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担任変えてと言われたら③・・・認め合えたあとが大切。特別支援学校現場より

お母さん、ご家族をまず認めるってどういうことでしょうか。


昼夜逆転の子ども
夜眠る時間を決めれなくて夜中になってやっとみんな家族が眠れて
ふらふらのお母さん。
わかっています。
10時になったら寝ます!と決めて、泣こうが叫ぼうか寝ることに
一刻も早く真剣になるべきなんです。


でもそんなお母さんがふらふらになりながら毎日つないだ子育てを
答えはこう!といきなり伝えたところで、
お母さんとの関係性には何も生まれません。              できることならとっくにやっています。


だから
まずは認めることからが始まりです。
子どもが学校の先生を信頼して、お母さんのその様子をみて
子どもの変化を一緒に感じて
お母さんががんばってきたよね!と認め、                お母さんしんどかったよねと
と一緒に辛さ、もどかしさ。。。を少しでも共有できたら、

そして、あるときに、                        お母さん、夜は寝るのよって
10時になったらなにがなんでも電気消しましょうよって


お母さんの気持ちを後押しできる関係性が必要なんです。


だって、そのまま、昼夜逆転を認めていてはだめですよね。


お母さん;先生やってみてできなかった😢、

あなた:いやいやお母さんがんばったね、一回ではうまくいかない、やっただけでもすごい!でもやるよ!


お母さん:やっぱり先生できないよ。

先生:わかった、こうやってみよう。


しんどいことに蓋をせず、ちゃんと向き合える。


ここかなと思います。

だから気持を共有したり、共感したりはとりかかりやすい、       そのあとが大切なんです。


子どもの成長に必要なこと、お母さんに痛みがおこるかもしれないけど  向き合ってもらえるかということです。
そうやってお互い磨かれて子どもを通して大人も成長していくんです。


もし保護者の方が聞いておられたら
やっぱり先生ってわかってないって思った方もいらっしゃるかもしれません。
先生方にしたら、そこまでやるのと、思われたかもしれません。

私は、子ども目線で、子どもがこどもらしく生きていく、成長するため必要なことをお話させてもらっています。                  大人には嫌な話だったかもしれません。ごめんなさいね。

次回はもしこのセリフを言われてしまったらどうするか・・・
ちょっと違う視点でお話してみたいと思います。

最後までお読みくださりありがとうございました。


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