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必ずしも正しいとは言えない。

息子に会えないまま、1年以上が過ぎた。
もう正確な日数は数えてない。
会えなくて苦しかった時は、本当に元夫に苛立っていたし、憎んでいた。
どうして息子に会わせてくれないのかと。
何度も何度もお願いしても、全く返答も無く、無視され続けた。
とても屈辱的だった。
何でこんなに情けない思いをしなくてはいけないのだろうと。
私は息子に会いたいだけだ。
息子と関わりたい、ただそれだけだと。
元夫に共同養育の提案もしたことがあった。
私にも息子の養育に携わらせて欲しいと。
でも元夫はそれを拒否した。
息子を悲しませたくないからと。
私が関わるのは、息子を悲しませる事になるのか?
そんなの納得行かない。
私はもう我慢出来なかった。
面会交流調停を申し立てようと思った。
元夫に一矢報わなければ、気が済まなかった。
私から息子を奪おうとするする者は、誰でありうと許せなかった。
やられっぱなしは、絶対に嫌だった。
鬼にでも悪魔にでもなってやるつもりだった。
でもそれを実行しなかった。
面会交流調停をした所で、私の望み通りの結果を得られるとは思えなくなったからだ。
例え面会交流するように、会う頻度とか決められたとしても、それはとても息子と深く長く関われるものではないから。
そして結果が出るまで、長期間かかってしまうから。
そんなに時間がかかってしまったら、息子はもう大人になってしまう。
やるだけ無駄だなと思った。
それに息子は、「私より友達に会う方が優先。」と言い出しているので、もう会うのは諦めた。
もう必ずしも正しいと思うことをやったとしても、望ましい結果を迎える事もあるのだなと思うようになった。
息子の事は半ば諦めてる。
それはもう仕方ない。
今は何の感情も湧かない。

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