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楽しむための〇〇〇を作ってみよう!!【特別支援学校現場より】

あなたに足りなくなってきてい力・・・
それは「楽しむ力」です。

楽しむ力が落ちている・・・

それは
行事を企画する、授業の内容、今日の活動を考える。
これやったらあの子喜ぶなあ、○○くん絶対食いつくよね、
そんな子どもたちが喜んでいる姿を実際に想像しながら
わたしたちが、メージして考えていますか?ってことなんです。


楽しいってね
笑う、とかその一瞬、一時的なものでなくて、
楽しいの時間軸はぐんと長い時間でも捉えられるんですね。

例えば、
打ち込むこと自体が楽しい。絵を描くとか、何かを作るとか、
時を忘れるくらい熱中する。
今日の授業、あっという間に終わっていた
あと、校外学習を前の日から楽しみにしている。

これらも「楽しい」です。

特別支援学校の教育で
最もあの子たちの心に育てたいこと、
それは「楽しい」の種類を増やすことです。

そもそも、楽しいはずなんですよね学校生活は。・・・
学ぶことも楽しいんです。

あの子たちも好きなんです。楽しいこと、
知ってる!わかる!そういうこと!!
でも
ね、わかんない、おもしろくない、、、、
楽しくない・・・


例えばお金・・・についてです。

お金の勉強をするときに机の上で、
プリントで計算、マッチングばっかりやってませんか?

もう少し加えるなら、具体物を使ったとしても、
おもちゃでやってたらだめですよってことです。
数の意味理解も大切でしょうが、
今度買いに行くハンバーガーは140円だと、
じゃあまずは140円、

白いお金が一枚、茶色のお金が4枚やねって。
それがわかることがまずはと思いませんか?

お金の勉強なら、
ホンモノでやってること、
ホンモノに触れさせることで、
生活とを結びつける、
リアルに経験させてあげたいですよね。

でもホンモノのお金を扱うために
お金って大切、価値のあるものという学びについてはどうしましょうか。
モノの扱いが雑になってしまうあの子に
お金を投げたり、落としたりしないように
どうやって指導しましょう?

それは
お金を使う目的は何?
お金って価値がある、
お金って大切ってわかるための楽しい仕掛けは何?

目のまえの価値あるものとちゃんと
交換するためにはどうしたらいいんでしょうか?

例えば、お金初心者さんなら、
自動販売機のジュースがいいかもしれません。
おつりとか、レシートとか待ち時間とか気にしなくていいので、。

で、少し経験をつんだら、
大好きなハンバーガーでもポテトでもドーナツを買いに行く。

ハンバーガーは白いお金1枚と茶色のお金が4枚必要で、お金をトレイの上にちゃんと置かないとハンバーガーには変えてもらえないってこと
経験として学ばないといけませんよね、

そうやって学校でも本番に近い形で経験させてやる。
そして本番、学校のようにゆっくりとは経験できないかもしれないけど、
ホンモノにふれれるなんて最高じゃないですか。。。
買い終わったときのあの子たちの表情はとても豊かです。

実体験すること、あー楽しかった、面白かった、できたよ!!
おいしかった!!
またやりたいなあ・・・そうやって、それをあの事たちの心に印象づける。

そう、リアリティの中で
体験して、心を動かすこと、、、
これが楽しい!!あの子たちの人生の学びに楽しいが必要です。

でもこの心を動かすための楽しい「しかけ」がないから、
なくなってきているから、
あなたの目の前のこどもの問題行動がふえてきているのかもしれません。
何やってるかわからない、おもしろくないって・・・。

その楽しむための仕掛けを作れるのはあなたです。
あなたが、楽しんでいること、あなたが、こどもたちが喜んでいる姿を想像することなんですね。




経験したハンバーガーを買う事、
買って、おいしく食べれたこと、
この経験が、ひょっとしたら、1週間の楽しみ・・・になって、
週末のハンバーガーを楽しみに
いろんなことをがんばれたり、
お手伝いをするきっかけになったりするかもしれませんね。


私の今の楽しみ、、、それはYouTubeやnoteの原稿を作りながら、

ちょっと高いりん〇のチョコをほおばること。。。むふふ。。。


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