覆面短歌倶楽部 要項
【変更】「応募方法」「応募日程」を変更しました。(2021/3/7)
【変更】「短歌の表記について(ー、~、その他記号などの読み方)」を変更しました。(2020/12/23)
【追記】「短歌の表記について(半角文字、アルファベットの取り扱い)」を追記しました。(2020/12/1)
【変更】「短歌の表記について(レイアウトは一行です)」を変更しました。(2020/12/1)
【追記】「短歌の表記について(ー、~、その他記号などの読み方)」を追記しました。(2020/11/30)
覆面短歌倶楽部とは
作者を明かさず、短歌をあいうえお順に並べただけ。それが「覆面短歌倶楽部」です。
誰がどの短歌を作ったかは秘密。
作者は次回号にて公開します。
作者自身のイメージに影響を受けることなく先入観ゼロで短歌を読むための企画です。
企画・編集をあの井(@__anoi__)が執り行います。はじめてのことですので行き届かないことも多いかと思いますが、よろしくお願いします。
応募方法
下記三点を覆面短歌倶楽部のTwitterアカウント(@fukumen_tanka)で公開しているGoogleフォームにてお送りください。
※Googleアカウントを持っていない等でGoogleフォームを利用できない方はTwitterDMでも受け付けております。お気軽にお声掛けください。
◆筆名
・次回号で作者発表する際に公開いたします。同時にTwitterアカウントも掲載します。アカウント非公開をご希望の方はフォーム内「アカウント名」欄を空欄にしてお送りください。
◆短歌
・自由詠/二首まで。一首のみでも勿論かまいません。
・読み仮名の表記(ルビ)の指定があればフォーム内「特記事項」にご記入ください。
◆初句六字のふりがな
・五十音順にするための項目です。
初句被りが生じることもふまえ、あたまの6音(ひらがなにして6文字)をお書きください。
例1)短歌→同棲を始めた社内カップルを柔軟剤探偵が見破る
初句から6音までのよみがな→どうせいをは
例2)短歌→ネオシティポップを泳ぐ僕たちもおにぎりの具は塩サバが好き
初句から6音までのよみがな→ねおしてぃぽ
※一度投稿した後でも編集は可能です。
応募日程
締切:毎月1日23:59まで
PDF公開:同月8日予定(このnoteにて公開)
ネットプリント公開:同月10日前後予定
ちなみに、全ての作品がそろった締め切り後からPDF編集を行いますので、ギリギリの応募でも全く差し支えありません。ゆっくりお考え下さいませ!
要項詳細
◆既出作品OK
・企画特性上、既出作品は作者が分かってしまう可能性があります。企画をお楽しみいただくために出来るだけ未発表作品をお勧めいたしますが、既出もOKとしますのでお気軽に出詠ください。
・コンテスト、賞、その他公募などに出されている短歌を含む場合、そちらの既出条件はご自身でご確認いただくようお願いいたします。
◆ランキング、歌評はいたしません
・本当に並べるだけです。あなたの一番好きな短歌がその号の首席です。
◆ #覆面短歌倶楽部
・PDF公開後、 #覆面短歌倶楽部 のハッシュタグをつけてTwitterで感想を呟いてみましょう。全ての短歌に「あ-01」「い-05」など番号を振りますので、自分の番号の感想が呟かれているか確認もできます。
・特性上、作者名が載らないまま短歌が世に出ることになります。ご理解いただいた上でご参加いただきますようお願いいたします。
◆覆面剥ぎ
・次回号にて覆面剥ぎ(作者発表)を行います。
禁止事項
◆作者が分かるような単語(筆名・アカウント名・その他特徴的な口癖など)を短歌の中に入れる事
・現在(2020.11.30)、折句(短歌の中に特定の単語を散りばめさせること)はセーフとしています。ただ、あからさまなもの(筆名以外すべてひらがな、筆名部分だけ不自然にカタカナ)などはご自身の判断で構いませんので控えていただければと思います。判断に迷った場合は遠慮なくDMなどでお声掛けくださいませ。
