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【展覧会】リス好きさん必見!日本画家 深田絵理さんの個展 銀座にて10/15土まで

銀座にリスの森が出現!「深田絵理 作品展 〜リスの住む森〜」。
銀座一丁目の駅を出てすぐの、中央通り沿いにあるビルをエレベーターで上がると、静かな森の風景と、遊び回るシマリス達に出会えます。

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30点ほどの作品、森の風景のみを描いたものやニホンヤマネやプレーリードッグも登場しますが、主役はなんといっても、シマリス!

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様々な動きの体のしなやかさ、艶やかな毛並み、いたずらっぽい表情など、リスの魅力を余すところなく伝えている名作揃いです。

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作品を拝見しつつ、「シマリスがテーマの絵は、日本画では珍しいですよね」、
「日本では、野生のシマリスは北海道にしか生息していないから、絵のモチーフになりにくかったのでは」というようなお話になりました。
絵の世界で、伝統的だったり既に人気のあるモチーフやジャンル以外に特化することは、とても勇気の要ることだと思います。「シマリスの絵画」というジャンルでクオリティの高い作品を継続的に発表してくださっているのは素晴らしいです!

今回は森がテーマとのこと。今までも植物とリスとの組み合わせが素敵な作品は数多くありましたが、折り重なるような葉っぱや木々、奥行きのある風景で森での暮らしぶりを想像させる新作も。日本画の定番的な手法の、白地や余白を生かした背景の作品も、どちらも魅力的です。

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写真には写らない美しさなので、ぜひ現地で!

リスの絵をしっかり眺めてから、森の風景の絵に目を向けると、木漏れ日の輝きや風の匂いまで感じられそうです。特に一番奥に展示されている森の絵は、工夫した技法で、絵自体が光を放っていて美しいので、ぜひ会場でご覧いただきたいです。

初日早々に売約済みになった作品等も、会期中は展示されていて、原画をじっくりと観られるのは、今回の展覧会がおそらく最後になるかと。
現時点では購入可能な作品もあり、お問い合わせも可能だそうです。(後述)
洗練された上品さのある、癒しの絵画作品をご自宅にお迎えできるチャンスです。
個展を沢山開催されている作家さんでも、全く同じ作品が並ぶ機会は、もうないはずですので、お時間がありましたら、お勧めいたします。

野性味や孤高さを感じさせる子から、森の妖精みたいな愛嬌のある表情を浮かべた子まで。シマリスという同じモチーフで、毎回、趣向を凝らした新作が生まれているので、リスファンならば見逃せないと思います。

深田絵理さんは、日本画家として毎年個展を精力的に開催されていたり、グループ展やイベント、シマリスカフェさんでのグッズ販売等、幅広くご活躍されています。

リスや動物がお好きなアートファンに絶大な支持を得ている作家様です。
何年も前になりますが、イベント「りすカフェ」の常連のお客様から
「深田さんというシマリスを描く素敵な画家さんがいらっしゃるので、りすカフェにも参加していただいては?」とのご提案をいただきました。
それで、深田さんの個展にお邪魔して、りすカフェへの参加をご快諾いただきました。

りすカフェでは、スペースの都合で、例年、原画1点と、他はグッズを展示販売していただいてます。毎年深田さんの作品を楽しみに来場される方も多いほど、大人気の作家さんです。
カフェイベントでは原画展示は少なめなため、銀座のギャラリーでの展示もご覧いただいておけば、グッズを観た時にも、二倍以上は楽しめそうかと思います。

(展覧会情報 公式サイトより引用)
「深田絵理 作品展 〜リスの住む森〜」

□会期 2022年10月10日(月)〜15日(土)※最終日は16時30分まで
□時間 12時〜18時
□会場 ギャラリーゴトウ
〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-5 ※最寄り駅は有楽町線の銀座一丁目駅7番出口です。
TEL 03-6410-8881

森を駆けまわり、四季折々の植物と戯れるリスたちを描きました。
小さな生き物の視点から見た緑豊かな景色をどうぞお楽しみください。

ギャラリーゴトウHP https://gallery-goto.com/


公式サイトのトップページ、スクロールして下の方に、webギャラリーも表示されております。ギャラリーに問い合わせて購入できる作品もあるそうなので、遠方の方にもチャンスが!?実物が一番素敵ですが、会場に足を運べない皆様は、webでご覧くださいませ。

写真を撮り忘れましたが、同じくギャラリーゴトウ様にで今週土曜まで開催の
藤沢彦二郎 鉛筆画展」も、丹念な鉛筆のタッチが味わい深い、素敵な作品が並んでいました。ほぼ鉛筆のモノトーンのみ(ごく僅かな差し色を色鉛筆で入れた作品もあり)で、温かみと物語性を感じる絵です。
合わせてご覧いただくことをお薦めいたします。





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