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読書習慣を身に付けることで得られるメリット8選【人生が劇的に好転する】


こんばんは。ふくろう(@fukurou_2job)です!

誰しも尊敬する人や憧れている人がいたり、理想の自分像や将来の展望を少なからず持っているかと思います。

それでは、そんな尊敬する人や憧れている人に近づくには、今の自分にどんな知識が足らなくて、どのような考え方でどう行動すればよいのかが見えている方はどれだけいるのでしょうか。

人が精神的に成長して人格を陶冶するには、経験を積むことが不可欠だと言われています。

しかし、1人の人間が普通に日常を過ごすだけだと実際に体験できることは限られますよね。

そこで、読書の効用の1つに疑似体験という考えがあるのですが、それは本を読むことであたかも他人のストーリーの描写を自分が体験した感覚になれるというものです。

つまり、読書習慣を身に付けることは、他人の人生に触れる機会が爆発的に増えることになるので、自身の経験だけでなく、疑似的であっても他人の経験をも自分の糧できるわけですから、読書習慣は人の成長を加速させることができると言えます。

そこで今回は、読書習慣を身に付けることで得られるメリットについてや、
人生が劇的に好転するほどの恩恵があることについて書いていきたいと思います。

この記事を読めば、夏休みの宿題の読書感想文の為にしか活字の本を読まないぐらいの、ただのマンガ好だった少年でも、読書習慣を身につけることで、人生を劇的に好転させることが可能だということがわかると思います。

それでは早速いってみましょう。


人生が劇的に好転するチャンスは誰にも平等に用意されている

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これまで生きてきて、人生は一度しかないという言葉を何度耳にしてきたでしょうか。

そんなことは言われなくてもわかっていると怒られそうですが、人生の岐路というほどの大きなイベントでないにしても、これまで何かを決断すべき場面をいくつも経験してきたと思います。

そのような場面に出くわしたとき、誰しもできる限り正しいとされる選択をしたいですし、失敗は避けて通りたいですよね。

ではどうすればその問題をクリアできるのかを考えたとき、あらかじめ成功も失敗も自分で経験する前に、人が歩んだ人生から学ぶことができていれば、来るべきときに正しい選択をする可能性が上がりますし、失敗を避けることができるんじゃないでしょうか。

つまり、何かに迷ったときでも、何も知らなかった昨日の自分自身よりも、良い選択ができるということです。

モヤモヤ悩んで道に迷っているなら、人が歩んだ道を自伝などを数多く読めば、それをなぞるだけで運命的な出会いのように、自分の理想とする人生観と重なったりするわけです。

運命的な出会いは、何もリアルの人と会うだけではないんです。

きっかけは街の本屋とかオンラインブックストアかもしれませんが、人生が劇的に好転するような出会いやチャンスは、読書習慣によって、誰にでも平等に用意されていると言えるんです。


読書習慣を身に付けることで得られるメリット8選

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読書習慣が人生が劇的に好転するチャンスになり得ることは、ある程度分かっていただけたと思いますが、では具体的に僕が実感しているメリットを8つ紹介していきますね。

メリット①:国語力や語彙力がアップする
メリット②:文章を書く力が身に付く
メリット③:偉人の考え方や言葉に触れることができる
メリット④:集中力が鍛えられる
メリット⑤:勉強で成果を上げれられるようになる
メリット⑥:想像力が高まりアイデアが浮かびやすくなる
メリット⑦:コミュニケーション能力がアップする
メリット⑧:ストレス解消になる

メリット①:国語力や語彙力がアップする

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読書習慣は、多くの文章や言葉に触れる機会の宝庫なので、今まで知らなかった言い回しや表現方法を知ることができます。

読んだ本の著者や作者が自分の好みに合った場合、そこで印象に残った文章は無意識に自分の中に取り込まれているので、自然とその言い回しや表現方法を選んで使っていることに気づくと思います。

その繰り返しがいつの間にか自身の能力やセンスの蓄積に繋がるので、文章を書いたり読んだりすることが苦痛にならず、むしろ好きになることでインプットも増え、さらに国語力と語彙力がアップするというメリットだらけのサイクルが生まれるわけです。

