ふくろ猫の「日本の四季」

三児の母。薬膳コーディネーター。好きなことは日向ぼっことお散歩。コーチングパートナーの…

ふくろ猫の「日本の四季」

三児の母。薬膳コーディネーター。好きなことは日向ぼっことお散歩。コーチングパートナーの夫に鍛えてもらいながら、不苦労・福老をめざしている。

最近の記事

言の葉遊び 季節の詩

若葉萌え 道はずみ行く 二年生 仕事に行く道すがら、小学生とよく出会います。 緊張の抜けきらない一年生が真面目に歩いている横で、すっかり慣れた2年生達はワイワイはしゃぎながら登校しています。

    • 言の葉遊び 季節の詩

      嵐吹く 心を晴らす ヒヨの声 好ましく思えない目覚め方をして、心が掻き乱されていた晩秋の朝。キンと冷えた空気と秋らしい澄んだ青空に慰められながらも、まだ立ち直れずにいました。 そんな時、ヒヨドリが「ヒーヨ!ヒーヨ!」とけたたましく鳴き交わしているのを聞いて、ようやく心の雲が払われていくのを感じました。 鬼は大きな音を嫌うと言います。私の暗雲を晴らしたヒヨドリの大声にありがとう。

      • 国民の祝日 敬老の日

        9月第3月曜日 今日は敬老の日です。内閣府のホームページでは「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。」と敬老の日の趣旨が書かれています。 敬老の日の始まりは、昭和22年(1947年)に兵庫県多可郡野間谷村で行われた敬老行事でした。その後兵庫県で昭和25年9月15日を「としよりの日」としようとする敬老・福祉の県民運動が起こり、翌昭和26年には、中央社会福祉協議会が9月15日から21日までの1週間を運動期間として全国運動を提唱。昭和38年に老人福祉法において「

        • 言の葉遊び 季節の詩

          秋の雨に あらわれ青空 色も濃く かすかに秋の気配を感じるようになりました。秋の季節の雨上がりは空気が澄んで、青空が清々しく気持ちが穏やかになります。 青色には神経を落ち着かせる効果があるそうで、ぼんやりと青空を見上げているとリラックスしてくるのを感じます。落ち込んだ時こそ、上を向いて歩いてみよう。自然の恵み、ありがとう。

          季節を楽しもう 彼岸

          令和五年九月 もう直ぐお彼岸ですね。秋分の日を中日とし前後3日を合わせた7日間を秋のお彼岸と呼んでおり、2023年は9/20〜9/26になります。お彼岸は、悟りの世界(パーラム)に渡る(イター)ための修行をする期間です。サンスクリット語でパーラミター(波羅蜜多)、これを漢訳した到彼岸を略して、日本ではお彼岸と呼ばれるようになり、お彼岸は春と秋の年2回あります。 お彼岸の頃に咲く花に彼岸花があります。土手や畦道、お墓などで、花火のような赤い花を咲かせているのを目にされた方もい

          季節を楽しもう 彼岸

          言の葉遊び 季節の詩

          熱帯夜 明けて朝顔 ほえぬ朝 夜も25℃以上の暑さが続く熱帯夜。寝苦しくて朝も気怠さが残っています。いつもなら元気よく「ガオー」と叫ぶが如く咲く朝顔も、あまりの暑さに少し項垂れている様でした。

          葉月の行事と風物詩

          立秋:「二十四節気」⑬ 山の日:「国民の祝日に関する法律」8月11日 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。 迎え火:「年中行事」旧暦7月13日 お盆:「年中行事」 終戦の日:8月15日 送り火:「年中行事」旧暦7月16日 処暑:「二十四節気」⑭ 二百十日:「雑節」立春から数えて210日目 9月1日ごろ。台風の近づく季節。 白露:「二十四節気」⑮ 八朔(旧暦8/1)

          言の葉遊び 季節の詩

          梔子の 香にまだ梅雨と 気付かされ 雨もさほど降らず、暑い日が続いています。うっかり夏本番かと勘違いしてしまいそうですが、梔子(くちなし)の香りでまだ梅雨の時期であることを思い出しました。

