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日本人を楽しみたい②

食事の現状
僕たちの身の回りにはいろんな食品があります。
不思議な事に体に良くない食品が安く、良いものが高いです。
そもそも、その商品が体に良いか悪いかで判断していないような気がします。
大抵の場合はイメージ、量でいい悪いの判断がなされています。
どこから直していけば良いのか考えた結果、家庭で料理を作る、ほとんどの場合はお母さんが学ばないといけない事だと思います。
学校教育でも家庭科というものがあったが、学生は完全に自分事で聞いてはいなかったはずです。
あの授業を家庭で料理を作る人、もしくは飲食店の人にするべきだろうと思います。
インスタ等で彩りの綺麗な体に良い食べ物の写真が増えたような気がします。とてもいい事だと思います。さらには完成系を写真に載せるのではなくその過程、そのものの何が良いのか、まで情報が飛び交うようになると思います。

日本食の奥行
お味噌汁が好きです。
きっと好きな方も多いはずです。一人暮らしになって18年。自分で出汁からとって作ったことがないです。きちんと出汁からとったお味噌汁をほぼ毎日食べていた子供時代は本当に幸せだったと思います。
日本人が1番お味噌汁の味、出汁に敏感だと思います。それはお味噌汁が日本の食であり、良く食べていたからだと思います。
そして、目に見えない所に時間、労力をかける。その事を言わずとも感じながら頂く。その心意気が僕たち日本人なのです。
五感で感じれない、奥行を知らないからこそ、多くの言葉で表現しないといけない。この進み方は日本人としては間違っていると思います。
情報過多になり、食事の時もテレビ、携帯を触りながらなど、目の前の一つ一つの事に五感を研ぎ澄ます機会が確実に減っています。
気持ちは満たされるけど、心は満たされない。
時間をかけて食の奥行を感じながら食べたいものです。

革命はいつも非常識な思想から生まれる
常識を覆すのはいつでも反対の非常識なものです。
覆した非常識な考えも時間の経過に連れ常識になります。
そうするとまた非常識な思想が覆し、という永遠のループに入ります。
何を隠そう僕たち人類もそのように進化してきたのです。
但し、その常識、非常識の中には基礎があります。どちらにも属する絶対的な基礎の考えがあり、これは議論されません。
食事に関しての基礎でいうと、体に必要なものを食べる。という事。
人間はできるだけ長く健康で生きる。というプログラミングされた体に生まれます。その為に食事は必要不可欠。
いくら時代が変わっても、体に良いものを食べる、食べ物の味を味わう。事は基礎なので変わりません、むしろ基礎=根を伸ばして太くしていかないといけないのです。
食事に時間をかけない時代から、ゆっくり時間をかける時代にまた戻るような気がします。

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