メリット②:文章を書く力が身に付く

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自分が携わる仕事に関する本を読むだけでなく、様々なジャンルの本や専門書を読めば、知識が増えてより深く仕事の理解につながり、仕事の幅が広がることは言うまでもありませんが、それ以外の副作用ともいえるメリットを実感できます。

書類や資料を作成する場合にも、語彙力の増加に伴い、言い回しや表現方法が分かり易く丁寧になので、伝える相手への印象も良くなります。

ビジネス書類の書き方などは、インターネットで調べればいくらでも出てきますが、その場に合った言い回しや表現方法の選択ついては、普段の読書習慣から自然と浮かんでくるように感じます。

申請書や報告書等だけでなく、何かを相手に伝える為の文章の印象が良ければ、すぐに要求が受理されたり話がスムーズに進むので、自分の希望通りに物事が運んだり、うまく仕事がまわっている実感があります。

メリット③:偉人の考え方や言葉に触れることができる

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読書の効用の1つに疑似体験があると前述したように、他人のストーリーの描写を自分が体験した感覚になれるということで、偉人が事を成し遂げる為にどんな経緯があってどう考えてきたのかにフォーカスしながら学べることができます。

つまり、形として残っているような偉業を見たり聞いたりするだけでは、その偉人が成した結果を受け入れるだけで、驚きと感心に留まることが多いです。

一方、本に書かれている場合、あえて抽象的な表現で書かれていることもあるので、偉人の考え方や言葉を自由に解釈でき、今の自分の置かれている状況や環境に置き換えて考えることで、現状に対する物の見方が変わったり視野が広がれば、自分の夢を創造するヒントにもなり得ると思います。

メリット④:集中力が鍛えられる

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テレビやマンガの場合、映像や画像のような視覚から情報を得るので、簡単にその内容や背景をイメージすることができますが、本の場合、内容を理解しイメージするには文章から読み解く必要があります。

テレビやマンガのように、見たままを受け入れるのではなく、読書は読んだ内容を自分の中でひも解いて、時には自分の知識や経験と照らし合わせたり、自分の内面と向き合ったりして情報を受け入れるので、読書の機会が増えるほど自然と自分の内側へ意識が向く時間が増えることで集中力が鍛えられます。

メリット⑤:勉強で成果を上げれられるようになる

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勉強については、国語だけでなく数学などの他教科の問題を解いていても、わからない問題があったときは解答例や解説を見るかと思います。

その際、読解能力が高ければ、解説を読んだだけで解き方をマスターできますが、逆にその能力が低いと、解説自体に書いていることが理解できないんです。

つまり、どのような科目の問題でも読解力が不可欠で、国語をベースにして成り立っていると言えるのなら、読書は勉強に関しても成果を上げる為に、必要不可欠な習慣と言っていいかと思います。

メリット⑥:想像力が高まりアイデアが浮かびやすくなる

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映像で見た場合には、状況も音声も想像する必要はなく、そのままを受け入れるだけでいいですが、本の場合は挿し絵があったり、マンガのように全てのページに絵が付いているわけではなければ、文章から全ての情報を読み取り、実際に見ることのできないものは想像力で補う必要があります。

人物や物、景色が描写されいる場合、実際に見たことがあるなら思い出すだけなのでイメージも簡単ですが、歴史上の人物や見たことも聞いたこともない人物ならその姿や声色まで自然と想像しながら読んでいるでしょう。

さらに、登場人物の感情も文章から読み取るわけですし、著者や作者がどのような意図で書いたのかや、どんな思い入れがあるのか等を想像する機会はいくらでもあります。

ビジネス書を読んでいる際にも、自分ならどうするかを考えることで、想像力を養いつつ刺激を受ければ、新たなアイデアを生み出す機会にもなるはずです。

現実世界では出会うこともなく、交わることのない人との接触が、読書では可能になるのです。

ただし、ある意味都合の良い部分や、自分と相性の良い部分だけを取り入れることもできてしまうので、アイデアを求めるなら、選ぶ本に関しては少し冒険してみた方が意外な発見があるかもしれません。