あくまでも匿名性を楽しむ、というだけですので仮にバレてしまっても差し支えありません。
◆次回号までに作者名を明かすこと
・作者の方→自作である旨を公表するのは次回号が出てからでお願いいたします。
・読者の方→既出OKですので作者が分かる作品も出てくるかと思いますが次回号まで言及はお控えください。作者の予想としてどなたかの筆名を出す(例:「あ-01の短歌は○○さんっぽい」)などは差し支えありません。
◆悪意のある自作発言、および盗作に準ずる行為
◆誹謗中傷、悪口など
上記は覆面短歌倶楽部の特性上、お控えいただきますようお願いいたします。
短歌の表記に関して
◆体裁は縦書きです
・半角文字は全角へ変更させていただきます。(縦書きにする際に半角がずれる可能性があるためです)
数字やかっこなどで半角をご希望の方はご相談ください。半角スペースはそのまま表記できますので半角のまま掲載いたします。
◆レイアウトは一行です
・通常の分かち書き(上句と下句に分けて二行で表記する事)は原則承っておりません。
→2020/12/1【変更】分かち書きOKとします。フォーム内で分かち書きを行ってください。
◆読み仮名(ルビ)の表記は可能です
・ルビを振りたい部分があればお教えください。
◆ー、~、その他記号などの読み方
・原則、伸ばし棒はExcel昇順に準じて扱います。
例1:ラーメン(表記)→らーめん(読み)
例2:らーめん表記とらあめん表記とでは「らーめん」の方が先
→らーめん→らあめん→らいおんのような順番に並びます。
・記号も同じくよみがなの順ですので、ご希望の読み方をご指示ください。
◆半角文字、アルファベットの取り扱い
・半角文字について、体裁が縦書きですので基本的には全角へと変更させていただきます。半角をご希望の方はご相談ください。
・アルファベットについて、こちらは半角でも全角でも構いませんが下記の方に横に倒れたような並びになります。
下記のように縦に向けたい場合はご相談ください。
最後に
覆面短歌倶楽部は2020/11/1に始動した、できたてほやほやの企画です。
なぜこの「覆面短歌」を行おうと思ったのか、少しだけお話させてください。
短歌の世界には結社、歌会、同人など様々な「場」があります。
その「場」の一つとして、交流が気軽で反応も貰いやすいTwitterは人気があり、現代短歌をされる方のほとんどはTwitterを利用しているのではないのでしょうか。
Twitterは歌人の短歌以外の日常的な部分も見ることができ、それは歌人の直接的なイメージにも成り得ます。
ネットというものは独特の雰囲気を持っており、特にTwitterのようにフォロワー数などで「有名」かどうかを数字で把握できる媒体は多く、それもまた歌人のイメージに先入観を与えるものです。
正直なところ、「本を出している作家だからいい作品だ」「Twitterで有名な○○さんが作った短歌だからおもしろい」「この間見た○○さんの連作がおもしろかったから次も面白いはず」というような先入観、期待と共に誰もが持ってしまうのではないでしょうか。
昨日まで気軽に交流をしていたフォロワーが賞を受賞した時、
同じ同人にいたはずの歌人の本の出版が決まった時、
同時期に短歌を始めた友人のフォロワーがどんどん伸びていく時、
なんだか急にその人が先生になったような気がして立場や作品の優劣までひっくり返ってしまうような感覚になってしまいます。
そんな先入観を一切ゼロにして短歌を読んでみたい。
そう思ってこの覆面短歌を立ち上げました。
昨日短歌を始めた人も、十年以上短歌をしている人も、本を出している人も、みーーーんな横並びです。
ランキングも評もつけないので、あなたが一番好きだと思った短歌が首席なのです。本来短歌ってそんな程度でいいんじゃないかと思います。
歌会や批評会が短歌を高めるものだとすれば、覆面短歌倶楽部は短歌をただ眺める展示会だと思ってください。
美術館に行って作品を眺めるときのように純粋に作品だけを見ていただけたらなと思います。
自分語りが長くなってしまいましたが、覆面短歌倶楽部への出詠お待ちしております~~!!!