では持ち曲の『Ambitious World』もかなりリラックスして歌ってましたし、スぺちゃんやテイオーに並んでこれからのウマ娘ライブでも一線を張ってくれそうです。

(19)Enjoy and Join

三度、トロッコパフォーマンス!

アニメ1期の後に出たOVAのエンディングテーマ。OVAは現在配信されてるところが少ないので比較的知名度が薄い曲だったのですが、この生のライブでは定番曲となって今ではファン全員の知るところとなっています。

この曲はとにかくウィニングチケット役の渡部優衣さんの場を引っぱる力がすごかった!一応持ち曲というのもあるけれど、本当によく動くしよく声が通る!「ハイ!ハイ!」と一人でコールをして盛り上げつつ、目線を2階席3階席へと配ることも忘れない。同じく歌唱していたオペラオー役の徳井さんもそうだったんですけど、特にこのお二方は観客に「えっ、今こっち見た!?」って思わせる視線の向け方がべらぼうに上手かった!!単にファンサ云々の話ではなく演者が観客をどう見るかというのはしっかりとしたテクニックの1つなんだなぁと思いました。

もちろん歌唱は十二分。渡部さんの素とチケットの声かなり違いがあるんですけどプロだなぁ…
あと話には聞いていましたが脚長い。どうなっとんねん。

曲名通り、皆からしっかりと元気をもらってエンジョイできた一曲でした。

(20)Go This Way

元はネイチャ、カフェ、シャカ―ルのユニット曲。会場をゆりかごの如く包み込む幻想的なメロディーと共に切なくも力強い言葉が綴られている、ウマ娘の曲の中でもまた異質なソング。この日は原曲担当しているカフェをまたもセンターに据えて隣はエルとチヨノオーという編成。

「それも前へ~」をはじめとして全体的にハモリが綺麗に光った曲なのですが…ちょっと先ほど『GIRLS' LEGEND U』で一旦置いたことを語らせてください。

マンハッタンカフェ役の小倉唯さんがヤバすぎた。(2回目)

当然今回ウマ娘のライブに出走された方々は軒並み人を惹きつける魅力を確かに持っていますが、それでもこの瞬間はセンターにいる小倉さんの所作や歌声に完全に虜にされた。意識を全て持っていかれた。
声優に疎い自分でもウマ娘をやる前から小倉さんのことは知っていた、とかこの日はゲスト出走だから出番が限られていた、とかで自然と目が行ったというのはあると思います。ですがその上でも一際違う存在感を放っていました。

キャラと中の人が混ざり合って見えるのが好きだという話はここまでにちょいちょいしてきました。事実、キャスト皆さんはちゃんと声だけじゃなく立ち振る舞いや雰囲気まで”キャラ"になりきっていました。その上で中の人の個性や存在が浮き彫りになるわけで。
けれど小倉唯さんに限ってはもちろん”マンハッタンカフェ”というキャラを演じながらもそれでもなお本人の色が、魅力が強く出ていました。目につくのがキャラじゃなく中の人が先行するっていう強者の証。

くるりとターンしたり、前を指さしたり、心地よく伸びる低音だったり、一挙手一投足一言一句全てが(なんならただの立ち姿さえも)彼女自身の力によって何倍にも魅せられる。現実なかのひと虚構キャラが混ざりあっているはずなのに、興ざめすることなくまた一段階上の虚構が幻が鮮やかに出現する。

まぁ要するにあれです。目が離せなかったということです。もはやあの存在は非現実的といってもいいだろ。私はそう思いました。

(21)Find My Only Way

スぺウォッカダスカゴルシのチームスピカ勢に加えオグリによる、しんみりとした曲。これを聞くとライブのフィナーレが近づいている気がして否が応でも寂しくなります。

でもこの曲は決して寂しい曲じゃない。別れの曲じゃない。
だって「夢はまだ続くから」。
離れていても、見守ってくれる人がいる。
未来への道を照らしてくれる人がいる。

たかがスマホゲームだけど、『ウマ娘』は虚構かもしれないけど。それでも私たちのとなりにあるんだという想いがしっかりと伝わってきました。
ラスサビ前の「いつでもShine スピカのきらめき 大好きだよ」で涙腺崩壊した。なんかこういう感動って現地で観た時の方がより強く感じるんですよね…行ってよかった。

