「つくる責任 使う責任」を知ろう

　突然ですが皆さんは、世界で生産されている食品の約3分の1が捨てられているということをご存じですか？unicefによると、日本の学校の給食でも、児童や生徒1人あたり1年間に約7.1㎏の食べ残しがあるそうです。これは決して他人事では済まない私たちが解決していかなければならない課題です。

　SDGsには「つくる責任 つかう責任」という目標があり、生産者も消費者も、地球の環境と人々の健康を守れる責任ある行動をとるように呼び掛けています。もちろんこれは、食べ物に限った話ではありません。例えば、地球の環境を守るために、資源の無駄遣いにつながるような化石燃料に対する補助金の仕組みを変えることも大切です。

　この目標を達成するためには、私たち一人一人が、製品の再利用に努め、ごみの削減に協力しなければいけません。また、エコラベルなどがついた製品を積極的に購入することも、目標の達成につながるので、ぜひお買い物の際には確認してみて下さい。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幸也　作