鮎の禁漁期は何のため?
6月18日は何の日だと思いますか?なんと、福井県最大の河川である九頭竜川の鮎釣りが解禁される日です。毎年祖父が釣ってきてくれて、とても美味しいので今年もとても楽しみです。さて、ここで疑問なのはなぜ禁漁期があるのかですよね?今回はその理由を2つにまとめてみました。
まず1つ目は、鮎が寿命が1年の両側回遊魚だからです。冬頃産まれた稚魚は川から海へ出て、春になると産まれた川へ戻って来ます。そして成長して大きくなるのが6月頃なので、禁漁期=川に鮎がいないというのが1つ目です。
2つ目は、環境保護のためです。禁漁期を設ける事で鮎の一生のサイクルを守っています。実際、鮎の一生のサイクルが守られている川は限られています。鮎を守るためには必要不可欠なのです。しかし、ダムや堰堤などの人工物の増加により鮎の数は減り続けています。遡上が妨げられてしまうからです。九頭竜川もダムや頭首工があるので、遡上がかなり厳しくなってしまっています。
いかがでしたか?私は食べる側の人間なので釣りのシステムなどはよく知らないのですが、鮎や川を守るためにルールがあり、とても大事な理由があることがわかりました。私達にも川を守るためにできることはあります。小さな事しか出来ないかもしれないですが、取り組んでいきましょう。
尊文 作
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