魔の土曜日は続く。

私は毎週土曜日は必ず仕事のシフトは休みにして貰っている。
それは息子にいつでも会えるようにする為に。
息子は土曜日が小学校が休みで、元夫も土曜日が仕事休みで、息子の送り迎えが出来るから。
でも毎週土曜日休み取っても、毎週会える訳では無い。
元夫の都合がつかないと、息子とは会わせて貰えない。
しかし、今年は気が付けば、一度も会ってない。
会えない土曜日が毎週続くと言う、地獄の日々を送ってた。
元夫にいくら連絡しても、返事は無く、終いには無視される事が続き、それにキレた私は元夫と一触即発の危機にまで及んだ。
家庭裁判所に面会交流の不服申し立てまで、訴えようかと思ってたけど、そうしても家庭裁判所は月１回２時間の面会交流コースの審判を下すんだろう。
月１回の２時間と言う短い時間で、何が出来ると言うのだろう。
それに今まで１度も会わせてない元夫が、ちゃんと守ってくれると言う保証も無い。
徒労に終わるのが目に見えてる。
悔しいけどこれが日本に住んでる者の現実だ。
親権の無い別居親は、本当に非力なんだと思い知らされる。
悔しいのは、これだけ会いたいと思って、一生懸命元夫に訴えてる事が、息子には一切伝わらない事だ。
私がまるで会いに来ないみたいに思われてるんじゃないだろうか。
こんなに息子の事を考えて、思ってるのに。
この悔しさをぶつけられる所も無く、毎週土曜日が魔の日となって、私を苦しめる。
もういっそ土曜日なんか無くなってしまえ。
土曜日が嫌いになりそうだ。
もう休み取っても仕方ないのかなと、諦めモードになってしまいそうな自分を、何とか支えるのに精一杯な土曜日である。