【振り返り】3月30日の広島戦(ファーム)について
みなさん、お久しぶりです。
3週間ぶりとなった先発登板を振り返りたいと思います。
ちなみに
この記事に書いてあることを元に音声でも配信しています。
もっとくわしい振り返りになると思うので、もしよければぜひ。
メンタルが不安定だった3週間
怪我から復帰して最初の対外試合となった3月8日のソフトバンク戦。
投げていて感覚も良く、結果もついてきてくれたのでひと安心、といった登板でした。
そのまま良い流れでポンポンと…とはいかなかったです。
怪我の影響なのか、どんどんアピールしていく他の選手を見て焦ったのか、正確なところはわかりません。
ただ歯痒い、ヤキモキする、悔しい。
そんな悶々とする日々を過ごしてました。
リリーフで登板した3月20日の試合では、そういった気持ちの歪みがピッチングに影響したんだと思います。
気持ちも体もコントロールできず、2回を投げて押し出しを含む3四球。
失点が1で終わったのがラッキー、そんな内容でした。
「これはまずい」と直感しました。
次の登板まで約1週間で身体は回復できるだろうけど、心をうまく切り替えられる自信がなかったんです。
いつも以上にノートに殴り書きしたり、妻に悩みを聞いてもらったりしました。
言葉として吐き出すだけでラクになった気がします。
どんな悩みも「たいしたことない」とか「なんとかなる」とか思えたら勝ちなんですけどね。
「ちょっと力みすぎだな」
おととい、広島に移動しても心のモヤモヤは残ってました。(最もモヤモヤしていたときよりは全然マシでしたが)
「何か変えないといけない、このままじゃ足りない」という思いが頭の中をグルグルする感覚です。
試合前日のブルペンでもいろいろ試したり、撮った動画を見返したりして、なんとかしようとし続けました。
そして迎えた今日の試合。
流れはアップして、キャッチボールして、ブルペンに入るといつも通り。
ブルペンで投球練習してみて、しっかり腕は振れてるんだけどなんか合ってない、そんな感じがしました。
調子が良いとは言えないレベルです。
どの試合でもスタメンのキャッチャーに試合前のピッチングを受けてもらいます。
ピッチングの内容や出来、どうやって立ち上がるかを確認するためです。
今日のスタメンキャッチャーの大野奨太さん。
いつもなら「スライダーよりカーブが良いから序盤は多めに使ってくよ」や「コースだけ意識しよう」みたいな話を試合前にするのですが、今日は違いました。
奨太さんから言われたのは、ひとこと「ちょっと力みすぎだな」でした。
僕はすこしハッとしました。
「たしかにそうだ、これだけ力んで飛ばしてたら長いイニングを投げるのも難しそう」
調子の良いときも悪いときも知ってくれている奨太さんからのアドバイスはスッと入ってきました。
どうせやるなら極端に。
いつもより20キロ遅いボールを投げる感覚で投げました。
120キロくらいですかね。
「それで打たれても、同じように力んで失敗するより何倍もマシか」と思い、腹をくくれました。
試合で投げてみると、120キロのつもりでも140キロは出ました。
そして、バッターの反応にも手応えアリでした。
「これですね」とベンチで奨太さんに話すと「これだよ」と笑顔で返してくれました。
7回途中まで投げ、まだまだ課題は残るものの、全体的には良い内容だったと思います。
さすが、奨太さんって感じですね。
今日1番の収穫は「まだまだ力を抜けたのか」と気づけたこと。
継続することは継続して、課題は克服して、次に備えたいと思います。
さいごに:伝える力を伸ばしたい
最近「人に何かを伝えるのはむずかしい」と思うことがあります。
特に誰かを通して聞いたり伝えたりするときは難易度アップです。
ニュアンスが変わって伝わってしまったり、聞きたいことが聞けなかったり…
そこで僕は今、具体的に伝えることを意識してます。
たとえば家で「なんか飲み物ちょうだい」と言うんじゃなくて「冷蔵庫にあるお茶ちょうだい」みたいなイメージですかね。(本当に言ったことはありませんが)
なので今回の振り返りも、いつもより具体的に書きました。
伝えたいニュアンスが少しでも多く伝わると嬉しいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いします。
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