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生産性とは何か

久しぶりの投稿になってしまいました。今回は、「イシューからはじめよ」を読んだ感想を書こうと思います。

本を読む前の疑問

この本を読むまで、私は「生産性が高い」の意味を完全に理解することができていませんでした。

Wikipediaで生産性を調べると、「生産性とは、経済学で生産活動に対する生産要素の寄与度、あるいは、資源から付加価値を産み出す際の効率の程度のことを指す。より少ないインプットからより多いアウトプットが得られるほど、より生産性が高いという関係にある。」
と書いてあったが、どうにも腑に落ちない。

しかし、この本の冒頭の式を図解的に見ることで、理系の私には「生産性」の意味がすんなり理解できました。以下に記述しておきます。
生産性 =アウトプット/インプット = 成果/投下した時間・労力
この式からわかるように、生産性が高いとは、最小の時間で最大の成果を出すということを表します。

「イシュー」とは?

次に、この本のタイトルにもある「イシュー」についてです。イシューとは、「根本的な問題」のことを指します。この本には「イシュー」と「バリュー(価値)」という言葉が多く出てきますが、この本の中でのバリューのある仕事とは以下の図のように説明されています。

上図の右上の領域に近づくためには、

  1. イシューの見極め

  2. 「解」の徹底的な磨き込み

が必要です。そのためには「仮説」を立てることが重要になってきます。

良いイシューとは?イシューが見つからない時は?

本書の中で、良いイシューの3条件に関して述べられていたので、以下に記述します。

  1. 本質的な選択肢

  2. 深い仮説

  3. 答えを出せる

また、「イシューが見つからない!」となった場合の対処法として、以下の方法が挙げられています。

  1. 変数を削る

  2. 視覚化する

  3. 最終形からたどる

  4. 「So What?」を繰り返す

  5. 極端な事例を考える

また、バリューを出すための考え方として、以下の図で示されていました。

この図から、一発で成果を出すのではなく、何回もサイクルを回すことが重要であるということがわかります。完璧主義よりも、まずはやってみる。その後、回転数を上げる。この考え方は大事にしたいと思います。


学びのまとめ・今後の行動(To Do)

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。最後に私の学びと今後の行動に関して記述して、記録を締めさせていただきます。

この本からの学び
・生産性を上げるには、時間を削りつつ成果を上げる
・一発で成果を出すのではなく、サイクルを回す

To Do
・問題に取り組む前に、「イシュー」を見極めるところから始める
・完璧主義をやめる



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