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詩:暮らしの月面。

こんこんと湧きでるものが暮らしにはある。

ときに自分でもおどろくほどの冷たさで、
ときに誰にも触れさせたくないほどの熱さで。

とくとくと巡っていき、湧きでたもののは、
流れの跡となって月面にのこってゆく。

体をひらけば、わたしの心へ飛びこんでくる
一瞬の光を、留めておきたい。
暮らしの月面に、彩りをそえて。

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