【マイナンバーカード・マイナ保健証】悪習でない文化を廃止するとしっぺ返しを食らう・・・かもしれない話

 今、マイナンバーカードによる保険証、マイナ保健証を政府が推進するために、既存の保健証を廃止しようとしている。
 保険証は、今まで割符的に使われているものであった。簡単に言えば、

(1)保険証
(2)診察券

とか

(1)保険証
(2)運転免許証

とか。2つの証明書で本人確認をしている文化伝統が日本には古くからあった。(貿易の際に、割ってそれをくっつけ、同一であることを証明する的な使われ方をしていた・・・)

一部で悪用が言われているが、それは、保険証だけ渡しているわけではない・・・ケースも多いはずである。
コンサートのチケットでは、顔写真付きの証明書の複写(リアル?)を渡していたりするらしい。という話も耳にする。
結局のところ、悪用する奴は悪用する・・・という中、マイナ保健証を強引に推進し、保険証を廃止するという。

しかし、割符的に使っていたサービスを使用できないようにして、一体何のメリットがあるというのであろうか?電子行政を推進したい?それはわかるが、それは、マイナンバー(カードではない)とパスワードがあればできるのではないか?最悪、リアルで顔の映像を送信し、マイナンバーカードに登録している顔写真を保管して、それと照合すればいい。マイナンバーカードおよび読み取り機のシステムにこだわる必然性がどこにあるのだろう・・・。運転免許証も廃止?その他証明書も廃止?盗難紛失時の再発行にどれくらいかかるのだろう・・・。今の役所仕事で早急に対応できるのだろうか?官報掲載に1か月というカオス省(総務省)の実例もあり・・・

正直、少なくとも、『マイナンバーカード』と『マイナンバー制度』は分けて考えたほうが良いように思う。

毎年更新の保険証の発行は、日本国民の身元確認にも貢献しているというのを知っているのだろうか?何故って?毎年、簡易書留で配送されてくる地域があるからだ。そういうのも無くなってしまう。

ID(マイナンバー)とカードとPW(パスワード)だけで使えるシステムは、国民のセキュリティの役に立たないだけでなく、情報弱者である人々に代わりそれらを保持している、施設職員や親族による代理代行が促進されるだけであろう(-_-;)。どうせなら、顔認証位システムに取り入れればよいw。色彩認証でも良いw。passportでは当たり前の技術だ。さらにいえば、破られないシステムなどないのである。(なお、おそらく、顔認証を導入しようとしたら、反発する者で政権が崩壊するだろう・・・システム推進者も、顔認証のほうがセキュリティが高いことを知っていて、そういうのは導入できないはずだ。その結果、中途半端なシステムになっている。政府のシステムにクラッカーが攻撃して影響がないなんて、ありえないわけであるし・・・そもそもセキュリティの一番の問題点は常識的に内f・・・w)

・・・マイナンバーと保険証のシステムを連動し、インターネットで表示すれば済むだけ(マイナポータルで=使いたくないなら利用者がパスワードを発行しなければよい)の話を、カードで連動させる必要は、やはり無い気がする。

運転免許証に至っては、保有が国民の義務でもないため訳が分からない。すべてのデータを政府が保有させるようにしたいだけだろう。という話だろう。台湾有事が近いため、徴兵徴用の前段階的な話なのだろうか?
徴兵徴用となると、国際法上の戦闘員と非戦闘員の線引きも不明瞭になるかもしれない。(長崎広島の原爆が正当化される根拠は総力戦体制の可能性も=軍需工場、軍の司令部他・・・戦地では大量破壊兵器が使える。都市の攻撃は精密兵器が必要、というが、広島の核兵器の使用がいまだ合法である以上、軍事基地がある都市は最悪は想定したほうが良いだろう・・・)

話は脱線したが、マイナンバーカードはいろいろヤバい、という話を雑談的に書きました。

日本政府はいずれにしろ、事故を起こしつつもマイナンバーカードの推進を続けるでしょう。しかし、電子行政府で必要なのは原則的にマイナンバー(と暗証番号類=顔写真なども)で、マイナンバーカードではない。と思います。無論、マイナンバーカードに暗証番号類が詰め込まれているんだ、と主張するでしょうし、そういう使い方もあるでしょうが、顔認証が現場で使われる以上、運転免許証のように政府も何らかの形で保管する方向性であろう、と思われます。(米国のシステムはそういう感じのようですよ)

ただ、やはり、保険証を廃止するメリットは感じないですね。
顔認証を年1回行いなさい、であれば、病院側で撮影し病院の事務所で(将来的に保管するであろう)政府のデーターベースと照合すればよいだけで・・・割符的に使えない分、さらに、契約がマイナンバー利用で筒抜けになり、民間は、リスクを負うことになるのではないでしょうか。

〇 記述について

2023年8月5日 午後11時00分 初版

※限られた情報の中で作成している点、情報がすべて正常という点は保証しかねますが、公開情報に基づく記述です。
※記事が重複するケースがあります。

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