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【ラスアス2感想】2週目クリアして気づいたこと

※ヘッダー画像はラスアス2で一番好きなシーンってだけで、
 本文とは一切関係ないです。しかし、何度みても可愛いな、この二人…。

1週目はアビーに対してがっつり心を閉ざしてた感が否めなかったので、
少し冷静になってもう一度プレイしてみたらどんなもんか、という思いで
時間をかけて2週目をハードモードでプレイしました。

今回は2週目で気づいたこと、1週目と2週目とで自分の評価がどう変わったかを整理してみたいと思います。
ちなみに1週目は「英語音声+日本語字幕」でしたが、2週目は「日本語音声+日本語字幕」にしたので、ちょっとキャラクター演出の違いが、印象を変えている部分もあるかもしれないです。


==== 以下、ネタバレを含みます ====


■2週目で気づいたこと

(1) アビーはそんな悪いやつじゃない。でも、好きにはなれない。

・基本的には仲間思いだし、善良な人物なんだろうなと。
 WLFのセラファイト襲撃にも疑問を持っているようだし、
 ジョエル殺しを除けば、平和志向な人物にも感じる。
・ただ、自分の感情のままに動いて、結果、悪気なく周りに面倒かけがち。
 (ジョエル殺しでさえも、元ファイアフライ組で賛否あったみたいだし。)
 嫌われるのは、きっとそういうとこだぞ、アビー。(※個人的な見解)

(2) エリーの行動が、ちょくちょくよく分からない

・1週目は「アビーへの復讐を果たさねば」という気持ちが強かったので、
 とにかく次へ次へと進めていたが、冷静になってエリーの行動を見てると
 (えっ、そういうリアクション…?)ってところがちらほら。
・特に、映画館でアビーに銃を向けられるところで「ジョエルのせいじゃ
 ないの!」的な言い訳をするが、ちょっと何言ってるかわからない。
 (アビーも??ってなったと思うけど、プレイヤーの自分も??だった。
 そこんところは悪いと思っているよ、アビー。)
・アビーに銃を向けられてるときはとにかくビビってるのに、
 その後すぐのアビーとの戦闘で「ぶっ殺してやんよぉぉ!」みたく
 荒ぶってるのは、(ジェシーが死んだときにも、それくらい怒って
 やってよ、エリー…)ってちょっと引いてしまった。

(3) 過去のシーン挿入で説明、というスタイルがやっぱり好きじゃない

・2週目やってみても、ゲームとしてのボリュームが多いと思うし、
 その上で、何回も時系列を戻されると余計にテンポが悪く感じる。
・時系列が数か月、数年単位で戻るシーンは止む無しとしても、
 普通に時系列で見せても良いシーンを、あえて過去シーンとして入れる
 必要がよくわからなかった。
 (エリー編はなんならパーティーから始めて良いと思うんですよ。)
・特に、エリーがジョエルに許したいと思っている、と告白するシーン。
 アビーとエリーの最終対決時には一瞬ジョエルのシーンがよぎるだけで、
 プレイヤー的には??となってしまう。
 (最終対決の前に見ていたら、エリーのあの選択も、もっと同情しやすかったと思うんですよ。)

■1週目と2週目評価がどう変わったか

・点数で言うと1週目から微増して、「10点満点で4点」でした。
 プラス要素と、マイナス要素が相殺しつつも、若干プラスという感じです。

(+) プラスになった部分

・エリーがジョエルに許したいと思っている、と告白するシーン
 エリーの葛藤を、あの短いシーンでまとめる凄さよ。
 ジョエルが自身の下した選択についての思いも、Part.1を愛するプレイヤーに対する制作サイドからの誠意ある回答だなと。
 ここは見る度に好きになる。

・アビーとレブの関係の深まり
 アビーに対して心を開いて見てみると、レブと徐々に打ち解けているのが
 よくわかる。(1週目が英語音声だったので、気づけてなかったところかも。声優さんってやっぱり凄い。)
 最後のボートまで歩くところは、否応なく過去のジョエルとエリーに重ねずにはいられない。ここら辺の演出は本当に巧み。

(-) マイナスになった部分

・メインのキャラの理解できない点、感情移入できない点が目立ってくる
 エリー、アビーともに単純明快なキャラクター像ではないことはもちろんわかるが、なぜその行動を起こしているか、というところがストーリーありきに見えてしまいがち。
 (アビーが何かあるたびに「何やってんだろ、私…」的なことを言うが、
  それを言ったらプレイヤーはもっと分らんよ、と思ってしまう。)

■終わりに

2回クリアしてみて、このゲームはやっぱり暗い、重い、辛い。。
なんだかんだネガティブなポイント多めの記載でしたが、
発売直後に自分でプレーできたのは間違いなく正解だったと思います。
(3週目はやることはないだろうなと思いますが。)

もし、まだプレーしていない方は、ぜひともPart.1からプレーしてみてください!

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