メリット⑦:コミュニケーション能力がアップする

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読書習慣は文章力や語彙力がアップすると前述したように、様々な話題性のある知識や話の種が増えるので、人と会話する際に非常に役立ちます。

様々なジャンルの本を読み情報収集をしておくと、ビジネスでもプライベートでも会話に困ることがなく、自身の気持ちに余裕ができることでコミュニケーション能力がアップし、相手の気持ちを汲み取るだけの余裕も生まれます。

そうなれば、当然相手にも良い印象をあたえることに繋がります。

僕は仕事で人前で話をする機会が度々あるのですが、以前は緊張しまくってグダグダになり、上手く伝えることができず、もう辞めたくなるほどへこんで帰ることもありました。

緊張してしまう一番の原因は、序盤の段階で予想外の質問がきたり、用意していた段取りと違う流れになった時でした。

説明会やプレゼン等で人前で緊張しない、もしくは緊張してもを発揮する為にできる一番の方法は、万全の準備と練習だと言われています。

そんなことは分かっているのですが、それでもその場になれば予想外のことは起きてしまうものです。

そんなとき、普段の読書習慣により得られる語彙力というのが、実は万全の準備に値することがわかったんです。

つまり、読書習慣によって話のネタや語彙力の引き出しを多く持っていれば、不測の事態に自分自身を助けてくれ、結果、コミュニケーション能力がアップするというメリットを手にいれることができたわけです。

メリット⑧:ストレス解消になる

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運動したり、映画を見たり、買い物に出かけることに代表されますが、非日常を体験することはストレス解消になります。

静かな場所での読書ももちろんリラックス効果があるのですが、物語や本の世界に入り込むことで感情移入して、興奮したりドキドキしたり感動することが、日常では味わえない感覚として気分転換になり、ストレス解消につながるようです。

非日常を疑似体験できるような小説で、激しく感情を揺さぶられてみるのものいいですし、感動的な小説を読んで涙すれば、ストレスで凝り固まった感情もほぐすことができるかもしれませんね。


読書習慣は子供のうちに付けるべき?以後の学習に差がでるメリット

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読書習慣のメリットはまだまだあります。

僕は、子どもを持つ親になって初めて確信を持てたのですが、活字の本を読み慣れている子供とそうでない子供では、学習量に対する成績の伸びが全然違うようです。

漠然と学習量を増やせばその分の結果として成績に反映されるのは何も不思議なことではないですが、その量をこなすことや、取り組むことに対しての子供の抵抗感が全然違うことに気づきます。

なぜなら、活字の本を読み慣れていない子供はそもそも問題文を目にするだけで圧倒されたり、読むこと自体に抵抗を感じてしまうので、問題を解くまでに集中力が持続せず身が入らないんです。

一方、小学生から本を読む習慣があり、活字に慣れている子供は、問題文がいくら長くても抵抗を感じることが少なく、問題文でも一つの読み物として受け入れることができるので、自然と問題の文章から情景や背景などを想像する癖がついていることもあり、あとに問われる設問への回答もスムーズかつスマートです。

つまり、読書習慣がついていれば、いざ問題を解くにしても文章に入り込むまでの時間が早く、集中もできているので、難なくスタートを切れるだけでなく量もこなせるなら、以後の学習にも当然差がでてきますよね。

ちなみに、どこかの受験テクニックで言われている、設問を先に読んでから問題文を読む方法は、速読にも使われるスキルと同じなんです。


全ての勉強やテストは読解力を求める傾向にある

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中学、高校へ進むと、国語に限らず他の科目の試験問題においても長文が出てくるようになるのは当然なのですが、現在の小学生の国語の問題や、その他科目の問題文であっても、僕の中学生時代よりも長い問題文が普通で、読解力が求められる場面が驚くほど増えていました。

この読解力が求められるような問題文を読むことに関して、小学生から活字に慣れているかどうかが今後の学校成績に差がでるなんて、僕の周りでもそんなことを言っている人もおらず、想像すらできませんでしたが、大人になって色々と学ばせてもらってきたので、今では幼少期の読書習慣の重要性が痛いほどわかりました。

