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健康の結論を読んで19 罹患数第1位の大腸がんは「かなり予防できる」
感染症由来ではないが、「大腸がん」は予防や早期発見が比較的簡単ながんである。専門家によれば、大腸がんはあらゆるがんの中でも勝ち目のある、「タチの良いがん」だという。
ところが今や大腸がんは部位別がん罹患数第1位になっている。1998年を境に大腸がんで亡くなる人は減っているものの、罹患数は増えている。
なぜ日本で大腸がんが多いのか。これにはさまざまな原因が挙げられるが、一般に生活習慣と関わりが強く、赤肉、加工肉の摂取、飲酒、喫煙によってがん発生の危険性が高まるといわれている。
そして元も子もない言い方をするが、そもそも「日本人が大腸がんになりやすい体質を持っている」という。
とはいっても大腸がんは検診で、かなり早い段階で予防できる。
例えば便潜血検査によって陽性の診断が出たら、ただちに内視鏡検査を行う。
がんが見つかったら早速治療をしなければならないが、ポリープが見つかった場合ここで排除しておけば、そのポリープから発生するがんを予防できる。
大腸がん検診はがんを見つけるのはもちろん、将来がんになる人を減らせる検査なのだ。
このように他のがんに比べて勝ち目のあるがんであるにも関わらず日本では大腸がん検診の受診率が非常に低い。
さらに問題なのが、便潜血検査で陽性が出たのに内視鏡検査を受けないまま放置する人が多い、という事だ。
まずは40歳を過ぎたら年に1回、症状の有無にかかわらず便潜血検査による大腸がん検診を受けること。
そして陽性なら必ず病院に行き大腸内視鏡検査を受けること。
これだけで大腸がんで死ぬリスクはほぼ避けられると言っても過言ではない。
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