オクラ100%パウダー「御来楽」デビュー3周年!「御来楽」の"魅力"と"誕生"のストーリー
物流会社である福岡ソノリクは、多彩で豊かな農作物のまだ見ぬ魅力にスポットライトを当てるプロジェクト=「ソノリク農作物劇場」を2021年にスタートさせました。
これまでソノリク農作物劇場では、限定された地域でしか流通していない農作物の魅力を伝えたり、農作物のポテンシャルを最大限に生かした自社商品をプロデュースし、みなさまへお届けしてきました。
そんなソノリク農作物劇場が最初に開発した商品が、オクラパウダーの「御来楽(おくらく)」です。
もうすぐデビュー3周年!
今回は、御来楽の使い方やオクラの栄養、生産地のこと、御来楽誕生のストーリーなど、御来楽の基本をご紹介します。
そもそも「御来楽」ってなんだろう?
御来楽というネーミングには、「オクラを楽に、楽しく食べてもらいたい」、「自然からのありがたい恵み」といった意味を込めました。
一人ひとりの生活に、自然と馴染むように、食事にも摂り入れやすいサラサラのパウダー状に加工。御来楽は、採れたてのオクラを乾燥させているので、新鮮なオクラの栄養価をそのまま生かしています。
使い方はさまざま。
お湯で溶かして飲むだけでなく、味噌汁やスープに溶かしたり、調味料のように使ったり。納豆やヨーグルトに合わせたり、普段の料理にさっとひと振りするだけでOK!
水分に触れるとパウダーにネバネバ感が出てくるので、食事のとろみ付けにも使えます。
毎日の食事に、スプーン1杯の御来楽を。
料理のバリエーションを楽しんでみて♪
御来楽公式サイト
https://www.fukuokasonoriku.co.jp/okraku/
知ってる?オクラの生態とネバネバパワー
オクラはアオイ科の植物で、原産地はアフリカ北東部といわれています。
上記画像のようにクリーム色の花が咲き、上向きにサクが伸びるんです。
オクラは暑さに強い性質で、主にインドやアフリカ、アジアの熱帯・亜熱帯地域で栽培されています。
日本では夏場の6〜8月が収穫の最盛期になり、今では夏野菜のひとつとして定着していますね。
そしてオクラの栄養価が気になるところ。
五角形や六角形の星型のビジュアルもさることながら、なんといってもそのネバネバ感が特徴的!
ネバネバの正体はムコ多糖とペクチンと呼ばれる成分です。
ムコ多糖には、胃の粘膜を守ってたんぱく質の消化吸収を助けたり、肝臓や腎臓の機能を高めたりする作用があるのだそう。ペクチンは食物繊維の一種で、血糖値やコレステロールの上昇を抑えたり、腸の調子を整える働きが期待されます。
また抗酸化作用をもつβカロテンを豊富に含み、免疫力を高めるビタミンCやビタミンB1、B2などもたっぷり。カリウム、カルシウム、マグネシウムなど健康維持に欠かせないミネラルも含んでいます。
オクラを食生活にプラスするだけで体内をきれいにデトックスできそうですね。
「MADE IN THAILAND」の真価とは?日本産にも劣らないタイの契約農家で育てる高品質オクラ
御来楽に使われているオクラは、すべてタイの契約農家で栽培されています。
私たちの子会社であるソノリクタイは、バンコクに近いナコーンパトム県を中心に多くの農家と契約しており、そのうちオクラ農家さんは75%ほど。各地域の農家さんで収穫されたオクラが毎日、ソノリクタイの工場まで運ばれてきます。
オクラ以外には、アスパラガスやベビーコーン、マンゴーなどの野菜や果物を扱っていて、すべての農作物を合わせると年間3000トンもの量を収穫して日本へお届けしています。
なぜ、タイで生産するのか?
それは日本産と同じく徹底した品質管理ができるから。
「日本産に比べて海外の農作物はちょっと不安……」という声を聞くこともありますが、全くそんなことはありません。
ソノリクタイでは、契約農家から集められた農作物の虫や傷などのチェックはもちろん、パッキングまでを熟練したワーカーによる手作業で行っています。
また独自の管理体制で、すべての契約農家に厳しい世界基準を徹底し、ThaiGAP(※)の取得を義務付け、残留農薬のチェックを実施しています。
これまで、契約農家に対して15年にわたる残留農薬検査を行い、のべ20万件以上の農家に対する458種類の残留農薬検査の実績があります。
(※)食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を実践する優良企業に与えられるブランド
農作物の欠点もポジティブに変えていく!こうして御来楽は生まれた
オクラだけでなく、ほとんどの野菜は「規格」といって流通に乗りやすい形やサイズに選別されています。そのため徹底して品質管理された農作物も、すべてを出荷できるわけではありません。気候の影響で成長しすぎたり、歪んだりしてサイズが合わないものが出てしまうことは、生産現場では日常です。
さらに2020年の新型コロナウイルス発生当時は、大量の農作物が輸出制限で行き場を失いました。農作物の保管に強みを持つ私たちですが、流通がストップしたことで、「鮮度を重視する価値観だけでは限界がある」と気づかされることになったのです。
そもそも痛みやすく長期保存が難しいのがオクラ。毎日のように運んでいるさまざまな農作物の欠点も“個性”として目を向け、新しい価値に変換していくことが必要でした。
私たちは、“次なる農作物の活躍の舞台”をつくり出すために、このとき「ソノリク農作物劇場」をスタートさせたのです。
そして試行錯誤の末、御来楽は生まれました。
高品質で新鮮なオクラを100%使ったパウダーなので栄養価はもちろん◎
御来楽をきっかけに、農作物の世界を知ってほしい。大切に育てた農作物を食べて、多くの人に喜んでほしい。
ソノリク農作物劇場は、これからもおいしくて栄養満点の農作物をプロデュースし、さまざまなカタチに変えて皆さんの元にお届けします。
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