【noteを続けて3ヶ月】発信し始めた理由について
noteで発信し始めて3ヶ月あまり。
ありがたいことに「note読んだよ!」と言ってもらえることも増えてきた感じがします。
同時に「どうしてnoteの発信を始めたのか?」という質問も増えてきました。
自分の考えを整理するチャンスだと思ったので、今回は僕がnote発信を始めた理由について書きたいと思います。
パッと思いついた理由は次の3つです。
理由①人の役に立てるかもしれないから
理由②自分のありのままを伝えたいから
理由③今だからこそ伝えられることがあるから
あくまで個人の一意見として楽しんでもらえると嬉しいです。
理由①人の役に立てるかもしれないから
僕は昨年(2020年)、コロナの影響で外出自粛し始めてから本を読んだりYouTubeで学んだりする時間が増えました。
野球の結果が出ないときとはまた違う「このままじゃヤバい」を感じるようになったからです。
「何かしなきゃ」と思いました。
そのとき読んだ本やYouTubeチャンネルは次のような感じです。
●読んだ本
・嫌われる勇気
・反応しない練習
・自分の中に毒を持て
・世界1やさしいやりたいことの見つけ方
・金持ち父さん貧乏父さん
・アウトプット大全
●見たYouTubeチャンネル
・中田敦彦のYouTube大学
・両学長 リベラルアーツ大学
・マコなり社長
・マナブ
自己啓発だけでなく、ビジネススキルやお金の知識など幅広く勉強してたあたり、何かしなきゃと焦っていたのがバレバレですね笑
本やYouTubeから学んだことはたくさんありますが、イチバンの学びは「当たり前」が他人にとって「なるほど!」かもしれないってことです。
たとえば名著『金持ち父さん貧乏父さん』のなかで書かれている「持ち家は資産ではなく負債」というフレーズがあります。
賃貸でマンションに住んでいる人なら「賃貸だとお金を払い続けて何も残らないから、マンションや家を買ったほうがいいのでは?のちのち資産にもなるし」と思う人も多いはず。持ち家が資産になると信じているからです。
僕もそう思ってました。
でも『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでからは資産に対する見方が変わったんです。
知ると知らないに大きな差があることを体感的に知ることができました。
「持ち家が負債」ということは知ってる人からすれば当たり前のことですが、僕みたいなシロートからすれば「そうなんだ!」と思えることでした。
このように本やYouTubeで「なるほど!」と思ったことをきっかけに価値観がアップデートされることが結構あったんです。
僕は「もしかしたら自分の経験や知識を聞いて『なるほど!』と思う人もいるのでは?」と思いました。
僕にとっての当たり前が誰かの人生を変える役に立てるのではないか、とも。
「お前レベルの話は興味がない、調子に乗るな」と思う人もいるでしょう。
たしかにダルビッシュさんが発信する内容と比べれば(比べるのもおこがましいですが)僕の知識レベルは低いと思います。
ダルビッシュさんの話であれば5人に1人は役に立ったと思えるでしょう。
僕にそこまでの力がないのは重々承知してます。
でもそんな僕でも1000人に1人なら「なるほど!」と思ってもらうことはできるはずです。
たとえ少ない人数だとしても、人の役に立てるならこんなに嬉しいことはありません。
理由②自分のありのままを伝えたいから
僕たちプロ野球選手はありがたいことにメディアに出る機会が多く、取材もたくさん受けます。
特にルーキーイヤーの新人合同自主トレでは毎日のように自分のことが記事になり、「こんなことでも記事になるの?」と思ったことが何回かありました。
友達から「テレビ見たよ」と言ってもらえるのは嬉しかったですが、同時に大きなストレスを感じてました。
「本当の自分はこんな人物じゃない」と思うことがあったからです。
大学を首席で卒業したとか、プロに入っても研究を続けるとか、事実を誇張した記事が入団する前に出て、先輩たちにあいさつをする時には本当の自分とは違う福谷像ができあがってしまっていたんです。
今ではどう思われるかなんてあまり気にしていません。
ですが当時の僕は「自分が何者で、どうあるべき存在なのか」よくわからなくなっていました。
他にもこんな経験があります。
若手のとき、試合で打たれてしまった次の日のことでした。
コーチに呼ばれ「福谷、こんなこと思ってマウンドに上がっとるんか?」と聞かれました。
スポーツ紙に載ってる試合後のコメントを読んだようです。
具体的な内容は覚えていませんが、試合後の僕は意気消沈してたので、記者の質問に「そうですね」とだけ返してました。
正直、コメントしたくなかったんです。心の中で「ほっといてくれ」と思っていたのかもしれません。
なのでコーチから記事内容を聞かれたとき、僕は焦りました。
「なんて言ったのか覚えていないし、言ったことを覚えていない記事で誤解されるなんて損しかない」と考えたからです。
人にどう思われるかは選べませんが、誤解された人にもらうアドバイスより、気持ちを正直に伝えた人にもらうアドバイスの方が有益なのは若手の僕でもわかりました。
これらの出来事から、僕は打たれた試合でも取材に対して自分の言葉で受け答えするようになりました。
「ありのまま」をモットーにして言葉を選んでいます。
理由③今だからこそ伝えられることがあるから
最後の理由は知り合いからの一言でした。
「私が一人で大声で叫ぶより、福谷さんのささやく声の方が数倍威力があります」
たしかにそうだなって思いました。
別に「自分がすごい」と言いたいわけではありませんが、僕は前から不思議に思ってたことがあるんです。
「たいした発信もしないマイナー選手である自分のTwitterアカウントに、どうしてこれだけのフォロワーがいるんだろう」って。
僕は去年(2020)からTwitterの更新回数を増やしましたが、それ以前はほとんど投稿していませんでした。
それなのにフォロワーが3万人近くいることに、少し異常さを感じたんです。
フォローしてくださってる人の中には
・ただプロ野球選手を全てフォローするコレクター
・すでにTwitterから卒業した人
もたくさんいるので、実質的なフォロワーはもっともっと少ないと思ってますけどね。
でもプロ野球選手って肩書きが大きな影響力をもってることも事実。
その大きさは僕の思ってる以上でした。
プロ野球選手として発信できる今だからこそ、伝えられることがある気がしています。
同時に多くの人に見られるので、言葉をより慎重に選ばないといけないですよね。
まとめ
僕がnoteで発信する理由は次の通りです。
理由①人の役に立てるかもしれないから
理由②自分のありのままを伝えたいから
理由③今だからこそ伝えられることがあるから
まとめるとこんな感じになります。
「今の自分でも誰かの役に立てる情報を発信できるかもしれない!
発信できるプラットフォームも充実してるし自分の言葉で伝えるチャンスだ!
やってみよう!」
いつまでnote発信を続けるかは未定です。
飽きっぽい性格なので「やりきった!」と思ったらすぐに違うことを始めるかもしれません。いや、そんな予感しかしません笑
とにかく行動あるのみ。
最近の好きな言葉「試してみることに失敗はない」を胸に、次に試せることはないか探し続けます。
「取り組みをnoteで発信すると他のチームに情報を流すようなものだけど大丈夫?」と聞かれることもあるんです。
大丈夫です。
この発信に書いてある情報よりはるかに多いデータを使って相手を研究しています。これくらいの情報量じゃ変わらないでしょう。
発信して相手に不利な情報を与えてしまうリスクよりも、誰かのためになる(かもしれない)メリットの方がはるかに大きいと僕は思ってます。
引き続き読んでいただけると嬉しいです。
この記事を読んで「自分もnoteを始めてみようかな」と思った方がいれば、ぜひトライしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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