様々な書籍やメディアでも、読書習慣や読解力の重要性について取り上げられていますし、ずいぶん前に話題となった、女子プロゴルファーの横峯さくらの伯父である、横峯吉文氏が経営する保育園で採用している教育法である「ヨコミネ式教育法」をご存じの方も多いと思います。

「ヨコミネ式教育法」は全国各地の保育園で採用されるようになり、この天才を育てるための独自の理論を基に、ユニークな教育法を実践している保育園の子供達は、小学校1,2年の子供達よりも早いスピードで100mを走り、5歳児全員が逆立ち歩きができ、10段の跳び箱ができます。

さらに、保育園児が漢字をあやつり、絶対音感を持ち、2歳児クラスの途中から文字の学習が始まり、卒園までに2000冊もの絵本を読みます。

このように読書を重要視している様々なカリキュラムや教育法が世の中には存在しており、実際に私の地元である大阪で、早くからこのことに着目して、読書と国語に特化して指導を行っている、

第三学章「大阪速読 大阪国語」という学習塾があるぐらいです。

「大阪速読 大阪国語」については、僕の地元から近いこともあったので興味本位で色々調べてみると、社会人でも速読指導を受けれるということだったので、実際にその体験指導に申し込んで行ってきましたので、その時の様子についてはまた別の記事で紹介したいと思います。


読書習慣を持つ子供にするにはどうすればいい?

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僕も自分の子供が塾に通うまで知らなかったのですが、読書習慣の重要性が周知されてきている証拠に、大手の学習塾では速読のカリキュラムを組み込んでいるところが多いようです。

僕の子供は通っている塾で速読のカリキュラムは受講していません。

なぜなら、幼少期から本に慣れ親しむ環境を与えてきたので、特別な指導を受けなくても読書スピードが非常に早く、買い与えてもあっという間に読み終えてしまうからです。

誤解のないように言っておきますが、僕の子供には別に英才教育をしているわけでもありませんし、お受験するような熱心な教育一家でもありませんので、DNAがそうだったのか、昔の僕を見るようにいつのまにかマンガも好きで読んでいます。

ただし、僕は自分の子供に読書習慣を持てるよう、いくつか決めたルールがあります。

・絵本でも本人が興味を持つものは、迷うことなく買い与える。
・買い与えて積読になっていても、催促したりプレッシャーをかけない
・生活スペースの目に入る範囲に、常に本がある環境にする
・わからなくてもいい、全てを理解する必要はないと教える
・全文章を読む必要がなく、興味のある部分だけ読んでもいいと伝える
・マンガを買っても活字の本も買う
・とにかく本に慣れ親しんで好きになってもらう

勉強も運動もそうですが、苦手意識を持ち始めると何事も億劫になり、取り組まなくなってしまうと伸びるものも伸びないので、とにかく嫌いにだけはならないように努めることで、いつの間にか読書習慣を持ってくれていました。


僕は読書感想文でしか本は読まない、ただの漫画好き少年でした

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僕が育った家庭は、人に話せるような貧乏エピソードがあるわけでもなく、かと言って裕福な要素もまるでない、ごくごく一般的なものだったと思います。

しかし子どもながら、欲しいものが簡単に手に入る環境ではないことは分かっていたので、親に遠慮しておねだりするのが苦手だった記憶があります。

幼少期は人並に絵本が好きだったので何冊か与えられていたのですが、小学生になって初めて買ってもらったマンガは、母がなぜか生協(コープ)の配送で買ってくれたガンダムの一巻。

その後は、いつの間にか家にあった釣りキチ三平一冊、ゲゲゲの鬼太郎一冊と、いとこから回ってきたドラえもんが数冊と、唯一まとめて買ってもらえたマンガ日本の歴史です。

時間さえあれば、雨でも外で遊んでいる子供だったので、そんなにマンガに執着することはなかったんですが、ある時に友達の家で見つけたコロコロコミックがきっかけで、マンガ雑誌の存在を知ってしまったんです。

週刊少年ジャンプやサンデーに連載されていた、ドラゴンボールなどのアニメがテレビで始まったころなので、ドハマりしたのは言うまでもありません。

しかし、単行本はもとより、マンガ雑誌なんてを買ってもらえるような家庭ではなかったので、それらを待合に置いてある床屋や耳鼻科に行くのがなによりの楽しみだった記憶があります。

