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人生、生きてりゃなんとかなる3 お金を使わなくても楽しいことはたくさん

日本にいる限り、お金なんてなくても飢え死にしない。
ただ、食べていくことはできるかもしれない、ただそれ以上に何もできないじゃん!娯楽費は?
と思うかもしれません。
ただ、その娯楽費とはなんでしょう。何を想定していますか?

昔馴染みの友達との飲み代、カラオケ代?まぁいいんでしょう。
しかしパチンコ、競馬、などと言う人がいますが、このあたりは吟味が必要です。

パチンコ、競馬、もしくはキャバクラなど。これらを自分の収入の範囲で趣味として嗜むのは一向にかまいません。
しかし「これらがないと暇をつぶせない」となってると話は別です。

例えば、あなたの自治体に図書館はありますよね。興味があるジャンルの本だけでも相当数あるはずです。それらは当たり前ですが、無料です。
相当数の時間を潰せる趣味が、初期投資も会費もいらない。
しかも、その分野の本をそれこそ10冊でも読めばそこそこ、その分野に詳しくなれます。100冊も読めばいっぱしの論者になれます。
これが「文化」というものではないのでしょうか?

あなたの住んでいる自治体にあなたは税金を納めているわけですが、雑に言えばその税金の使い道がここです。
つまり、あなたはここで納めている税金を取り戻せることになります。
「いや、あまりにもあなたは本を借りすぎているのでちょっと・・・」とは言われません。

それ以外にも、自治体がやっている安くて時間の潰せる「文化」はいくらでもあります。
博物館や美術館。もちろん、その展示品を面白いと思えるかどうかは「教養」の問題です。

身体を鍛えたいからジムに行こう。はい、これも立派な時間の潰し方です。街のジムに月額1万払って通うのも手ですが、さらに節約したいなら公営のジムやプールなどがあります。
ちょっと家から遠いなら自転車で行きましょう。
行きは自転車で運動して、ジムで運動して、帰りも自転車で運動する。これも立派な文化です。

あるいはみなさんが持っているスマホ。
みなさんご存知WikipediaやYoutubeとか。端から見ていけば無限に時間が潰せます。


ここで最初に戻ります。
「お金がないと時間を潰せない」という人はちょっとマズイと思った方がいいでしょう。無料の娯楽はいくらでもあるのです。あなたがそれを面白いと思えるかどうかです。

ちなみに、本当に本を読む習慣がなくて、活字は苦手だという人。図書館には児童文学コーナーがあります。
児童文学は非常にわかりやすく書いてありますし、それでいて内容は非常に深いものが多い。ミヒャエル・エンデ「モモ」はどこの図書館に行っても児童文学コーナーにありますが、学校で心理学を学ぶ人は必ずもう一度読まされるというほど、大人が読んでも深い本です。
サン・テグジュペリの「星の王子さま」なんかもそうです。

本は逃げませんので、一度図書館に行ってみるとあなたの時間の過ごし方が変わるかもしれません。
ここで出したのはあくまでも一例ですが、つまり「お金がない=楽しみがない」というわけではないのです。

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