(22)春空BLUE

まだまだ続くよしんみり曲。
BNW(ハヤヒデ、タイシン、チケット)のユニット曲。これ書くまでずっと『青空BLUE』だと思っていた。それただの青空。

曲名でお察しかもしれませんが内容は青春を歌う卒業ソング。誰もが一度は体験したことのある、かけがえのない時間を共にした学友との別れ。でも「紡いだ絆は消えない」から、前へ進んでいける。
さっきの曲と同じように、儚くもこぼれる涙をそっと拭いて一緒に笑いかけてくれるような。そんな温かさが感じられました。

そしてこの曲は本当に演出、何よりBNWお三方の表現が最高でした。
普通に横一列になってただ歌うのではなく、円状になって立ち代わり歌う人が先頭に出たり、その間残りの2人で振りつけをこなしたり…
これまでの曲とはガラリと雰囲気が変わり、まるでミュージカルのワンシーンかのように3人の立ち位置や振りつけが華やかに美しく仕立てあげられていました。あんだけ広いステージをバックダンサー無しで3人で使うって相当技量要ると思うんですけどBNWだからできた芸当ですね。練習大変だっただろうな…

(23)大好きのタカラバコ

終わらないでと願いつつも最後の曲に。

元々は生徒会組(ルドルフエアグルーヴブライアン)による単なるユニット曲なのだけれど、これをライブのラストに全員歌唱で持ってこようとした人に100億円あげたい。最初からそのために作られた曲なの?ってぐらいフィナーレにピッタリで色んな感情が溢れてくる。イントロアウトロのアコギのフレーズがなんともエモーショナル。

全員が一同に揃い、「大好き」を歌われようものならもう『ウマ娘』についていかないわけないんすよね。
こうやってライブがある日じゃなくても、つまらないモノクロの毎日の中でも、世界は「大好き」で溢れている。そして『ウマ娘』はその「大好き」を僕らにくれる。そしてその「大好き」はまた誰かの「大好き」に繋がっていく。

色とりどりのペンライトを照らすトレーナーたち、綺麗な衣装と照明に身を包んだウマ娘たち、影にいながらもこのライブを支える方達…
あぁそうか
今この場所こそが『大好きのタカラバコ』なのかもしれない。

(24)走れウマ娘

観客全員からの熱烈な手拍子の後、新ウマ娘の発表などの新情報公開を経てとうとうアンコールに!

皆でわちゃわちゃ楽しく歌いながらも、まず何より実況役の明坂聡美さんの早口ナレーションが見事!相当文字数多いだろうにちゃんと競馬の実況みたいに紹介できるのはすごい!ライブ全体を通してステージを支えてくださった裏のMVPです。この人のなしのライブはもはや考えられないくらい。

曲の中盤、実況が名前を呼ぶ→→各キャストが(各キャラに成りきって)挨拶するという流れなのですがナリタブライアン役の衣川さんが歌唱に夢中で自分が呼ばれたことに気づいてなくて、「あっわたしか!(素)」ってマイク駄々洩れで言ってたのが印象的でした。その後ちゃんとブライアンのイケボに切り替えて口上を述べたのも含めて◎。ミスっちゃミスなんですけど先ほども言った通りライブではこういったのが垣間見えるの最高です。

あと毎回思うんですがこういう時に言うセリフってよく考えられてますよね。毎度似たような使い回しになりすぎてもダメですし、そのキャラが本当にウィニングライブをした時に言いそうな内容にしないといけない。
それでその言葉をキャストさんたちが読み上げ演じることで私たちがそこにキャラを見出せるわけでして…ある意味舞台演劇となんら変わりないですよねコレ。

そのセリフ考える仕事に就きたい。

(25)うまぴょい伝説

国歌斉唱。もう言葉はいらない。

音量音圧最大!ボルテージMAX!うまぴょい!

人類史上こんなに楽しい事があるか?いやない。

というわけで計25曲、MC等も含めお疲れ様でした!

3.最後に

そんなこんなで私の初ライブ現地観戦は幕を終えました。

ライブ終わった後に残るものって”満足感”だけじゃないんですよ。帰りの電車に揺られながら疲れ切った心にふと浮かんだのは”渇望”

またライブを見たい!次は別キャラのソロが見たい!今度は最前列で見たい!などなど。
不思議かな、人というものは欲を一つ叶えるとまた次から次へと欲が湧き出てくるものです。ようやく念願の初ライブに行けたというのにね。

しかし渇望は、欲望は日々を生きるエネルギーとなる。
日々怠惰に過ごしてる自分ですが、次またウマ娘のライブを見に行くまではしっかりと生きようと思います。

というわけで今回は以上になります。
ここまでちゃんと読んだ人いるかどうかわからないけれど(いたらアイス奢ります)、ここまでお読みいただきありがとうございました。
よろしければ「スキ」押していただけると幸いです。

ではまた。

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