チャンスがあればマンガを読みたいと考える少年だったので、夏休みの宿題である読書感想文の本選びに為に図書室に行くことがあっても、結局読んでいるのは図書室に唯一置いてあったマンガの「はだしのゲン」です。

こんな調子だったので、夏休みの宿題の読書感想文の為にしか、活字の本を読まないぐらいの、読書好きとはほど遠い、ただのマンガ好き少年ができあがっていました。


大人になってもインプットを諦めないでください

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読書感想文でしか本は読まないただの漫画好き少年でも、一応一通り進学して就職もしてきました。

学生時代なら、受験勉強のためだけでなく、普段の勉学にも大量のインプットが必要となる機会が誰しもあったと思います。

ところが、インプットするという行為自体についてや、インプットしたことをその後にどう生かすのか考えることなく、必要だから学ぶ、必要だから覚えるぐらいの、漠然とこなしてきたことで、今現在にはほとんど頭に残っていないのではないでしょうか。

社会人になっても、資格試験や専門知識の取得のようなスキルアップや自己啓発のためにインプットが必要な場面は多いですし、昨今では副業を始めたり、フリーランスになる方も急激に増加していることもあって、様々な知識を大量に取り入れる必要性に苦労して悩んでいるという話もよく耳にします。

かく言う僕も将来に色々と悩んだ時期がありまして、その時に自己啓発系をはじめ様々な本を読み漁ったり、ノウハウコレクターになってしまっていたことがありました。

そんな時期を経験したことに対して後悔しているわけではないのですが、子供のころに読書習慣が無かったのことで、気になる本を買ってもなかなか読み進めることができなくて、せっかくの知識も吸収できず、

非常に効率の悪いことをしていたり、かなりの時間を浪費していました。

つまり、巷でよく言われている積読の状態が続き、果てには本を買って満足してしまうぐらいのダメっぷりでした。

それでも、インプットの重要性には気づけていたので、たとえ時間がかかってでも本は読み続けていましたし、自己啓発系のセミナー等にも参加はしていました。

しかし、何時まで経っても現状を打破するような自己成長の実感もなく、これといった目標も見いだせない日々から焦りを感じ、自分の中で答えが導きだせないのは圧倒的にインプットが足らず、その原因は自身に読書習慣が身についていないことではないかと考えはじめたので、もっと効率良く知識を吸収する方法がないかと探しだしました。


読書習慣を手に入れてインプットの効率化を図る方法

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インプットの重要性を知り、自分の世界観と見聞を広げる手段としての読書は続けていましたが、できることなら手っ取り早く知識を習得して自身の成長に繋げたいと考え始めるのは、焦りの感情だけでなく、僕が「いらち」な性格だからでもないと思います。

何かを学ぶ為に貴重な時間を費やしたなら、年を重ねていくたびにそれが無駄になることを恐れるようになります。

僕も正しく理解できているのだろうか、確実に身についているのだろうかと不安に感じたりしました。

そんな不安を感じ始めて、必然的に時間の使い方や効率化のテクニックを題材にした本を選ぶようになってきたころ、僕は勝間和代氏や神田昌典氏の著書を読みつつ、フォトリーディングの本を読む機会があったのですが、偶然にもそのタイミングで、その当時の情熱大陸というテレビ番組で勝間和代氏が取り上げられていたのです。

その番組内では勝間和代氏の多忙生活を密着取材して紹介していたんですが、その中でも隙間時間をつかって分厚い本をペラペラとまるで製本の検品をしているかのように、すごい速さでページをめくって読書しているシーンに僕は衝撃を受けました。

僕はその瞬間にこれだ!と思ったんです。

書籍で読んだフォトリーディング自体は眉唾もののスキルという感じだったので、最初はすごく胡散臭いと思いましたが、さすがにテレビで勝間和代氏が実践しているのを目の当たりにすると、信じたくもなります。

2日間で10万円という高額な受講料なので不安で大変迷いましたが、このスキルをものにできればインプットの効率化どころか、これほど将来的に有用なものはないと思いつつ、タイミング的にも勝手に運命を感じたこともあったので受講の決断に至りました。

