ゲーム

こどもの頃、遊びと言えばゲームだった。

友達と対戦したかったがそれはできなかった。

門限が早いからだ。

門限は17時!

低学年の頃は授業が少なく早く帰れる。

15時に帰れるのだが、小学校から自宅まで徒歩1時間。

帰宅すると16時、友人の家に行った瞬間帰宅しないと間に合わない。

家が逆方向の友人の家だと向かっていると門限になってしまう。

遊びに来てもらえば?と思うかもしれないが

「家に呼んだら散らかるから、あんたが行く側になりなさい」

両親にそう言われていた。

だから、ゲームの対戦相手はいつもひいばあちゃんだった。

一番二人で対戦したゲームは「ストリートファイター2ターボ」と言う格闘ゲーム。

負けたくない私は操作の仕方を教えずに対戦し勝ちまくっていたのだが、

ひいばあちゃんは、すぐに慣れてしまいあっという間に勝てなくなった。私が学校に行っている間に練習していたのだ。

ひいばあちゃんから、努力すれば上達することを学んだ気がする!

それから、ひいばあちゃんが亡くなって、ゲームをするのはするのだか頻度が減ってしまったのだが、

最近は自粛でお家で過ごすことが増え、先輩から

「ゲームやろうぜ!オンラインもあるし対戦しよう」

と誘われ、また本格的にゲームを始めた。

「○○ってゲーム面白いからやってみて!俺もやってるしある程度進んだら教えて!対戦しよう」

先輩の言うゲームをやってみた。

確かに面白かった。

すぐに先輩に報告した。

「先輩、この前言ってた○○ってゲームだいぶ進みましたよ!対戦しましょう」

「えっ?俺もうそのソフト飽きてしまって△△ってソフトやってるから!今度それやってみて!対戦しよう」

まあ、こういう事もあるかと思い△△というソフトを始めた!

そして、

「先輩、△△ってゲームやりこんだので対戦しましょう!」

「えっ!俺△△ってゲーム飽きてしまって今□□ってソフトやってるからそれやってみて!また対戦しよう」

こういうのが五回くらい続いた!

先輩は飽き性なのだ。

「対戦しよう!」

って言うたならすぐ飽きるな!

どうしても飽きるなら同時に同じソフト始めさせろや!(笑)

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