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福島フェスの作り方 〜創立/真夏のフェス〜 vol.5

いきなり夏が来た。今年(2020年)もそんな感じでしたが、福島フェスminiを開催した2013年もまさにそんな感じでした。そして夏が来たのが異常に早かった。

福島フェスminiの開催日は2013年7月7日(土),8日(日)でしたが、例年だと勿論梅雨の時期。自分たちも、一週間前からの天気予報に一喜一憂していました。
当時の予報はあまり覚えていませんが、梅雨らしくグルグル変わる予報にドキドキしていたのを覚えています。
そもそも梅雨の時期と覚悟をして開催を決めていたので、どちらかの日程は雨、くらいの覚悟は決めていました。雨になったら温かいものが売れるし、豪雨じゃなければまあなんとかなるよねと。
(ただ、代々木公園のイベントで雨が降ると集客が一気に落ちる事実を後になって知るのですが)

ところが、蓋を開けてみると開催日当日に梅雨明けをし、まさかの気温35度!福島フェス最高の幕開けになりました。
飲食の目玉の「グランメゾン屋台」の出店効果もあり、当日は民放の夕方のニュース番組やNHKの取材に入ってもらえることになり、実行委員スタッフのテンションも最高です。
前日の金曜日に準備で入った福島からの出展者さんや、行政関係の出店の人たちも早朝から続々と集まり、出店の準備が慌しくなるにつれ、祭りの雰囲気が一気に出てきました。

あまりの高温にみんな汗だらだらでテンション高く回転準備をしているのを眺めていると、始まる前からなんとなくこのイベントが向っていく方向性が見えてきた気がしました。

「福島の元気を皆さんにアピールすること」

自分自身も含めて感じる「福島人」のイメージとはかけ離れた人たちがその会場には沢山いました。内向きで、冒頓としていて、無口で、、、という福島人のイメージを覆すような前向きで元気な人たちが沢山その現場にいて、東京に住んでいて積極的にこのイベントに賛同して参加してくれている人たちの元気も相乗効果で、始まる前からいいムードが漂っていました。

「ここにいるような人たちが中心になって今後の福島を盛り上げていくんだろうな」

と思わずにはいられませんでした。

予定通りの準備を終えて土曜日のイベントはスタート。実行委員は取材の対応やステージへの飛び込み出演、出展者への対応、出展者の手伝い、進行の管理などでバタバタと過ごしましたが、みんなボランティアで運営しているこのイベント、準備は大変だったけど本番は楽しくやろう!ということで、時間がある時はスタッフも福島フェスを楽しみながら仕事を満喫。

、、、が、しかし、本当に暑い!!7月の頭とは思えない異常な気温。ビールは飲んでも飲んでも汗になって出てしまうので全く酔わないし、地面はアスファルトなので照り返しもすごい。逃げ場もないのでとにかく全員汗をだらだらかきながらの運営であっという間の2日間の印象でしたが、とにかく出展者の方や関係者のテンションが高くて、そのムードに助けていただいた2日間でもありました。
土曜日の夜はわりと遅めまで開催していたので、涼しくなった夜の時間はお客さんも福島の色とお酒をゆっくり楽しんでくれていたようでした。

福島からの出店者(1回目のイベントだったのでそのリスクも承知で参加してくれたはず)、福島県の自治体関係者(何者とも知れない私たちのイベントに協力してくださった)、東京出身だけど震災ボランティアで福島に向かい、その縁で僕たちと繋がり今回の出店に至った人たち(このチームが一番テンション高かったかな笑)。ステージや出し物の出演で参加してくれた方々(出演後にイベントにも立ち寄って参加してくださり嬉しかったです)。
当時の写真を見直すと、皆さんすごくいい笑顔で過ごされていたのだなと改めて思いました。
なので、ここでは多くを語らず、当日の写真をいくつか掲載させていただきます。
自治体とのつながりも、まだ今ほど多くはなかったのですが、柳津町があかべこちゃんを連れてきてくれたりして盛り上げてくれました。

開催前はお金のことや開催に対する諸問題に苦慮した部分もありましたが、終わった後に、実行委員会の誰もが次回の開催について話していましたね。

あと、2日間の開催中は快晴でしたが、イベントが終了した日曜日の17時ちょうどに天地をひっくり返したようなゲリラ豪雨が襲ったのも良い思い出です。。笑

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<2014年に続く>

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