フォトリーディングの受講の話はこちらの記事にまとめていますので、よかったら読んでください。


フォトリーディングは魔法の読書術でも暗記パンではなかった

暗記パン

引用:クックパッド

フォトリーダーになった僕から率直な結論を言います。

フォトリーディングはフラッシュ暗算のような天才を意図的につくる魔法の読書術や、ドラえもんの暗記パンのような便利な道具ではありませんでした。

フォトリーディングは、読書に対する概念の見直しと速読のテクニックの複合だったんです。

多くの方がイメージされているような、写真のように本の内容を写し取って、全て記憶するといった類のものではないです。

中にはそれに近い能力を発揮される方もおられるようですが、それは裸の大将で有名な画家の山下清さんのような、サヴァン症候群の特徴である能力に近いものを素質として持たれているのではないかと思います。

少なくとも僕にはそのような能力や才能はありませんでした。

しかし、フォトリーディングもスキルの一つなので、トレーニングを続ければ圧倒的な速度でインプットが可能なんです。

その証拠には、全国各地で行われているフォトリーダーの読書会なるものが存在しますので、興味があれば一度調べてもらえればと思います。

あと、参考になるかもしくは胡散臭さが際立つか微妙ですが、僕がフォトリーディングを受講した際の講師の方が、ずいぶん前に、連続65時間で百冊の本をフォトリーディングで読み続けることができるか検証するという企画で、「百冊組手」なるものをされていましたので、興味のある方はどうぞ。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「読書習慣を身に付けることで得られるメリット8選【人生が劇的に好転する】」ということで、もともと読書が苦手で、ただのマンガ好だった僕が、読書習慣をつけようと思ったきっかけや、読書習慣を身につけることで得られたメリットと、どうして人生が劇的に好転するのかを紹介させてもらいました。

投資家のウォーレン・バフェットは、若者に「読書をして、コミュニケーション能力を高め、毎日ワクワクできる仕事に就くように」と助言しました。

さらに「文章が上手に書けるようになり、上手に語れるようになって、たくさんのことを知ろう。朝には知らなかったことをたくさん知って毎日が終わるなんて、とてもすてきなことではないか」と語っています。

マイクロソフトの共同創業者で、世界有数の大富豪であるビル・ゲイツは
1万4000冊が収容された図書館を個人で所有しているほどの愛読家で、「どうしても欲しい能力は?」という質問に対しては「本をできるだけ速く読む力が欲しい」と言っているぐらいです。

ソフトバンクグループの創設者である孫正義氏は、大学時代に3年間で190冊(年間63冊)読み、起業して二年後に肝炎にかかって3年半に入院していたのですが、その時期は3年6か月で4000冊読んでいます。

他にも多くの著名人、有名人も読書好きという話があふれていますが、その方々も自身で本を出されていますし、読書は著者・作者との対話であるとも言われているなら、それらたくさんの人と出会える機会が平等に用意されているなんて、メリット以外考えられません。

学生や大人だけでなく、お子さんにもぜひ読書習慣を身に付けることをおススメしたいと思います。

サラリーマンの方やフリーランスの方も、今はコロナ禍で働き方の見直しを迫られているのではないでしょうか。

その為にも、読書習慣をもとに実際の本を手に取って、他人の人生や知識、経験に触れて、新しいアイデアを見つけて頂ければと思います。

そうなると次は、多読の必要性を感じ始めてインプットの効率化とアウトプットのスキルという壁にぶち当たると思います。

その時は是非、速読というスキルも一つの加速学習のツールとして検討することをおススメします。

ただしその為に、フォトリーディングもそうですが、他の高額の速読講座を申し込むのはちょっと待った方がいいかもしれません。

そんな費用と時間をかけずに、効率よくインプットする、僕の独自の速読スキルをブログにて紹介しています。

もちろん無料で公開しているので、是非そのスキルを使って、読書習慣とともに大量のインプットを実現して、ビジネスを飛躍させるアイデアを入手してください。

今の内に自分磨きと新しいアイデアという武器を手に入れて、アフターコロナでさらなる飛躍をしてください!

それでは、今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

「ふくろう」でした!

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