往復声簡1日目|読まれる側の気持ちを知りました。

4月4日(日)


朝、クラブハウス朗読にて、「「往復声簡」はじめます。」のnoteを朗読して、はじまった「往復声簡」。

「おうふくこえかん」と読みます。

往復「書」簡ならぬ、往復「声」簡では、手紙のやりとりのようにゆったりとした時間のなかで、朗読した声を贈りあいます。


もっと詳しく知りたい方は、こちらをご確認ください。

朗読のあとに、感想や質問をもらうための部屋をたちあげたら、何人かが「やりたい~」「おもしろそう」と言ってくれて、同志がいるかとおもうとうれしかったです。

「はじまりましたね」「晴れてよかったですね」「(ダーマツさんのことはみんなで)ほめて伸ばしましょう」といってくれた青子先生の言葉の力強さったらなかった。わたしは褒められるのが好きだって、なんで知っているんですか? わたしにとっての魂のメッセンジャーである青子先生には、ここ数日、背中をおされまくっています。(3日前に出会ったばかりだけど、素直にこう思えるほどだから、すごい)


朗読後は散歩に出ました。


わくわくした。


いままで、イヤホンをつけて、radikoやクラブハウスを聞いて耳をふさいでたけれど、この日は、イヤホンを外して、まわりの音を聴きながら歩きました。

いろんな音に溢れていた。

ここちよく感じた。


ここちよく感じるまでに結構な時間がかかったものだ、と思った。

自分のための朝の朗読では、たんたんと一人で読んでいる。知らない人から何か言われる怖さもあるし、受け止める気力もないので、ずっと、一人だけのルームにしていました。

朝は変わらずに、そのスタイルでいこうって思っているけれど。

他人の意見がほしくない、自分の心の動きに耳を傾けたい、そういう時期から、そろそろ周りの意見を受け入れられるような自分になった現れなんだと思います。


家に帰ってから、往復声簡のLINEに登録した方に届ける「はじまりの声」を録音しました。録音した後に、聴き直したら、しょっぱなから間違えてることを見つけた。とほほ。でも、生っぽいから、そのまま、登録した人に届けることにした。訂正の声を追加でつけた。それでいいや!


午後、さっそく最初の声が届きました。

タイトルが読み上げられて、朗読がはじまった。

朗読が終わると「ダーマツさん、」って呼びかけられた。

山手線で泣きそうになった。

はじめて知った。自分のための朗読って、最高にうれしいものなんですね。

みんな、それを味わったことがない、もしくはお母さんに読んでもらった頃のこと、もう忘れているでしょう? すごい体験ですよ。

往復声簡をはじめる前は、「これまで自分のために読んでいたけれど、相手のために読むようになると、どういう気持ちの変化があるだろうか?」と読む側に意識がいってて、読まれる側にまで想像が及んでいなかった。

こんなにも嬉しいものとは思いませんでした。知りませんでした。


ぶらぶらしたあとに携帯をみたら、また1つ声が届いていて、帰りの山手線の中で聴きました。

またしても、涙がでそうになって、こらえました。

なんだろう、わたしを泣かせる本を、わざわざ選んできてるのかしら。策士じゃん。笑


夕方に届いた声は、洗濯物をたたみながら、掃除をしながら、聴きました。

落ち着きました。


届いた声は、iPhoneのなかに人ごとのフォルダをつくって保存しました。

大切にします。


夜は、布団のなかで、声を聴き直してから眠りました。

とてもしあわせでした。




今日とどいた声:3つ

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