          言の葉遊び 季節の詩

          言の葉遊び 季節の詩

          露置きて 輝きませる 紫陽花や 今年も梅雨に入り、外出が億劫なお天気も増えてきました。そんな中、雨にしっとり濡れる紫陽花が何とも言えず風流で、雨の日も良いものだと思えました。恵みの雨であって欲しいと願いつつ、傘とお散歩を楽しむ今日この頃です。

          言の葉遊び 季節の詩

          水無月の行事と風物詩

          更衣:6月1日 芒種:「二十四節気」⑨ 入梅:「雑節」太陽黄経80° 梅雨(五月雨)に入る季節。 香淳皇后例祭:「宮中祭祀」 香淳皇后の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典(陵所においても祭典がある。) 父の日:6月第3日曜日 夏至:「二十四節気」⑩ 節折:「宮中祭祀」6月30日 天皇陛下のために行われるお祓いの行事 大祓:「宮中祭祀」6月30日 神嘉殿の前で,皇族をはじめ国民のために行われるお祓いの行事。 大祓:「神道儀式」6月30日 記紀神話に見られる伊弉諾尊の禊払いが起源。

          水無月の行事と風物詩

          言の葉遊び 季節の詩

          薫風に つい踊る葉と 木漏れ日や 瑞々しい若葉が爽やかな季節。初夏の風に葉がそよそよと揺れると、地面では木漏れ日が輝き跳ね回ります。 陽と葉の踊りを見ているだけで気持ちが明るくなるのは、私も初夏の陽気にうきうきしているからでしょうか。 お互いがあるからこそ生まれる自然のダンスに、歩みも軽やかになる散歩道です。

          言の葉遊び 季節の詩

          皐月の行事と風物詩

          八十八夜:「雑節」立春から数えて88日目 霜の季節の終り、晩霜への注意を告げる。 憲法記念日:「国民の祝日に関する法律」5月3日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。 みどりの日:「国民の祝日に関する法律」5月4日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。 端午(菖蒲)の節句:「節句」5月5日 こどもの日:「国民の祝日に関する法律」5月5日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。 立夏:「二十四節気」⑦ 母の日:5月第2日

          季節の手仕事 桜の塩漬け

          春とともに訪れる桜の花。早咲きの河津桜や寒緋桜に始まり、お花見でお馴染みの染井吉野が吹雪となった後に、遅咲きの八重桜が花開きます。 桜は花を愛でるだけでなく、実も葉も樹皮も、余すところなく恵みをくれる木です。 初夏の果物さくらんぼは桜の実で、佐藤錦をはじめ様々な品種が育成されています。八重桜の”関山(かんざん)”の花は色も濃く豪華な花振のため、好んで塩漬けにされ、お祝いの席で桜茶として振る舞われます。“大島桜(おおしまざくら)”の葉の塩漬けは桜餅に使われます。桜を塩漬けにし

          季節の手仕事 桜の塩漬け

          言の葉遊び 季節の詩

          春の力 漲りあがる こぶしかな コブシの花は大きくて存在感があります。 青空に咲くその姿は、パワー全開で「イェーイ」٩( 'ω' )وと春を喜んでいるように見えました。

          言の葉遊び 季節の詩

          言の葉遊び 季節の詩

          水仙の香 立ちて春つぐ 散歩道 立春を過ぎ暦は春でも、寒さは厳しい今日この頃です。そんな中、凍てつく空気に微かにまざる花の香りは、間違いなく春が近づいていることを教えてくれます。 季節が冬から春へと繋がってゆくのを感じながら、一期一会の散歩を楽しんでいます。

          言の葉遊び 季節の詩

          弘法大師御誕生1250年

          令和5年は、2023年宝亀5年(774年)6月15日に空海が讃岐国にお生まれになってから1250年目となります。 空海の示した曼荼羅の世界。虫や鳥や動物、植物に大地、この世は違ったものが集まり関係し合うことで成り立っています。この世のものは無駄がなく、全てに仏が宿っていて、仏法もまた宇宙の一部として生きているのです。 曼荼羅の一部として、自身を含めた自分の周りに、喜びを与えていける存在である事を自覚できたら素敵だなと思います。今生を大切に、自分らしさに突き抜けていきたいで