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家では食べないゆきちゃんの話②:特別支援学校現場より

学校ではいい感じ!!でもおうちでは、つい習慣や大人の行動にひきずられて力が発揮しにくいゆきちゃん。

ご家庭でも同じように自分のことは自分で。。と思いますよね。

ここで、まずはもう一度
ご家庭での困り感とお母さんはどうしていきたいのか。。。
今までの様子を伺ってみましょう。                  そして、学校と家庭をまず どのように つなげるのか。。。を考えます。

学校でできているから
はい、お母さんも同じようにやって・・・
大人が同じ態度でやらないとできるようにならないよ          は正論かもしれませんが厳しいと思います。

何が厳しいかっていうとお母さんにそれを伝えるのは厳しいです。
子どもたちは思った以上に、色々決めちゃってるんです。
それは、
自分が獲得した行動をパターンをこうあるものだと           決めてしまっているってことです。
お母さんは食べさせてくれる人、自分は待っておくだけ、
それも6年、7年そのパターンで生活されていたことを考えると
よほどのお母さんの「変える!!」というエネルギーが強くない限り、     難しいのがわかります。

突然「一人で食べてね!」どうぞどうぞといったところで、
こどもにしたら ?はてな?
お母さん今更何言っているの?ってなっちゃう。

子どもの抵抗も大きいだろうし、
お母さんにしてみたら、せっかく挑戦してみたのに・・・
やっぱりだめでした…
学校ではできているのに家でできない私は
なんてダメなんだろ・・・ってことになりかねません。               
だからお母さんの頑張ろうとする気持ち、不安な気持ちは
そこの部分は担任が心を支える、
毎日お母さんががんばっていたから
ゆきちゃんは褒められて喜ぶような
こんなにいい子になったんですよね。って伝えます。


そしていつから・・・です。
ご家庭でのごはんを食べるを挑戦になるとだいだいは晩御飯ってことになりそうですよね。

夜ごはんっていうと一日の終わり、家族との団らんが楽しい時間帯ではありますが、
つかれもたまっていること。。。
家でもうひとがんばりする、食事へのアプローチは条件にしたら難しい点があります。

そこで考えたのが、
まずゆきちゃんが学校の給食で一人で食べている姿を実際にみてもらって、
おかあさんにその場でゆきちゃんを褒めてもらう。

大好きなお母さんに褒められるのはうれしいゆきちゃんなんです。

まずは、できることをみてもらって、お母さんも食べれるゆきちゃんをイメージはしてもらって、ただ、学校でできているから
おうちでもできるようにならなくっちゃを               焦らなくてよいことを伝えました。

学校ではがんばっていて、体力を使い果たして
今でも家で眠りそうになりながら食べているそうです。

いよいよ体力がついてきて、おうちでもお着換えが自分でできるよう   になってきて
「えっへん」がでてきたり姿がみえてきた。
眠そうでないなら、大好きなお汁をお代わりする前にほんの少し野菜に挑戦してみてください。だけを告げました。

そしてお母さんも予定に余裕があって、調子のよい時に挑戦していきましょ。。。という風に作戦していくことになりました。

お母さんにも自信をつけてもらうことが大切ですね。
つい


できることはいい
できないことは力不足だから だめ。。。


安易にとらえてしまいそうですが、そうではなくて
背景にあることを捉えて、もしだめでも次の方法を考えあえる、大人同士がお互いを信じてチームになって関わっていく。そんな風に進めれば素敵ですね。

家族を丸ごと見守っていくそんな視点も特別支援学校の教師は必要。
なかなか入りにくくなってはいるのですが・・・。

最後までお読みくださりありありがとうございます!!

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