往復声簡22日目|鳥のさえずりがきこえる、心地よい家だったと気づく。

朗読した声を贈りあう「往復声簡」をはじめてからの日記です。
「おうふくこえかん」と読みます。
はじめた想いや経緯はこちらに書いてあります。
https://note.com/fukushizu/n/nb24cabdf436b

4月25日(日)晴れ


よく寝れた。意外や意外。

こんなにぐっすり眠れると思わなかった。

弟はどこかへ出かけていて、もういなかった。



準備して、犬を連れて家をでた。

川へ向かう。


土手の階段をあがりながら、ダーマツ文庫をはじめた。

谷川俊太郎さんの「朝のリレー」を詠みながら、土手を歩く。


休憩処としてベンチが置いてあったので、座って、「星の王子さま」を頭から読んだ。


途中、2組がベンチにやってきて犬に話しかけてくれたりした。

そんなところもミュートにせずに、だだ漏らす。

あとでクラブハウスで聴いてくれていた人とはなしをしたら

「方言が聴けてうれしかった」

「その町の風をかんじた」

と言ってくれたのでよかった。


フリートーク中、犬ががんばってウンチをしたので、クラブハウスは宴もたけなわ、お開きとなりまして、わたしはウンチを拾って帰りました。



カリンバを弾くために、もういちど川へ。

階段に座って、カリンバを弾きながらクラブハウスのむこうの人とおはなしした。

1時間くらい川にいて、家へ戻った。



往復声簡に1つ声が届いてたので、家の外で聴いた。

外でイヤホンしないで聴くの、開放感があって良いな。

わたしが実家に戻っていることを知っていて、贈ってくれた声。

文を読む時間より、わたしに話しかけてる時間の方が長かった。そんな声も有りですね。

ありがとうございました。勇気げっと!



昼。

ごはんを食べて、弟が録画していたアメトーークを見てたら、眠くなって昼寝した。


鳥の声が心地いい。

こんなに、気持ちの良い音がする家だっけ。

夏前だから、虫がまだ少なくて、うるさくないのかな。



鳥の声に包まれたかんじのなかで、目が覚めて、ぼーっとした。

ふと、昨年、母親が誕生日のときに「傘がほしい」と言われたことを思い出して、「傘でも買いに行く?」と聞いたら、「いいよ」と返事がきた。

互いに支度をしてたら、雨がザーザー降ってきて、「行くのやめよう」となった。

タイミングの悪い雨だこと。

いや、出かける前だから、タイミングは、良い、のか・・・?


1時間ほどしたら雨が止んだ。

母親に、行くか?と聞いたら「行かない」となったので、「わかった!ゆっくりしよう」といって、各々すごした。



その間、クラブハウスで友人にオラクルカードをひかせてもらった。

岩のうえにいるマーメイドが、餌をもち、そこに鳥たちがよってきているカードだった。

いろいろな助けがくるから、誰の何の助けを受けるのか、自分で選ぶことがだいじ、ということだった。

これからがひらけていく感じがとてもした。

良き。


窓の外を見ると、山の木々たちが西日に照らされていてとてもきれいだった。



夜。

ゆでしらすと、山芋をきざんだのと、てんぷらのかき揚げを食べた。

ごはん中は、往復声簡やるの?どうする?とは、聞けなかった。




21時すぎ。

お風呂に入る前に、ここが最後のチャンスかな?と思って、母親に話しかけた。


「エルマーの続き、読んでくれる?」

「いや」

「なんで?」

「本がないから」

「買えばいいじゃん。届けるよ」

「いいよそんなの。もったいない」


娘からのお願いをもったいないで、断ろうとするとは。

どうしたものかと思ったが、もうすこし食い下がった。


「じゃあ、近くの図書館で借りればいいじゃん」

「…わかったよ!」

と乱暴な返事がきた。

そこから、どうやって、録音してLINEで送るのかなレクチャーをして、

「じゃあ、待ってるね」

と言って、会話はおわった。

正直、わたしが母親を言い負かした感、否めないな!




母親からの声、届くかな?

わかんないけど、気長に待とう。

待つ時間もたのしもう。

相手のペースを尊重しよう。

相手のことを考えすぎないのが往復声簡での「だいじにしたいこと」だ。

それを母親との関係のなかでもだいじにしよう。

わたしはわたし。母親は母親。




届いた声:1つ

贈った声:〇






わたしがやっていること。

🐷ダーマツ文庫📕好きな本をただひたすら声にだして読む朝の15分
毎朝、クラブハウスにて、自分の好きな本をただひたすら声にだして読む15分間をすごしています。
月~金曜日は7:45から、土日祝日はゆっくりスタートで8:45から。
クラブハウスのアカウントは「@damatsu」です。
(ブタのアイコンがでてきます)


往復声簡(おうふくこえかん)
手紙を送り合う往復書簡の、「書」の文字を「声」の文字に変えて。
好きな本を朗読した、わたしの声とあなたの声を送り合うのが「往復声簡」です。
https://note.com/fukushizu/n/nb24cabdf436b


Podcast「スキだから勝手にありがとう-オンラインエンタメを中心に-」
オンラインエンタメ作品を中心に感想をシェアし合って盛り上がってます。「観たよ!楽しかったよ!ありがとう!」を、アーティストや制作に関わられたスタッフの皆さんに伝えたい。リモート拍手を送りたい!そんな思いではじめたPodcastです。
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