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健康の結論を読んで9 AEDの課題

AEDの使用方法は、簡単なキットを使って30分程度で誰でも学ぶことができる。

小、中、高校とで繰り返し教え、九九と同じ感覚で「心肺蘇生とAEDをすべての国民の当たり前」にすることが合理的ではないか。


また、心肺蘇生やAEDの使い方を知ってもらうのと同時に、
「数分以内にAEDが届く」仕組み作りも必要だ。

心停止から5分以内にAEDで電気ショックを行える状態にするには片道150メートルぐらいの場所にあるのが望ましいそうだ。
例えば、「AEDがコンビニには必ず置いてある」など、「とっさに思いつく場所にある」というような配置を実現すべきと堀江氏は語る。

さらにGPSに対応したAEDマップも、スマホを購入したら最初からアプリ登録されているとか根本的な仕組み作りが必要だ。


そもそも現在、AEDは1台30万前後の価格になっており、作り手の数が限られていることが価格が下がらない原因の1つになっているともいえる。

というのも日本に設置されているのは大容量のバッテリーが内蔵されているなど、無駄に高性能なタイプだそうだ。

となると、もっとリーズナブルな「使い捨てAED」を作ってもいいのではないか。「クラウドファンディングで全国に置こう」といったプロジェクトを行えば、実はあっという間に解決できるのでは。

また、他にもAEDの使用方法普及のためのトレーニングにゲーム性を取り入れた方がいい、という点。

実際欧米ではこうした取り組みが進んでいるそうで、日本AED財団でも「火曜サスペンス劇場」(日本テレビ)の雰囲気で


AEDを用いた救命処置を学ぶドラマ仕立ての教材も公開されている。

減らせ突然死 使おうAEDプロジェクト
という方々がいる。

少しでも興味を持ってくださった方はぜひ一度見ていただきたい。


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