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人生相談

(相談内容)

初めまして。突然のメール、失礼致します。

先日先生のnoteを拝読し、恋愛相談を行っている方の文を見かけたのでそれに便乗し、ご連絡させていただきました。

大学時代に初めて『僕の小規模な失敗』を読み、福満先生の思考などに感銘を受け、それ以来、先生の作品を楽しく愛読させていただいています。(大学の卒業制作では福満先生や山田花子先生をリスペクトした漫画を描いたりしました)

今回、先生のご意見をお聞かせ願いたくご連絡させていただきました。誠に勝手ですがお許しくださいませ。

最近、よく目にする“反出生主義”について先生はどうお考えでしょうか?

私個人の考えでは、いくら思考を巡らせても緩めの反出生主義という考えに行き着いてしまい、それを覆したく先生の助言をいただきたいです。

今現在、私は25歳(女)で半年前に結婚しました。最近ではある程度自分の中で折り合いをつけることが出来るようになったものの、基本的に、“生きることは苦しい”という考えの基、その思考に如何に飲み込まれないか、日々、小さな幸せを感じるよう心がけながら生活しています。

ただ、私自身がそのような考えをしている為、わざわざこんな苦しい世界に子供を産んでしまうことがとても残酷な事のように思えてなりません。

子供自体はとても好きで、子育ても経験したいし、むしろ私の感情としては子供を産みたいという気持ちが強いです。自分の子供を目一杯可愛がってみたい。

しかし、ただそれも私個人の“我が子を愛でたい”という私欲の一つでしかなく、もし将来我が子に『どうして産んだんだ!こんな事なら産まれてこなければよかった!』と言われた時にただひたすら謝る事しか出来ない自分を想像してしまい、出産に対して恐怖心が生まれてしまいます。

我が子といえど別個体の人間なので、我が子を愛でたいという私欲のためにひと一人の命を生み出してしまうという行為に責任を取れる自信がありません…。

勿論、他の家庭に対しては「子供産んだりして…」と思ったりはしません。

他の家庭のお子さん、親御さんには幸せな家庭を築いて欲しい気持ちでいっぱいで、むしろ羨ましく、私も夫と我が子と温かい家庭を築きたいとは思います。

しかし、どうしても、“子供を産むことは悪いことでは無い”と、自分を納得させる理由が見つからず不安になってしまいます。

先生は、自分のDNAを引き継いだ我が子が生まれるという事についてどうお考えでしょうか??

もし反出生に対しての反対意見をお持ちであれば、是非それを伺いたいです…。

以上、

乱筆乱文にて大変失礼いたしました。

福満先生ご一家のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

何卒、よろしくお願いいたします。








・・・という相談をいただきました。いや~・・・「引き続き相談を募集しま~す!」とか書いてから、今の今まで次の相談が来なくて「僕はなんて人望がないんだろう・・・。まあ確かに高校を卒業するのに6年間もかかった人間に・・・誰も相談なんてしたくないよな~・・・」と思い、あきらめていましたら、久しぶりに相談が来ましたよ。いや~うれしいですねー。


で、相談内容の「反出生主義」についてですが、詳しくは知りませんし、高卒の僕には難しい相談内容かのように思いもしましたが、でもですね、わかります。わかります。だいたい全部わかります。いや~・・・そーいう感じわかりますよ。僕もそんな感じのことは思いますし。こう・・・厳しい世の中ですからね~・・・今の世の中。そーいう気持ち、わかります。ただですね「詳しくは知らない」ということは、ご理解ください。


何が言いたいのかというと、この文を書くために「反出生主義」とかいうのが何かを、ネットで調べたり、予備知識を得たり、そーいうことはしてない・・・ということです。そこは本当にすみません。高卒の僕は、物事を詳しく調べたりはしないのです。それでも「あー・・・反出生主義について語れるなー僕は」と思い込めるとこが高卒の強みでございます。


でもですね・・・「主義」とか名の付くものに対してですね、よからぬことを書くと、こう・・・叩かれたりするリスクもありますし、僕すぐ「勃起」とか書きますし・・・。「主義」とか付くものに対して「勃起」を中心とした発想の回答をしていくと、きっと怒る人もいると思うんですね。なのでこの先は申し訳ないのですが、恒例の「100円」とさせていただきます。でもですね、読んだとしても、どうせ「勃起」と「半勃ち」のことしか書いてないので、読んでいただける方は、こう・・・電車の中とかで適当に読んでいただけたらうれしいです。


電車で適当に読むのにふさわしい内容で書くことを目指しますし、こうなったら逆にもう電車の中以外では読んでほしくない気持ちでございます。


たかだか「半勃ち」の話が「100円もすること」と「電車の中でしか読んでほしくないという条件がついていること」のせいで、仮に誰も読んでくれなかったとしても、相談した本人の25歳の女性の方は読んでくださいね。


あとですね「電車の中で暇を潰せるなら、まあ100円くらい出してもいいかなー・・・」と思ってくれる方がおりましたら、率直に、素直に言うと、うれしいです。絶対に後悔はさせません! 


それか、もしくは、すごく後悔します! 


つまり「後悔する確率」と「後悔しない確率」は、50%ずつでございます! 


しかし! 50%という確率は、何か勝負をするときの勝率としましては、けっこう高い確率なほうだと言えると思います。


それでは、まいります!



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