なぜバカな体育会系が重宝されるのか

これから社会に出る人や、社会に出たての人に向けて。体育会系じゃなくても真似できる、体育会系が重宝される理由について。

体育会系が苦手、体育会系ののりが苦手と、嫌われていることも多い体育会系ですが、間違いなく就職に有利です。そして出世している人も多いです。

早速否定しますが、バカな体育会系は重宝されません。重宝される体育会系はスポーツ推薦ではなく、普通入試で入学した上で体育会に入った人たちです。もちろんスポーツ推薦を受けた人で、一般企業で活躍している人もい沢山いますが。

体育会系が重宝される理由として、何かを頑張ってきた人は他でも頑張れるとか、理不尽に耐えられるとか、そんなことがよく上げられると思います。もしかするとそれもあるかもしれませんが、自分が思うのは「上司や年上を敵視していない」ということです。

推薦で人を集めているチームは、上手い人を集めれば強くなりますが、そうでないチームが真剣に勝とうとすると、みんなで上手くなる必要があります(上手い選手が入学してきて急に強くなる様な軌跡はほとんど期待できません)。上級生は将来主力になってもらえる様に、下級生を育てるわけです。

そこそこの大学のそこそこのチーム以上になると、OB会も存在します。OB会というと面倒に思えますが、多くの場合は金銭的な援助が目的です。現役の学生がXX周年の式典を開催したり、会報を発行して活動を報告することで寄付を募ります。

理不尽が全くないとは言いませんが(合宿中に急に先輩達が坊主にし始めて、自分も流れで坊主になったことが。。。こんなところが嫌われる理由でしょう)、まともな大学のまともなチームでスポーツをする分にはほとんど無いはずです。

学生時代に上級生やOBから助けられた経験によって、大人を敵視せずに接する結果、先輩や上司から可愛がられたり仕事を上手く進められるというのが体育会系が重宝される理由だと思います。

別に一緒に飲みにいかなくても良いけど、先輩や上司は味方だと思って接する方が上手くいくと思うよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?