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バッタ害

 先日、私が好きなアニメの最新話を鑑賞しました。その中でバッタの怨霊が敵として出てきており、バッタが及ぼす食害について知ることができました。
アニメの説明によると、バッタによる食害は「蝗害(こうがい」といい、バッタの大量発生に伴う、大規模な災害のことを指します。バッタが食すのは、農作物だけではなく紙や着物、小屋、植物性のものは全て食いつくされるそうです。
バッタの成虫は1日で自分の体重と同じだけの量を食べるそうで、総量1トンのバッタの群れは)1日で2500人分の食料を消費することになります(やばすぎ)。これでは人間の食料が枯渇してしまい、飢餓におちいってしまいます。

 蝗害の対策としては、大量発生をしたバッタが産み落とした卵を、機械や化学薬品を用いて除去する方法をとっています。驚きなのはそのひろさにあり、アフガニスタンで行なわれた際は、
21000ヘクタールは機械で、81000ヘクタールを化学薬品で除去しました。全体で102000ヘクタール、東京ドーム約22174個というとても大規模な除去作業になります。
ちょっとした豆知識なのですが、
バッタは地中に産卵するため腹部が伸縮し、通常の3倍近く伸ばすことができます。
アニメでは、それを武器にして戦っていました。

日本では、蝗害は発生しないといわれていますが、SDGsを掲げる国として知っておくべき問題だと思います。
ご視聴ありがとうございました。


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