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カーキネイビー オープンウォーター

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HAMILTON/ハミルトン  KHAKI NAVY Open Water Ref.H77605135 ¥127,000+TAX

この時計は別名“フロッグマン”とも呼ばれ、その名の通りアメリカの海軍特殊部隊“フロッグマン”の為に開発された時計(下図)を元にしています。

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この時計、1951年の名作映画「フロッグメン」にも登場し、当時大きな話題になったそうです。

時計のデザインはミリタリーの王道。しかし、よくみるとかなり特徴的なリューズカバーが付いています。

時計製造において、時計の防水性を確保することは困難かつ重要な課題でした。これは現代の時計でもそうですが、特にリューズ部分のわずかな隙間から水が侵入してしまうことが多々ありました。

そこで、フロッグマンはリューズの上から特殊なカバーを被せるという仕様を採用。リューズの上から瓶の蓋のようなカバーを掛ける事で防水性を高め、見事にアメリカ海軍特殊潜水部隊用のプロフェッショナルウォッチとして名を挙げることになったわけです。

では今回ご紹介する実機を見ていきましょう。

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元になったフロッグマンの意匠を受け継いだリューズカバーを採用し、300m防水という素晴らしい防水性を確保しています。

ちなみにこの300mという防水性、日本工業規格(JIS)に基づく防水区分で考えれば、2種潜水時計という最も上の規格を満たす時計という事になります。普段使うにはオーバースペックな気もしますが、プールでも海でも大雨でもアクティブなシーンで何も考えずに使えることを考えると安心の仕様ですね!

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ちなみに時計の防水表記についての小ネタなんですが、「100m防水」と「10ATM/10気圧」という表記、なぜ2パターンあるのかご存知ですか?

じつは、100m防水と10気圧防水は全く別物。

10気圧防水とは、静止した状態であれば100mまでの水圧に耐えられる構造の意で、その位置での動作保証はされていません。一方、100m防水は水深100mのさらに1.25倍の水圧に耐えられる構造のことを表し、その地点での動作保証がされています。

つまり「100m防水」のほうが、「10気圧/10ATM」より防水性が強いわけですね。

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ちなみに、裏蓋はトランスパレント化されていません。実はこれ、高い防水性を確保する為。中心部には潜水士をイメージした刻印が施されています。

さらに、この新作オープンウォーターに搭載されるムーブメントはもちろん“H-10”。80時間のパワーリザーブを誇るムーブメントです。

そしてもうひとつのポイント!この時計の開発にはとある著名人が参加していました。

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それが、これまでに100回以上のダイブを行い、4つの世界記録と2つの世界タイトルの保持者でもあるピエール・フローラ。

彼がこれまでにフリーダイビングで培ってきたノウハウが、このフロッグマンには集約され、ハミルトンの技術とデザインで現代に蘇った“フロッグマン”はこれからの夏にもっともおすすめしたい時計だと言えます。

いかがでしたでしょうか。
日本の過酷な夏の環境にも耐えうるダイバーズウオッチ。
気になる方は是非一度ご来店ください。


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